スピッツ

2017年04月24日

『醒めない』スピッツ

醒めない
スピッツ


01.醒めない
02.みなと
03.子グマ!子グマ!
04.コメット
05.ナサケモノ
06.グリーン
07.SJ
08.ハチの針
09.モニャモニャ
10.ガラクタ
11.ヒビスクス
12.ブチ
13.雪風
14.こんにちは


2016年7月27日、初登場2位
初動8.3万枚、売上13.7万枚、登場26週
Produce:スピッツ&亀田誠治、スピッツ(12,14)
ユニバーサル


スピッツの15thアルバム『醒めない』。前作『小さな生き物』から約3年ぶりとなるオリジナルアルバム。シングル「雪風」(配信限定)「みなと」(6位 2.5万枚)に加えC/Wから「ガラクタ」を収録。このうち「雪風」はボーカルが録り直されている。前作に続いて複数形態となっており初回限定盤には「醒めない」「みなと」「ヒビスクス」のMV及びオフショット映像が収録されたBlu-rayもしくはDVDが付属。また自身初となるファンクラブ会員限定盤も存在しこちらは初回限定盤の内容に加え10曲入りライブアルバムも付属する最上位盤となる。カバーモデルは女優の佐藤玲。Hey!Say!JUMPの『DEAR.』(初動25.8万枚)と同週だったため最高順位は2位だった。

先行シングル「みなと」が割と地味めだったのでアルバムも大人しい感じになるのかと思いきやまだまだスピッツは突き進んでいくぜ的な躍動感溢れる一作で驚いたし嬉しかった。タイトル曲「醒めない」はロックに胸打たれた衝動を歌うアッパーな曲で文句なしの名曲。さらにその後もロックへの衝動と往年のスピッツサウンドを良い具合に織り交ぜたナンバーが続く。個人的には「ヒビスクス」はセツナ系スピッツの究極といえる名曲でお気に入り。メンバー全員50台目前という事だが未だこんなにも「蒼い」空気を醸し出していけるのは素直に凄い。前年(2015年)にはB'z、サザン、ミスチルといった大御所らが揃ってベテランの意地を見せつけた名盤を送り出したが1年遅れてスピッツもその波に乗るような名盤を生み出したと思う。過去の大ヒット作に並んだとか超えたとかは一律で測れないので言えないがデビュー25年にしてこの勢いはやはり流石としか言いようが無い。

満足度★★★★★

初回盤Blu-ray付 初回盤DVD付 通常盤 限定アナログ盤



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2017年04月21日

『小さな生き物』スピッツ

小さな生き物
スピッツ


01.未来コオロギ
02.小さな生き物
03.りありてぃ
04.ランプ
05.オパビニア
06.さらさら
07.野生のポルカ
08.scat
09.エンドロールには早すぎる
10.遠吠えシャッフル
11.スワン
12.潮騒ちゃん
13.僕はきっと旅に出る
Bonus Track(デラックスエディション盤のみ収録)
14.エスペランサ


2013年9月11日、初登場1位
初動7.7万枚、売上12.9万枚、登場28週
Produce:スピッツ&亀田誠治、スピッツ(8,10,14)
ユニバーサル


スピッツの14thアルバム『小さな生き物』。前作『とげまる』から約3年ぶりのオリジナルアルバム。シングル「さらさら/僕はきっと旅に出る」(5位 3.1万枚)収録。初の複数形態(上位互換)であり「デラックスエディション 完全数量限定生産盤」(ボーナストラック「エスペランサ」収録、PVとライブ映像を収録したBlu-rayまたはDVD、オリジナル拡大鏡付属)、「期間限定盤」(通常盤CD、PV収録のBlu-rayまたはDVD)、「通常盤」の3形態で発売された。カバーモデルは小林亮太。スピッツのカバーモデルといえば女性が定番だっただけに男性は93年の『Crispy!』以来とかなり久々。また07年の『さざなみCD』以来5年11か月ぶりにチャート1位を獲得した。

亀田誠治をプロデュースに迎えて10年以上が経ち、完全に安心安定の作風が確立された感じもある。作品ごとのスパンが長く、毎回程よく新鮮さが保たれている故に不思議とマンネリを感じないのだろう。ここ数作の瑞々しさに加えて今作では少しザラッとしたロックな質感が目立っているようにも思うが(ストリングスを使用していないというのも大きいだろう)、総じて“いつも通りのスピッツ”のイメージで聴いて良い作品。円熟期という感じで、これまでのアルバムと比べて特別名盤だという訳でもないし特別地味だという訳でもない。移り変わりの激しい音楽シーンで、ふと目を向けるとスピッツだけはいつも変わらずそこに居てスピッツの音を鳴らしている。そんな安心感に包まれるような一作だった。20年以上のキャリアを重ねても未だ少年のような瑞々しさを保っているこのバンドは本当に無二の存在だ。

満足度★★★★☆

デラックスエディション(2Blu-ray) デラックスエディション(DVD) 期間限定盤(Blu-ray) 期間限定盤(DVD) 通常盤




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2017年04月20日

『おるたな』スピッツ

おるたな
スピッツ


01.リコリス
02.さすらい※奥田民生のカバー
03.ラクガキ王国
04.14番目の月(おるたな Mix)※荒井由実のカバー
05.三日月ロック その3
06.タイム・トラベル※原田真二のカバー
07.夕焼け
08.まもるさん
09.初恋に捧ぐ※初恋の嵐のカバー
10.テクテク
11.シャララ
12.12月の雨の日※はっぴいえんどのカバー
13.さよなら 大好きな人※花*花のカバー
14.オケラ


2012年2月1日、初登場3位
初動4.9万枚、売上9.6万枚、登場17週
Produce:スピッツ、亀田誠治
ユニバーサル


スピッツの3rdスペシャルアルバム『おるたな』。99年の『花鳥風月』、04年の『色色衣』に続くアルバム未収録曲集第3弾。04年以降でアルバム未収録だったシングルのC/Wに加え、他歌手のカバー曲を6曲収録(既存3曲、新録3曲)。またシングルでは「テクテク」(「春の歌」と両A面 5位 6.7万枚)がアルバム初収録。原田真二のカバー曲「タイム・トラベル」は2011年にフジテレビ系ドラマ『僕とスターの99日』主題歌として起用されていた。初回盤はデジパック仕様、ディレクター竹内修によるライナーノーツ「『おるたな』制作ノート」封入。

わたくしマーがJ-POPに興味を持ってから以降の時期が収録範囲ではあるものの、スピッツはアルバム主体で聴いておりシングル盤はあまり手にした事が無かった。そうなってくると当然アルバム未収録C/Wは耳にしないわけなので、こうした編集盤といえども非常に新鮮な気持ちで聴く事が出来たし満足な一作だ。C/Wならではのサクッと作った感じの曲が多く、流石にシングルに匹敵するような曲は無いもののこの素朴さこそが今作の魅力。珍しい他歌手のカバーもいくつか収録されているが草野マサムネの声で歌われるとどんな曲でもスピッツワールドに染まるのが凄い。「タイム・トラベル」なんかは原曲を全く知らなかったので最初に聴いた時完全にスピッツのオリジナル曲だと思った。

満足度★★★★☆






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2017年04月19日

『とげまる』スピッツ

とげまる
スピッツ


01.ビギナー
02.探検隊
03.シロクマ
04.恋する凡人
05.つぐみ
06.新月
07.花の写真
08.幻のドラゴン
09.TRABANT
10.聞かせてよ
11.えにし
12.若葉
13.どんどどん
14.君は太陽


2010年10月27日、初登場2位
初動9.5万枚、売上17.1万枚、登場33週
Produce:スピッツ&亀田誠治、スピッツ(2,13)
ユニバーサル


スピッツの13thアルバム『とげまる』。前作『さざなみCD』から3年ぶりとなったアルバム。シングル「若葉」(5位 3.8万枚)「君は太陽」(7位 3.2万枚)「つぐみ」(4位 3.5万枚)「シロクマ/ビギナー」(4位 2.7万枚)に加えC/Wから「花の写真」を収録。また「恋する凡人」は「つぐみ」のC/Wとして先にライブバージョンが発表されており、今作でスタジオ音源初収録となった。「探検隊」「どんどどん」はセルフプロデュース楽曲。初回盤はステッカー封入。放課後ティータイムの『放課後ティータイムⅡ』(初動12.7万枚)に敗れ最高順位は2位となり、00年の『ハヤブサ』以来1位を逃した(2枚同時発売だった『CYCLE HIT』を除く)。

ここ数作の流れそのままに非常に安定感のある聴き応え抜群の一作。シングル曲の印象が個人的にやや薄めだった前作とは異なり、今回はシングルにもキャッチーで耳に残る作品が多い。特に「若葉」や「シロクマ」の瑞々しさは素晴らしく、当時離れていたスピッツを久々に聴いてみようかなぁという気持ちにさせられた程であった。シングル以外にもタイアップが付いた「幻のドラゴン」や「えにし」を筆頭に勢いに溢れたナンバーが豊富で素晴らしい。全体的なバランスも良く、「とげ(ロックな部分)まる(ポップな部分)」というアルバムタイトルはまさに絶妙だったなと思う。

満足度★★★★☆






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2017年04月18日

『さざなみCD』スピッツ

さざなみCD
スピッツ


01.僕のギター
02.桃
03.群青
04.Na・de・Na・deボーイ
05.ルキンフォー
06.不思議
07.点と点
08.P
09.魔法のコトバ
10.トビウオ
11.ネズミの進化
12.漣
13.砂漠の花


2007年10月10日、初登場1位
初動11.6万枚、売上21.5万枚、登場15週
Produce:スピッツ&亀田誠治
ユニバーサル

2008年12月17日(SHM-CD)


スピッツの12thアルバム『さざなみCD』。シングル「魔法のコトバ」(5位 11.4万枚)「ルキンフォー」(3位 4.9万枚)「群青」(4位 4.6万枚)収録。初回盤はスリーブケース仕様。シングルコレクションを挟み、前作『スーベニア』からは約2年9ヶ月ぶりのオリジナルとなった。08年12月17日にはSHM-CDとして再発されている。

前作の延長線上という感じで、期待通りのいつものスピッツが展開された充実作。リアルタイムではこの時期のシングルがあまりピンと来なくてこのアルバムも手にとってなかったのだが、数年おいて聴いてみたらかなり胸に響いてきた。近年ではこの3シングルの良さにも気づいてきたし、更になんといっても実質タイトル曲の「漣」がとにかく名曲すぎる。大海原を飛び回るような大自然の空気が楽曲全体に溢れている快作だ。この曲をシングルとして切っても良かったのでは? 「漣」の影響か、アルバム全体も非常に瑞々しい空気に満ちているようにも感じる。ポップで可愛らしい「Na・de・Na・de ボーイ」や、繊細な歌詞・メロディーが胸を打つ「P」など隠れ名曲も満載。

満足度★★★★★

 08年SHM-CD盤




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