歌手別レビュー あ行

2017年03月22日

『BEST WiSHES』I WiSH

BEST WiSHES
I WiSH


01.明日への扉
02.もう一度…
03.帰らぬ日々よ
04.ふたつ星
05.サマーブリーズにのって
06.Flower
07.約束の日
08.あなたが旅立ったあの春のにおい
09.キミと僕
10.Tomorrow
11.Precious days
12.最後のホーム
13.明日への扉 Orchestra version


2006年2月8日、初登場10位
初動1.9万枚、売上3.4万枚、登場6週
SME Records


I WiSHのベストアルバム『BEST WiSHES』。実質シングルコレクション的な内容であり、それまでの全シングルの表題曲とカップリング曲を順番に収録している。ボーナストラックとして「明日への扉」のオーケストラバージョンも収録。初回限定盤にはPV等を収録したDVDが付属している。解散から1年近く経ってからの発売だったがベストは需要があったのかTOP10入りを果たした。

やはり1曲目「明日への扉」から6曲目「Flower」までは神秘的なオーラに包まれているような独特の良さを感じる。個人的にこの時期のカップリングは1st・2ndアルバムのオリジナル曲よりも良いと思うのでシングルコレクション的な今作の構成はまさにベスト。7曲目以降からはガクッとキレが無くなってしまうような感じもするのだけど、決して悪い曲というわけでは無く「明日への扉」や「ふたつ星」と比べるとあくまで普通レベルという印象。まあこれからI WiSHを聴いてみようという人は今作を手に取ればまず間違いないだろう。これで『WISH』収録の「I wish」も入っていればさらに決定盤だったんだけどもしょうがないか。

満足度★★★★☆

 初回盤DVD付  通常盤




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2017年03月21日

『WISH』I WiSH

WISH
I WiSH


01.キミと僕
02.いい日旅立ち※山口百恵のカバー
03.Best Friend
04.夏の幻
05.幸せのうた
06.約束の日
07.15の夏
08.SHA-LA-LA
09.I wish
10.Precious days


2005年3月24日、初登場17位
初動1.4万枚、売上3.3万枚、登場9週
SME Records


I WiSHの2ndアルバムにしてラストアルバム『WISH』。シングル「約束の日」(12位 4.0万枚)「キミと僕」(14位 2.1万枚)「Precious days」(17位 1.5万枚)収録。「いい日旅立ち」は山口百恵のカバー。aiが川嶋あいとしての活動に専念するため、今作をもってI WiSHは解散した。ブックレットでは前作と異なりaiもnaoもしっかり顔が写っている。

カバー曲「いい日旅立ち」が何故か2曲目という微妙な位置に置かれているのがまず謎。さらにその後「Best Friend」や「夏の幻」といったどこかで聞いたことあるような曲名が続くのでパッと見カバーアルバムなのか?と疑いたくなってしまうではないか(「いい日旅立ち」以外はちゃんとしたオリジナル曲なのでご安心を)。しかしこのアルバム、前作同様後追いで聴いたんだけど前作以上に微妙な印象…。当時、シングルの段階で「キレが無くなったなぁ」と思っていたのだが10年以上経った現在聴いてもやはり印象は変わらなかった。当たり障りの無いすっごく普通の曲たちが延々並んでいるという印象で何回か聴いても記憶に残らない。前作と異なりaiの作曲した曲が一つも無いし…やはり既に彼女のやる気はソロの方に向かっていたのだろうか。ただ9曲目「I wish」だけは頭二つくらい抜けた名曲だと感じた。出来ればこの曲もベスト盤に入れて欲しかったのだが…。

満足度★★☆☆☆






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2017年03月20日

『伝えたい言葉~涙のおちる場所~』I WiSH

伝えたい言葉~涙のおちる場所~
I WiSH


01.明日への扉
02.サマーブリーズにのって(Sweet Palau Mix)
03.さよならの雨
04.風になれっ!
05.ふたつ星
06.UTS-この世界の下で
07.December
08.FlowerⅡ
09.クラスメイト以上…
10.☆キラキラ☆
11.光が指す未来へ
12.I


2003年10月1日、初登場2位
初動13.8万枚、売上37.9万枚、登場26週
SME Records


I WiSHの1stアルバム『伝えたい言葉~涙の落ちる場所~』。シングル「明日への扉」(1位 77.4万枚)「ふたつ星」(6位 10.0万枚)に加えC/Wから「サマーブリーズにのって(Sweet Palau Mix)」を収録。「明日への扉」がフジテレビ系列『あいのり』主題歌としてデビュー曲ながら70万枚超えの大ヒットを飛ばし一躍時の人に。続く「ふたつ星」は10万枚と売上を落としたが、今作は初のアルバムという事で期待が高まっていたのか40万近いヒットとなった。アルバムでは自身最高売上。ケツメイシの『ケツノポリス3』(初動29.1万枚)に阻まれ最高順位は2位。ブックレットではaiの顔はややぼやけながらもしっかり写っているが、naoの顔は光に遮られて判別不能

2003年当時、「明日への扉」と「ふたつ星」のシングルはリアルタイムで買っており、カップリング含めてかなりの名曲を歌うユニットだなと思っていたのだがこのアルバムは何故かスルーしていた(「ふたつ星」から今作までの僅か一ヶ月ちょっとの間で急速にI WiSH熱が冷めてしまったのだろうか?当時の僕よ!)。なのでかなり後追いで今作はチェックしたんだけど、うーん…。全体的に悪くは無いんだけど、シングル2曲を超える曲は無いように思う。シングル2曲が大名曲過ぎて他が霞んでしまうってのもあるんだろうけど。ただシングルのカップリングに収録されていた曲たち(今作には「サマーブリーズにのって」以外未収録)は未だに良いと思えるので、やっぱリアルタイム補正があるか無いかも大きいのだろうか…。中学生時代にリアルタイムで今作を聴いていればもっと名曲揃いに思えたのかもしれないが、現在の感覚ではそこまで良くも悪くも無い普通の曲たちという印象だった。青春のキラキラ感みたいなのは伝わって来るけどもね。「ふたつ星」カップリングで当時好感触だった「サマーブリーズにのって」も何故か妙にまったりしたアレンジにされちゃっていて残念。これならシングル収録のバージョンのが良い。

満足度★★★☆☆






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2017年03月17日

『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』THE YELLOW MONKEY

イエモン-FAN'S BEST SELECTION-
THE YELLOW MONKEY


01.悲しきASIAN BOY
02.パール
03.太陽が燃えている
04.プライマル。
05.WELCOME TO MY DOGHOUSE 2013※リミックス
06.追憶のマーメイド
07.BURN
08.SPARK
09.楽園
10.真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)
11.SO YOUNG
12.天国旅行
13.SUCK OF LIFE※2ndアルバム収録バージョン
14.花吹雪
15.JAM
16.バラ色の日々


2013年7月31日、初登場2位
初動4.2万枚、売上7.3万枚、登場14週
日本コロムビア


THE YELLOW MONKEYのベストアルバム『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』。デビュー20周年記念プロジェクトの最後を飾る企画として制作された自身初のファン投票によるベストアルバム。2013年5月20日から同年6月20日までの1か月間に投票が行われ、投票結果の上位16曲がカウントダウン形式で収録されている。活動初期~中期に在籍していた日本コロムビアからの発売であるが、投票はBGMファンハウス(現アリオラジャパン)移籍後も含むすべての楽曲が対象となった。リマスタリングは同年12月の一斉再発盤と同様Ted Jensenが担当。また「WELCOME TO MY DOGHOUSE」は22年前のマスターテープを基に新たなリミックスが施された2013年バージョンとなっている。ジャケットにはお笑いコンビ・野性爆弾の川島邦裕が起用された。初回限定盤にはTV出演時の映像をまとめたDVDが付属。収録時間の80分55秒は単一アーティスト作品・オムニバス作品含め世界最長の長さであるという。再集結後の2017年5月21日にはデビュー25周年記念として今作と同じ楽曲を新たにレコーディングし収録(曲順も同一である模様)したアルバム『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』をリリース予定。

ファン投票によって制作されたベストという事で、新規リスナーよりはかつて聴いていたファンが改めて往年の名曲を懐かしむための一作といった趣き。バージョン違い等を除いて考えれば『MOTHER OF ALL THE BEST』とは「プライマル。」「WELCOME TO MY DOGHOUSE 2013」「バラ色の日々」以外の13曲が被っている。なので『MOTHER OF ALL THE BEST』の3枚をギュッと凝縮したらこうなるかなという感じはする『MOTHER OF ALL THE BEST』ではちょっと重たいと思う人には良いかもしれないがその場合はシングルのみに徹した『SINGLE COLLECTION』『GOLDEN YEARS Singles 1996-2001』コースの方がオススメなので外向けにはやはり中途半端な内容であると思う。2~3枚もベストを聴くのはしんどい、けど代表シングル以外のアルバム曲も少しは押さえたい、というならば今作を選ぶと良い。往年のファンやある程度聴いてきたリスナーにとっては「WELCOME TO MY DOGHOUSE」のリミックス、更にTed Jensenによる迫力満点のリマスターがポイントとなるだろう。04年の『MOTHER OF ALL THE BEST』と比較してもかなり音の迫力が増していると感じるので好感触。

楽曲の良さは文句なしだし、総合的には良いアルバムだけど、個人的には投票結果が王道すぎて若干物足りないような気もした。「楽園」に至っては『SICKS』『GOLDEN YEARS Singles 1996-2001』『MOTHER OF ALL THE BEST』、『COMPLETE SICKS』、そして今作という事でもう5回も収録されている事になり名曲とはいえ何回聴かされんねんコレ!!!!という気持ちになる。

満足度★★★★☆

 初回盤DVD付  通常盤(期間限定生産)




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2017年03月16日

『MOTHER OF ALL THE BEST』THE YELLOW MONKEY

MOTHER OF ALL THE BEST
THE YELLOW MONKEY


DISC.1
01.NAI
02.SPARK
03.楽園
04.TVのシンガー
05.Tactics
06.球根
07.BURN
08.LOVE LOVE SHOW
09.HOTEL宇宙船
10.カナリヤ
11.パール
12.花吹雪
13.JAM
14.空の青と本当の気持ち

DISC.2
01.LOVERS ON BACKSTREET
02.夜明けのスキャット
03.天国旅行
04.創生児
05.This Is For You
06.嘆くなり我が夜のFantasy
07.熱帯夜
08.真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)-Live Version-
09.悲しきASIAN BOY
10.SUCK OF LIFE-Album Version-
11.Father
12.人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)
13.SO YOUNG

DISC.3(初回限定盤のみ付属)
01.LOVE LOVE SHOW(English Version)
02.BULB
03.O.K.
04.NEW YORK CITY LOSER
05.HEART BREAK
06.DEAR FEELING
07.GIRLIE(Original Mix)
08.ネバーギブアップ
09.サイキックNo.9(LIVE)
10.MOONLIGHT DRIVE
11.HONALOOCHIE BOOGIE
12.太陽が燃えている-Demo-※未発表音源
13.追憶のマーメイド-Original Lyric Version-※未発表音源


2004年12月8日、初登場5位
初動14.1万枚、売上28.9万枚、登場14週
Produce:吉井和哉
ファンハウス

2013年12月4日(リマスター・Blu-spec CD2)


THE YELLOW MONKEYのベストアルバム『MOTHER OF ALL THE BEST』。04年7月に解散を発表した直後の作品であるため解散に伴うベストアルバムという趣き。キャリア初となるメンバー公認の2枚組ベストアルバムである。これまでに在籍したレコード会社の枠を飛び越えたオールタイムな選曲となっている。初回限定盤にのみDISC.3が付属。そちらにはアルバム未収録のカップリング曲の他、「太陽が燃えている」のデモバージョン(歌詞が一部異なる)、「追憶のマーメイド」のオリジナル歌詞バージョン(歌詞が過激だという事で修正された)等の未発表音源が収録されている。2013年12月のリマスター再発では通常盤2枚組のみが対象となったため限定だったDISC.3のリマスター再発は行われていない模様。

DISC.1
「SPARK」や「JAM」、更に最大ヒットの「BURN」など有名シングルを中心に選曲されている。ただアルバム未収録のカップリング曲「NAI」を1曲目に持ってくる等の拘りはやはりメンバー監修故なのか。5th『FOUR SEASONS』でもラストを飾っていた「空の青と本当の気持ち」でどっしり締められているのもあってアルバムとしての流れも良い。

DISC.2
DISC.1同様にカップリング曲で幕を開けるという事でやはり拘りを感じる。「LOVERS ON BACKSTREET」は『TRIAD YEARS actⅡ』にも入っていたが、こうして目立つ位置に置いた事でグッと存在感が増しているように思う。こちらはブレイク前のシングルに加え、アルバムの名曲を中心にセレクトしている。ここに選出されているアルバム曲はどれもイエモンを聴く上で外せない重要な曲ばかりであり、個人的にこのDISC.2には隙が無い。完璧な布陣であると思う。このDISC.2を良いと感じるようだったらオリジナルアルバムを手に取る事をオススメする。ファンにとっては名曲の宝庫であり、初心者にとってはオリジナルアルバムへのガイドとしての役割を果たす素晴らしい内容である。

DISC.3
初回限定盤にのみ付属のDISC.3はレコード会社移籍後のアルバム未収録カップリングを中心にまとめてある。やはりカップリングという事で一風変わった曲が多くこのDISCに関しては完全ファン向けでベストアルバムという感じはしない。ただ貴重な音源も収録されているので良し悪しは置いておいて持っていて損は無い。

シングルコレクションに徹していた98年の『SINGLE COLLECTION』、01年の『GOLDEN YEARS Singles 1996-2001』の2作で「SUGAR FIX」以外のシングルは網羅できるのでシングルのみを機械的に揃えたいならばそちらの2作の方が分かりやすい。メンバーの意見・意向が大きく介入しておりレコード会社のしがらみを超えた収録範囲で、代表シングルに加えアルバムの重要曲もしっかり押さえる事ができるという点に今作の価値はある。時系列では無く流れも意識されているのでしっかりとした一つの作品として聴けるのも大きい。実質カップリング集となっているDISC.3はさすがにベストとは言い難いので別物として考えて、ひとまずDISC.1・DISC.2のみの通常盤が一番バランスが良いと思う。全体的に6thアルバム『SICKS』にやや偏っていたりはするものの、個人的には数あるイエモンのベスト盤の中で最もオススメであり決定盤と言えるのは今作である。しかしファン人気の高い「バラ色の日々」を含めたアルバム『8』期の実験3部作、及び末期のシングル群が未収録なのはやはりこの時期のシングルはメンバーの思い入れが薄いという事の表れなのだろうか…。

満足度★★★★★

 初回盤(3枚組)  通常盤(2枚組)  2013年リマスター盤(2枚組)



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