ICE BOX

2014年10月15日

ICE BOX アルバムレビュー 1994

ICE BOX アルバムレビュー。


『The Very Best Of ICE BOX』
(1994年7月6日 最高5位 初動6.8万枚 売上16.3万枚 登場9週)

【名前/冷たいキス(lemon taste mix)/ICE BOX GIRL/フワフワ/Sun Flower Fields/七夕/Jam Session ♯1 ~みだらにダンス~/ガンジス河へ/Jam Session ♯2 ~ウッキーのヘルメット~/RISE/荒野のダンディー(The Cowboy Song)/天国のクリス/Jam Session ♯3 ~Inter play~/方舟/経験したいお年ごろ(baking powder mix)/Jam Session ♯4 ~Welcome To This Place~/落日】

『The Very Best Of ICE BOX』。森永製菓『ICE BOX』とのコラボレーションとして、女性シンガー・吉岡忍、シンガーソングライター・池田聡、ZOOの「Choo Choo TRAIN」やブラックビスケッツの「Timing」等の作曲で知られる中西圭三、後にSPEEDのプロデュースを手掛ける伊秩弘将の4人によって結成された期間限定ユニットのアルバム。シングル「冷たいキス(lemon taste mix)」(7位 48.9万枚)収録。9月に「落日」(33位 4.5万枚)がリカットされた。最初で最後のアルバムであり、『Very Best~』というタイトルだがこれはジョークで、ベスト盤という事を意味しているわけでは無いようだ。所々入っている「Jam Session」というトラックは短いインスト風味の曲。クレジットは個人名ではなく「ICE BOX」となっており、メンバー4人がほぼ4等分ずつ曲を作ったらしい。トータルプロデュースには秋元康の名前も。

中学時代、音楽番組の過去映像で「落日」を聴いて印象に残っており、さらにブックオフの片隅でいっつもこのアルバムを目にしていたが長い間手には取らなかった。このたび何の気まぐれか「聴いてみるか」と思い買ってみたところ予想外の良さに驚いた。「落日」は文句のつけようが無い名バラードだし、『ICE BOX』のCMソングだったという「冷たいキス」は夏の木漏れ日が見えてくるどキャッチーで爽やかな名曲。その他にもJ-POP王道だったり遊び心満点の曲が連発されるので聴き心地は非常に良い。インストが4曲挟まれているので曲数の割には長さを感じずに聴ける。総じて楽曲のレベルの高さが光る隠れた名盤であると思う。男性陣も歌っているが、基本的には吉岡忍がメインボーカルをとっておりこれがまた伸びやかで魅力的な歌声で好印象だ(ドリカムの吉田美和に近い系統の声だと思う)。メンバーの意志とは関係無くほぼ勝手に契約・結成・進められたプロジェクトだった(そういう経緯に激怒したメンバーも居たとか…)らしいが、作品の完成度はかなりのものなのでもう1枚くらいアルバムを出してほしかった気もする。

満足度★★★★☆






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kazeno_yukue at 17:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)