猿岩石

2013年10月30日

猿岩石 アルバムレビュー 1997-2008

猿岩石 アルバムレビュー。


『まぐれ』
(1997年9月3日 最高2位 初動15.8万枚 売上23.6万枚)

【ツキ/少年の羽根/君の青空(Album Version)/淋しさに教えられて/声が聴こえる/オエオエオ!(RE-MIX)/コンビニ/もう いない/夜明けまで もうすぐ…/白い雲のように】

有吉弘行と森脇和成からなるお笑いコンビ・猿岩石の1stアルバム『まぐれ』。日本テレビ『進め!電波少年』のヒッチハイク企画で一躍人気者となり、帰国後に開始した歌手活動では「白い雲のように」がミリオンセラーとなる大ヒット。そんな彼らのまんをじしての初アルバム。シングル「白い雲のように」(3位 113.1万枚)「ツキ」(4位 41.4万枚)「コンビニ」(6位 19.8万枚)「君の青空」(5位 13.0万枚)「オエオエオ!(RE-MIX)」(今作と同発 27位 3.4万枚)収録。

お笑い芸人が企画モノ的な感じで出したCDだと侮ってはいけない。J-POPど真ん中を行くストレートな良曲が詰まった名盤だ。軽快な良メロポップス「ツキ」で始まり、「オエオエオ!」のクールさにシビれ、「もう いない」「夜明けまで もうすぐ…」の切なさに泣き、ラストを大ヒット曲「白い雲のように」で壮大に締める。流れも完璧だ。どうしても「白い雲のように」だけがフィーチャーされがちだが、ぜひこのアルバムを通じて他にも名曲は沢山あったんだという事を知ってもらいたい。個人的にはこの後に出ているベスト盤よりも何倍もお薦めである。ちなみに「白い雲のように」以外全ての作詞を手掛ける高井良斉とは秋元康のペンネーム。

満足度★★★★★

オンデマンドCD

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『ゴールデン☆ベスト 白い雲のように』
(2008年8月20日 チャート圏外)

【白い雲のように/ツキ/コンビニ/君の青空/オエオエオ!/Christmas/君に会いに行こう/昨日までの君を抱きしめて/初恋/My Revolution/どうして僕は旅をしているのだろう/バイトの最後の日/ガラス越しに消えた夏/モーニングムーン/夏の終わりのハーモニー/BAN BAN BAN/白い雲のように(オリジナル・カラオケ)】
※カバー原曲…「My Revolution」渡辺美里、「ガラス越しに消えた夏」鈴木雅之、「モーニングムーン」CHAGE and ASKA、「夏の終わりのハーモニー」井上陽水・安全地帯、「BAN BAN BAN」KUWATA BAND
※「白い雲のように(オリジナル・カラオケ)」…ボーナストラック


ベストアルバム『ゴールデン☆ベスト 白い雲のように』。『ゴールデン☆ベスト』シリーズの1枚として、歌手活動終了から約10年経ってからリリースされた。これまでの全シングル、一部のカップリング曲、さらに1999年に発売されたカバーミニアルバム『1986』から全カバー曲が収録されている。

『まぐれ』がかなりの名盤だったのでこちらも手に取ってみたのだが何とも微妙なアルバムだった。『まぐれ』の衝撃と思い入れが強すぎるせいかそれ以降となる「Christmas」から先のシングルにいま一つ魅力を感じない。それだけならまだ良いのだが問題なのが後半に収録されているカバー曲。彼らはある意味素人っぽさの滲む歌声が豪華作家陣の書くオリジナル曲に乗る、その化学反応こそが魅力だったわけで、オリジナル曲はその魅力が存分に活きているが有名曲のカバーとなると一気にただの素人のカラオケにしか聴こえなくなってしまう。ただ原曲をあまり知らないせいか「My Revolution」だけは結構良いなと思ったが…。さらにボーナストラックが「白い雲のように」のカラオケバージョンというのも不満が残る。とにかく全シングルを網羅したい、活動の全てを追いたいという人には必要不可欠なアルバムだが、個人的には「これから猿岩石を聴いていこう」という方には『まぐれ』の方を強くお薦めしたい。

満足度★★★☆☆






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kazeno_yukue at 22:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)