相川七瀬

2015年02月13日

相川七瀬 シングル&名曲レビュー 1995-1998

僕がJ-POPに興味を持ち始めたのは2002年だったので、相川七瀬というと『ミュージックステーション』や『CDTV』の過去映像で見るロックな姉ちゃん、というのが最初の印象だった。そんな感じで何度も繰り返される過去映像を見る内に「中々良いかも…」と思いだしやがてベスト盤『ID』をレンタル。初期は織田哲郎の全面プロデュースという事で、その事実を知った時は「織田哲郎ってこんなロックな曲も作るんだ!?」と衝撃を受けたものである。4thアルバム『FOXTROT』以降の曲はそこまで聴き込んでいないので今回は1stベスト『ID』までの楽曲をレビューしよう。

ちなみにアルバム感想はこちらですのでどうぞ!


1stシングル『夢見る少女じゃいられない』
(1995年11月2日 初登場97位 最高12位 売上36.8万枚 登場18週)
記念すべきデビュー曲。チャート初登場は97位ながら少しずつ上昇して行き、翌96年2月12日付で最高位となる12位を記録した。売上では自身4番目となるが現在でも代表曲として扱われるナンバー。重たいギターサウンドが全面に出たダークロックが炸裂するがメロディーは最高にキャッチーで、J-POPとして抜群に聴きやすいし耳に残る名曲である。織田哲郎の作曲・プロデュースというとZARDのような清涼感たっぷりの爽やかポップスを連想するがその真逆を行く方向性だけに、僕も『CDTV』等の過去映像だけで聴いていた時は織田作曲だなんて思わなかった。強気なサウンドでガンガンに進んでゆくが、Bメロの〈ハートがどこか灼けるように痛いよ〉〈もう自分の涙になんか酔わない〉の部分はどこか守ってあげたくなるような切ないメロディー展開で特にグッとくる。『SUPER NOVA RACING』CMソング、フジテレビ系ドラマ『Vの炎』エンディングテーマ。
オススメ度★★★★★



―――――――――――――――――――――――――

2ndシングル『バイバイ。』
(1996年2月7日 最高19位 初動2.7万枚 売上16.7万枚 登場11週)
前作がロングヒットする中リリースされた2nd。テレビ朝日系ドラマ『ハンサムマン』挿入歌。当初「夢見る少女じゃいられない」ではなくこの曲がデビュー曲となるプランもあったらしいのだが…正直差し替えになったのがわかる位にやや地味な曲である。シングルA面というよりは良質なカップリングというような印象がある。しかし織田作曲だけあってやはりメロディーは耳に残る。ラップっぽいAメロからBメロへと切り替わる瞬間の広がりは中々心地良い。〈あなたの優しさ ただの優柔不断〉〈男らしさは子供のわがままね〉等の歌詞がまるで自分の事を言っているみたいでズキッとくる男性は多いのではないだろうか(ワタクシも含む)。ちなみに何故かスウェーデンやイギリスでカバーされヒットしているらしい。向こうの方々の琴線には触れたようだ。
オススメ度★★★☆☆



―――――――――――――――――――――――――

3rdシングル『LIKE A HARD RAIN』
(1996年4月17日 最高8位 初動5.0万枚 売上30.5万枚 登場13週)
住友生命保険CMソングとして自身初のTOP10入り。「夢見る少女じゃいられない」と同じ路線のダークロック。ダークなんだけどメロディアスという特徴も同じであり、「夢見る~」が好きな人ならばこの曲も気に入るだろうなぁという感じ。エレキギターのフレーズ一つとってもかなり耳に残るし、安定して良い曲。シングルでは初めて七瀬が作詞に参加している(織田との共作)。
オススメ度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

4thシングル『BREAK OUT!』
(1996年6月5日 最高4位 初動8.9万枚 売上33.6万枚 登場12週)
スリムビューティーハウスCMソング。前作に続いてTOP10ヒットでありまたも彼女らしい攻撃的ダークロック。明確なサビのない構成だけど平淡にはならずに、全体を通して充分耳に残るキャッチーさがある。同じような曲調を連発していたにも関わらずそれぞれの曲のキャラクターがしっかり映えているのは凄い。歌詞を見ずに聴いていた中学生時代、この曲の〈人生とか 語りだすなんて BREAK OUT! 5億年先でいい〉というフレーズを〈6年先で良い〉と勘違いしており何故6年なのか?と勝手な疑問を抱いていた。小学校に入学して卒業するまでの期間を経てやっと人生を語れるのか…?等と意味不明な結論をつけて自分を納得させていた何とも馬鹿らしい記憶がある。
オススメ度★★★★☆

「今でも…」
「BREAK OUT!」カップリング曲。カップリングながらベスト盤『ID』にも収録された。夏を感じさせる壮大で爽やかなミディアムナンバー。過ぎ去った恋を思い返す詞はかなり切ないがサウンドがとにかく爽やかで雄大なので湿っぽくは無い。この曲も収録した1stアルバム『Red』が1ヶ月後に発売されそちらは200万枚を突破する大ヒットを記録。人気はピークを迎える。
オススメ度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

5thシングル『恋心』
(1996年10月7日 最高2位 初動32.6万枚 売上112.9万枚 登場20週)
三貴カメリアダイヤモンドCMソング。初動のみで前作の累計に匹敵する売上を叩き出したが、PUFFYの「これが私の生きる道」がそれを上回る初動40.3万枚を出したため最高順位は2位。最終的にはミリオンを突破し、自身最大のヒット曲となった。90年代J-POPを代表する一曲という風格さえ纏ったナンバー。「夢見る少女じゃいられない」や「トラブルメイカー」と比較すると彼女の持ち味である攻撃的な要素は薄められており、歌謡曲的な歌メロ重視の仕上がりになっている。この時期のシングル群の中では少々異色の部類に入ると思うんだけどそれが断トツ最大ヒットっていうのもある意味皮肉(か?)というか…。ベスト盤聴いててもこの曲だけなんか別次元というか浮いているというかそんな印象がある。相川七瀬のCDで聴くよりも『90年代ヒットソング集』みたいなコンピ盤で聴く方がしっくりくるような。まぁ確かな名曲には違いないんだけど。2ndアルバム『Paradox』ではアレンジこそ変わらないが「a piece of memory」というインストが前奏として繋がっており良い。この曲が一番本領を発揮する居場所はベスト盤ではなく『Paradox』だろう。
オススメ度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

6thシングル『トラブルメイカー』
(1997年2月13日 最高2位 初動15.4万枚 売上50.8万枚 登場10週)
「恋心」に次ぐ自身2番目のヒットだが、Mr.Children「Everything(It's you)」の2週目(20.9万枚)に阻まれまたしても最高順位は2位となった。「わーわわわわー、わーわわわわー」のイントロが印象的な代表曲。デビュー時からの方向性であるダークロックがここで完成形をむかえた。全シングル中で最も相川七瀬らしい一曲であると個人的には思う。特にBメロのスピード感が最高であり、何だか漆黒の世界をバイクで走り抜けているような感覚になる。名曲だ。2ndアルバム『Paradox』では「trouble mix」となっていて別バージョンとなっているみたいだけど正直違いがわからない…。わかる方いたら至急マーまで連絡ください。
オススメ度★★★★★



―――――――――――――――――――――――――

7thシングル『Sweet Emotion』
(1997年5月1日 最高2位 初動14.7万枚 売上50.3万枚 登場11週)
『ハイチュウ』CMソング、ラジオ『ラジオ新時代』キャンペーンソング。華原朋美「Hate tell a lie」の2週目(18.9万枚)に敗れまたしても2位止まり。これで3作連続2位。結局シングルでの1位獲得は出来なかった(アルバムは1stから3連続1位)ので、狙うならばここが最後のチャンスだったと言えるが…実に惜しい。さて楽曲の方は前作から一転して、夏の青空を感じさせる爽やかポップナンバーが登場。ポップとは言っても相変わらず結構歪んだギターは鳴っているのだが、メロディーがとにかく明るくキラキラしているので全く重苦しく感じない。サビの突き抜けた爽快感は最高でありキャッチーさは抜群だ。文句ナシに良い曲。「恋心」の半分も売れていないのが不思議な位だが3番ヒットとなりこれも代表曲の一つ。楽曲的なピークは間違いなくココだった。個人的にも一番好きな曲である。2ndアルバム『Paradox』では「S.V.mix」としてバージョンが変わっているようだが「トラブルメイカー」同様に違いがわからん…。
オススメ度★★★★★

「こんなに愛しても」
「Sweet Emotion」カップリング曲。相川七瀬のバラードというのはどうもあまり良い評価を得ていない(主にネット上で)ようだがこの曲なんかはかなり良いと思う。切ないメロディーと歌声がツボ。ベスト盤『ID』では同系統のバラード「鳥になれたら」と並んで収録されていたのでこの2曲は長いこと印象が被っていた。ちなみにZARDの「こんなに愛しても」とは全く関係無い。
オススメ度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

8thシングル『Bad Girls』
(1997年11月12日 最高5位 初動8.7万枚 売上20.1万枚 登場11週)
日産自動車プリンス店系列『日産プリンス』CMソング、TBS系『CDTV』オープニングテーマ。いきなりガクンと売上が下がってしまった(なんと前作の半分以下に…)ので世間的にはイマイチな曲とか失敗作みたいに捉えられているが、よくよく聴いてみると結構良い。確かに「トラブルメイカー」「Sweet Emotion」の流れで聴くといかんせんパンチ力不足なのは否めないかもしれないがサビの起伏あるメロディーは一度ハマると癖になると思う。淡々とした楽曲全体に漂う絶望感というかある種の恐怖感はこれまでで一番かも。なんか冷たい曲なんだよね、これ。
オススメ度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

9thシングル『彼女と私の事情』
(1998年2月8日 最高6位 初動10.8万枚 売上23.5万枚 登場10週)
関西テレビ系列ドラマ『太陽がいっぱい』主題歌。前作よりも少しだけ売上は回復した。ゴキゲンなロックナンバー。彼女と私の事情!切ない想いは慕情!楽しい事全部二乗!と韻を踏んだサビは強烈で、当時はまだJ-POPに興味の無かった僕でもこの曲は知っていた。七瀬と仲の良いPUFFYの吉村由美との関係を歌ったものらしく、コーラスに吉村本人も参加している。そういえば吉村の元夫であるT.M.Revolution西川と七瀬は昔よく顔が似ているとか言われてたな。
オススメ度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

10thシングル『Nostalgia』
(1998年5月8日 最高7位 初動7.8万枚 売上21.8万枚 登場10週)
日立マクセル『マクセルMD』CMソング。デジタルチックなスピーディーロックでサビの突き抜け感は異常。スゴイ。えげつない程のキャッチーさとキラメキに心奪われる。「Bad Girls」辺りで「あれ?」と思った人もこの曲には感銘を受けたはず…なんだけど売上的にはそこまでの伸びは無く、前作を下回ってしまった。あとメロディーは文句なしに素晴らしいので、個人的にはもう少しバックで鳴ってる音に厚みが欲しかったなとも思う。やや軽く聞こえるんだよね。
オススメ度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

「○○○○?」
3rdアルバム『crimson』収録曲。『日産プリンス』CM曲。アルバム曲ながらベスト盤『ID』に収録された。シングル級かそれ以上のインパクトを持つハイテンションナンバー。このタイトルの読み方は未だに謎だが、一説によるとこの曲を聴いたリスナー一人一人が好きなタイトルを入れられるようにという意味で「ノンタイトル」と読むんだとか?
オススメ度★★★★★



―――――――――――――――――――――――――

11thシングル『Lovin' you』
(1998年11月6日 最高8位 初動5.2万枚 売上17.7万枚 登場10週)
日立マクセル『マクセルMD』CMソング。シングルでは初の単独作詞。「こんなに愛しても」のようなしっとりバラードという印象だったが、最近改めて聴き直したら結構派手にギターが鳴っていて驚いた。悪くはないんだけど、これまでのシングルと比べるとやや下の位置というか2段階程下がるイメージ。これから迎える人気の下降を暗示していたかのような暗いナンバーだ。一足先にベスト盤『ID』に収録され、結局オリジナルアルバムには未収録となった。
オススメ度★★★☆☆






このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
kazeno_yukue at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2015年02月11日

相川七瀬 アルバムレビュー 1996-1999

相川七瀬 アルバムレビュー。シングルの感想はこちらですのでどうぞ!


『Red』
(1996年7月3日 最高1位 初動56.0万枚 売上245.5万枚 登場55週)

【光と影の迷宮/夢見る少女じゃいられない/LIKE A HARD RAIN/SHAKE ME BABY/Sayonara/BREAK OUT!/GLORY DAYS/Love me/バイバイ。/最後の夜/今でも…。】

1stアルバム『Red』。シングル「夢見る少女じゃいられない」(12位 36.8万枚)「バイバイ。」(19位 16.7万枚)「LIKE A HARD RAIN」(8位 30.5万枚)「BREAK OUT!」(4位 33.6万枚)に加えカップリングも2曲収録。「GLORY DAYS」にはブランニューモンキーズの井手コウジがラッパーとして参加している。織田哲郎の全面プロデュースで95年11月にデビュー。シングルでは30万枚台のスマッシュヒットを連発していたが今作は初動からいきなり50万枚超えの大爆発。結果ダブルミリオンを突破する自身最高の特大ヒット作となった。96年の終わり時点では215万枚程の売上(年間10位)だったが、年末に『NHK紅白歌合戦』に出演した効果か翌年さらに売上を伸ばし最終的なセールスは245万枚にまでのぼっている。

織田哲郎というと爽やかなポップソングを思い浮かべるが、相川七瀬への提供曲は一貫して後ろ向きなダークロック主体。とは言えハードなエレキギターのサウンドに乗るメロディーは抜群にキャッチーで非常に聴きやすい。さすがにシングル曲のインパクトを超える程のアルバム曲は無かったし、ベスト盤『ID』を持っているならわざわざ手にする事も無いかもしれないけど、前述のように「GLORY DAYS」では突如ラッパーが出現したりとこれはこれで一筋縄ではいかない内容になっているので一度は聴いておきたい一枚。

満足度★★★☆☆

  2012年廉価盤

―――――――――――――――――――――――――

『Paradox』
(1997年7月2日 最高1位 初動70.2万枚 売上143.5万枚 登場21週)

【CAT on the Street/天使のように踊らせて/トラブルメイカー(trouble mix)/明けることのない夜 沈むことのない太陽/鳥になれたら/a piece of memory/恋心/こんなに愛しても(water version)/Love merry-go-round/Sweet Emotion(S.V. mix)/Two of us】

2ndアルバム『Paradox』。シングル「恋心」(2位 112.9万枚)「トラブルメイカー(trouble mix)」(2位 50.8万枚)「Sweet Emotion(S.V. mix)」(2位 50.3万枚)に加え、これらそれぞれのカップリング3曲も全て収録されている。収録シングル3作はそのまま相川七瀬のシングルセールスTOP3であり、シングルの売上的にはこの頃が最盛期。しかし前作を超える初動70万枚というロケットスタートをみせ3週目にはミリオンを突破したものの、累計では前作から100万以上下げる事となってしまった。

収録されている3シングルはどれも大ヒットしただけあって「これぞ相川七瀬!」といった感じの抜群に耳に残る名曲。さらにアルバム(カップリング含む)曲もシングルA面には及ばないまでも程よくキャッチーかつ期待通りのナンバーでかなり良い。特にタイアップがついた1曲目「CAT on the Street」や、MVも制作された「天使のように踊らせて」の勢いはまさに全盛期という感じ。ダークロックだけでなく割と静かめなバラードも目立つが耳あたりが良く怠く感じない。刹那的インストナンバー「a piece of memory」から曲間無しで「恋心」が始まる流れなんかはこのアルバムならではの一つのハイライト。セールス的には前作の方が爆発的だったが、内容としては今作の方が圧倒的に勢いがあって好みである。

満足度★★★★☆

paradox(2012年廉価盤)

―――――――――――――――――――――――――

『crimson』
(1998年7月8日 最高1位 初動38.8万枚 売上73.8万枚 登場11週)

【○○○○?/Nostalgia/さよならを聴かせて/眠れない夜/Night Wave/Bad Girls/fragile/Velvet moon/たまんない瞬間/彼女と私の事情/優しいうた】

3rdアルバム『crimson』。シングル「Bad Girls」(5位 20.1万枚)「彼女と私の事情」(6位 23.5万枚)「Nostalgia」(7位 21.8万枚)収録。前作以降シングル売上は一気に20万台に落ちてしまったが、アルバムでは相変わらずの強さをみせ初登場1位を獲得。ミリオンは途絶えてしまったが70万枚超えのヒットとなった。当時、女性ソロで1stから3作連続1位というのは史上初だったらしい。「crimson」とは「深紅」の意で、1stアルバム『Red』をより濃厚にした作品だというニュアンスが込められているという。

彼女らしさが全開なシングル級のロックナンバー「○○○○?」、スピーディーな痛快シングル「Nostalgia」、メロディアス性溢れるミディアムソング「さよならを聴かせて」という序盤3曲の勢いは圧巻。わけもなくテンションが上がる。冒頭だけで言うと前2作を超える勢いがあると思うが、中盤からは急に漆黒の世界観が広がりだいぶディープな雰囲気に包まれるのでまた驚く。曲と曲が繋がっている部分も多く、前2作よりもよりアルバムトータルで聴かせる作品であると思った。確かに濃厚な仕上がり。

満足度★★★★☆



―――――――――――――――――――――――――

『ID』
(1999年5月19日 最高1位 初動51.3万枚 売上113.0万枚 登場14週)

【夢見る少女じゃいられない/バイバイ。/LIKE A HARD RAIN/BREAK OUT!/今でも…。/恋心/トラブルメイカー/Sweet Emotion/こんなに愛しても/鳥になれたら/○○○○?/Bad Girls/彼女と私の事情/Nostalgia/Lovin' you/恋心(Acoustic Version)/COSMIC LOVE(アンプラグドバージョン)】

初のベストアルバム『ID』。シングル「Lovin' you」(8位 17.7万枚)がアルバム初収録。「COSMIC LOVE」のアンプラグドバージョンはシークレットトラックとして収録されている。シングル売上は下降してきていた時期だったが今作はベスト盤という事もあり前作のセールスを超え、3作目のミリオンを記録。当初の発売日は5月26日の予定だったがB-Gram RECORDSがZARDの初ベスト『ZARD BEST The Single Collection~軌跡~』を同週にぶつけてきたため、相川の連続1位記録更新のため発売日が早められた。

相川七瀬は『ミュージックステーション』や『CDTV』の過去映像で時たま見かける程度で、リアルタイムでの記憶もほとんど無いんだけど「恋心」くらいは何となく知っていたしまぁ聴いてみるか位の軽い気持ちで手に取ったのがこのアルバムだったのだがこれが大当たり。エレキギターが派手に鳴り響くロックサウンドなんだけど歌メロは抜群にメロディアスで聴いていて心地良い。特に「夢見る少女じゃいられない」「トラブルメイカー」「Sweet Emotion」辺りの突き抜け感は最高だ。織田哲郎が全面的にプロデュース・作詞・作曲を手掛けているんだけどZARD等に提供していた清涼感ある楽曲とはかなりギャップがあるので驚いた。これ以降の楽曲には今のところ特に触れていないので何とも言えないがこの時期の彼女はまさに絶頂期だったのではないかと思う。90年代J-POPが好きな方は是非。

満足度★★★★★






このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
kazeno_yukue at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)