2016年10月06日

『REFLECTION{Naked}』Mr.Children

REFLECTION{Naked}
Mr.Childen





01.fantasy
02.FIGHT CLUB
03.斜陽
04.Melody
05.蜘蛛の糸
06.I Can Make It
07.ROLLIN' ROLLING~一見は百聞に如かず
08.放たれる
09.街の風景
10.運命
11.足音~Be Strong
12.忘れ得ぬ人
13.You make me happy
14.Jewelry
15.REM
16.WALTZ
17.進化論
18.幻聴
19.Reflection
20.遠くへと
21.I wanna be there
22.Starting Over
23.未完

『REFLECTION{Drip}(初回盤)』




2015年6月4日、初登場1位
初動35.5万枚、売上58.6万枚、登場48週
Produce:Mr.Children、小林武史
トイズファクトリー


Mr.Childrenの18thアルバム『REFLECTION{Naked}』。前作『[(an imitation) blood orange]』からおよそ2年7か月ぶりのアルバム。『Naked』と『Drip』による2形態での発売。こちらの『Naked』は初のUSBアルバムとして全23曲が収録されたUSB(ハイレゾ〈24bit 96kHz/WAV〉、MP3〈320kbps〉)に加え、80ページに及ぶ写真集、オリジナルライナーノーツ&DEMO音源試聴QRコード、更に『Drip』の初回盤も付属した完全限定盤かつ上位互換。シングル「足音~Be Strong」(2位 17.5万枚)、配信限定シングル「REM」「放たれる」、カップリングから「Melody」を収録。

今作ではデビュー以来初となる単独セルフプロデュース楽曲が多数収録されている。これまで全面的に関わっていたプロデューサー・小林武史(通称コバタケ)との共同プロデュース作品は全23曲中6曲(『Drip』では14曲中5曲)に留まっている。但しキーボーディストとして参加している曲が他に2曲ある。また「忘れ得ぬ人」はアレンジが森俊之であり、Mr.Childrenと小林以外の人物が編曲に関わった初の楽曲である。

「すべてのMr.Childrenを聴いて欲しい」というバンドの意向により全23曲、トータル2時間近くに及ぶ超大作となった『Naked』。というかここまで来ると一つのアルバム作品として見るよりも、作り上げた曲を片っ端から詰め込んでいった言うなれば楽曲の集合体として捉えた方がしっくりくる。通して聴くには気力も時間も必要だし、作品としてのまとまり感も薄いんだけど個人的にはかなりの傑作。それはやはり(全曲では無いとは言え)小林武史を離れセルフプロデュースへと移ったという事実が大きい。前作で感じた危機感や停滞感は完全に払拭された。特にこの『Naked』では「未完」がラストに配置されており、まだまだ立ち止まらずに次のステージへ向かって行くんだというバンドの勢いを感じる終わり方になっておりこれが最高。セルフプロデュースになった影響か、これまでに無かったような一風変わった作風の楽曲も盛り込まれていて曲調が幅広い。コバタケのオーバープロデュースに疑問を抱いていた往年のファン、またそうでない人でも十分に喜びと満足を感じられる内容だと思う。結成から25年を過ぎても未だ衰えない貪欲なまでの創作意欲、そしてこれまでの実績から上がりに上がったハードルを軽々と飛び越えてくる圧倒的なクオリティは本当に素晴らしい。CDアルバム一作を曲順通りに通して聴くという習慣が薄くなってきている現在だからこそ、流れやコンパクトさを捨てたこのような作りを選んだのかもしれないが英断だったと思うし満足度は高い。

満足度★★★★★

 Naked



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kazeno_yukue at 18:00│Comments(0)TrackBack(0)Mr.Children 

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