2017年01月

2017年01月31日

シングルレビュー ~2017年1月編~

2017年1月発売シングルの感想。


『道しるべ』舞祭組
2017年1月4日 初登場1位 初動15.6万枚 売上18.2万枚

「道しるべ」
前作まで舞祭組をプロデュースしてきた中居正広は恐らく16年のSMAP解散騒動の影響で関与できなくなった為今回はメンバー自らが10日間の合宿を行い楽曲制作に当たったという渾身の一曲。大切な人への愛や感謝を綴ったバラードで明確なフレーズは表現は無いものの「なかいさん」へ向けた曲であるというのはもはや確定であろう。ジャニーズ事務所、SMAPを取り巻く昨年からの怒涛の状況を踏まえるとかなり泣ける一曲である。
満足度★★★★☆

「道しるべ(オルゴール)」
物悲しいインスト。染みてくる。

初回盤A 初回盤B 通常盤



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『A album』KinKi Kids

A album
KinKi Kids


01.Rocks
02.Kissからはじまるミステリー
03.Tell me
04.僕は思う※光一ソロ
05.せつない恋に気づいて
06.DISTANCE
07.ひとりじゃない※剛ソロ
08.あの娘はSo Fine
09.FRIENDS
10.たよりにしてまっせ


1997年7月21日、初登場1位
初動31.5万枚、売上103.1万枚、登場24週
Produce:藤島メリー泰子
ジャニーズ・エンタテインメント


KinKi Kidsの1stアルバム『A album』。デビューシングル「硝子の少年」と同時発売だがそれは未収録で、シングル曲無しのアルバムとなっている。とはいえデビュー前からドラマ主題歌に起用されたり、ライブで披露されていたりした曲が多いためリリース前から話題沸騰。当時彼らの人気は最高潮に達しており、デビュー自体ジャニーズという枠を飛び越えて世間一般層をも巻き込む一大出来事という感覚があった。具体的には「Kissからはじまるミステリー」が『金田一少年の事件簿』第2期ED、「僕は思う」が『銀狼怪奇ファイル』ED、「ひとりじゃない」が『金田一少年の事件簿』第1期ED、「FRIENDS」が『若葉のころ』主題歌というタイアップ。初回プレスは「硝子の少年」のシングルとのセット仕様。シングル・アルバム共に初登場1位、ミリオンセラーという大ヒットとなった。当時、1stシングルと1stアルバムが両方ミリオンを突破するというのはDEENが94年に達成(シングル「このまま君だけを奪い去りたい」とアルバム『DEEN』)して以来、史上2組目の快挙だった(その後Kiroro、宇多田ヒカル、倉木麻衣、CHEMISTRYが達成)。オリジナルアルバムでは自身最高売上であり、全体でも00年の初ベスト『KinKi Single Selection』に次ぐ自身2番ヒット。またジャニーズ歌手のオリジナルアルバムでは2010年に嵐が『僕の見ている風景』をリリースするまでは最高売上を誇っていた。

親がファンだった事もあり、発売時(ワタクシ小学2年生)にリアルタイムで購入した作品。当時は『金田一少年の事件簿』や『銀狼怪奇ファイル』の主題歌がやっとCDで聴けるのか!という大変大きな感動があった。当時J-POPそのものに興味は無かったが、大好きで毎週欠かさず録画したりビデオで繰り返し観たドラマの主題歌がまとめてCDで聴けるという事でその喜びは絶大なものだった。特に「僕は思う」「ひとりじゃない」「FRIENDS」等は毎日学校から帰るや否やリピートして聴きまくっていたので思い入れも非常に深い。さらに中学生になってから改めて聴きかえした際にその魅力に気付いたラブバラード「せつない恋に気づいて」は未だにKinKi史上最も好きな曲である。本当に名曲だらけだ。この頃は二人ともまだ初々しくストレートな歌声で、まさに溌剌としたジャニーズアイドルという爽やかさが眩しい。とにかく全曲が瑞々しい勢いに満ちておりシングル無しのアルバムながら文句ナシの名盤であると思う。

満足度★★★★★






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2017年01月30日

『ZARD Forever Best~25th Anniversary~』ZARD

ZARD Forever Best~25th Anniversary~
ZARD


Disc.1 早春
01.Don't you see!
02.マイ フレンド
03.この愛に泳ぎ疲れても
04.Good-bye My Loneliness
05.WAKE UP MAKE THE MORNING LAST~忘れがたき人へ~
06.君に逢いたくなったら…
07.息もできない
08.今すぐ会いに来て
09.ハイヒール脱ぎ捨てて
10.Forever you
11.明日を夢見て
12.翼を広げて
13.愛は暗闇の中で featuring Aya Kamiki

Disc.2 初夏
01.星のかがやきよ
02.夏を待つセイル(帆)のように
03.君がいない
04.心を開いて
05.揺れる想い
06.素直に言えなくて featuring Mai Kuraki
07.Oh my love
08.雨に濡れて
09.I still remember
10.来年の夏も
11.あなたに帰りたい
12.愛が見えない
13.果てしない夢を ZYYG,REV,ZARD&WANDS featuring 長嶋茂雄

Disc.3 盛夏
01.かけがえのないもの
02.遠い星を数えて
03.風が通り抜ける街へ
04.DAN DAN 心魅かれてく
05.突然
06.Today is another day
07.Season
08.眠れない夜を抱いて
09.こんなにそばに居るのに
10.永遠
11.サヨナラは今もこの胸に居ます
12.眠り
13.あの微笑みを忘れないで

Disc.4 秋冬
01.もう少し あと少し…
02.Get U're Dream
03.IN MY ARMS TONIGHT
04.運命のルーレット廻して
05.少女の頃に戻ったみたいに
06.きっと忘れない
07.こんなに愛しても
08.promised you
09.GOOD DAY
10.My Baby Grand~ぬくもりが欲しくて~
11.グロリアス マインド
12.あなたを感じていたい
13.負けないで


2016年2月10日、最高4位
初動6.8万枚、売上16.7万枚、登場48週
Produce:長戸大幸
B-Gram RECORDS


ZARDの5thベストアルバム『ZARD Forever Best~25th Anniversary~』。キャッチフレーズは「ZARDと、もう一度出逢う」。デビュー25周年を記念しデビュー日ピタリにリリースされ、全楽曲の中から季節をテーマに早春・初夏・盛夏・秋冬に振り分けられた4枚組。坂井泉水死去後に出されたシングル「翼を広げて/愛は暗闇の中で featuring Aya Kamiki」(3位 8.4万枚)「素直に言えなくて featuring Mai Kuraki」(5位 5.0万枚)がアルバム初収録。選曲は長戸大幸と寺尾広が中心となって行われた。島田勝弘による最新デジタル・リマスタリングが施され、高音質仕様のBlu-spec CD2を初採用。楽曲数が多くなるほど音質のビットレートを下げる必要が生じる為、本来3枚組で収まる収録時間の所を音質を考慮して4枚組にし、各ディスクに余裕を持たせてあるという。坂井泉水本人が亡くなり新しい音源が生まれない今、手元にある全てを出し尽くしたという事で、名目上最後のベストアルバムであるとされている。

有名シングル群は勿論のことアルバム曲の選出でも過去のベスト盤・セレクション盤に選ばれた曲が大半を占め、これまでのベスト・セレクションアルバムのおいしい所を全て盛り込んだ一般向けとしては最終奥義的な内容のベストアルバム。その割に全盛期を過ぎた00年以降の曲が10曲と少なめに抑えられており、「ZARDと、もう一度出逢う」というキャッチコピーの通りに90年代の最盛期に聴いていた人が改めてZARDの名曲達に触れるための一作という立ち位置がしっくり来る。全52曲というボリューム故に初心者が今作を入り口にしようとしても1曲1曲の色が埋もれる感じもあり、ZARDへの入り口としてなら未だ99年の『ZARD BEST The Single Collection~軌跡~』『ZARD BEST~Request Memorial~』セットか、06年の『Golden Best~15th Anniversary~』の方が向いていると思う。まぁ今さら過去ベストを手に取る位ならこの機会に今作でドカッとZARDを押さえてしまおうという考え方も決して悪くは無いけどね。本当に一般的に思われるZARDのおいしい所は全て盛り込んである。4枚組全52曲を一気に聴くには時間も気力も必要でありそういう聴き方は推奨されない。ファンとしては選曲・構成どうこうは一旦置いといて、所持しているというだけでも満足な気持ちである

個人的に、ベストアルバムの選曲を「季節別」とか「曲調別」とかなにがしかのテーマ別に振り分けるやり方はあまり好きでは無い。結局ふわっとしたテーマ故にどうしても「この曲がココ…?」みたいな論争が起きてしまうし、聴きたい曲がどのディスクに入っているのか分からなくなってしまう。今作も季節別(発売月日順)という振り分け故に一見作品としての見映えは良く感じるもののどこかゴチャゴチャな印象を抱いてしまった。リリース年月日順にシングルを並べ、同じく初出順にアルバム曲を挟み込んでいくという年表スタイルが最も分かりやすく、その歌手の歴史を追っていくような気持ちで聴けるので好みだ。そういう意味ではオールタイムベストとしては今作よりも『Golden Best~15th Anniversary~』の方がオールタイム感(?)が強いと思う。

島田勝弘によるリマスターはかなり好感触。06年の『Golden Best~15th Anniversary~』はクリス・ベルマンによるド派手なリマスターが施されておりかなり音圧が激しく、人によっては耳が疲れるのではないかという位のものだったので賛否を呼んだ(僕としてはアレはアレで好みだったけど)。今作のリマスターは原曲の旨味そのままに、往年の名曲達を綺麗にクリアに蘇らせましたという感じで気持ちが良い。今作を聴いた後だと99年の『ZARD BEST』2作は若干音がザラついているように感じてしまう。今作を一発目に聴いてしまうと、もう過去のベスト盤には戻れないかもしれない。

満足度★★★★★






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2017年01月27日

『ZARD Request Best~beautiful memory~』ZARD

ZARD Request Best~beautiful memory~
ZARD


Disc 1
01.グロリアス マインド
02.Ready,Go!
03.突然
04.君に逢いたくなったら…
05.ハイヒール脱ぎ捨てて
06.こんなに愛しても
07.二人の夏
08.明日もし君が壊れても
09.君とのふれあい
10.時間の翼
11.かけがえのないもの
12.揺れる想い('07 Live Ver.)
13.永遠('07 Live Ver.)
14.マイ フレンド('07 Live Ver.)
15.Don't you see!('07 Live Ver.)

Disc 2
01.息もできない
02.新しいドア~冬のひまわり~
03.Forever you
04.あの微笑みを忘れないで
05.不思議ね…
06.淡い雪がとけて
07.フォトグラフ
08.hero
09.Love is Gone
10.Season
11.雨に濡れて
12.心を開いて('07 Live Ver.)
13.少女の頃に戻ったみたいに('07 Live Ver.)
14.君がいない('07 Live Ver.)
15.負けないで('07 Live Ver.)


2008年1月23日、初登場1位
初動12.7万枚、売上22.9万枚、登場22週
B-Gram RECORDS


ZARDの4thベストアルバム『ZARD Request Best~beautiful memory~』。07年6月25日からファン投票で収録曲を募集し、50万通以上の応募の中からの上位30曲を2枚組でリリース。シングルでは「グロリアス マインド」(2位 8.4万枚)がアルバム初収録。過去のベスト盤やセレクション盤と被っている有名曲は坂井泉水追悼ライブ『What a beautiful memory』での音源となるライブバージョンを収録。また「明日もし君が壊れても」「息もできない」「hero」「Love is Gone」は葉山たけしによるリアレンジが施されている。本来は07年秋に発売を予定されていたが制作の都合で延期になったという。初回生産分には「ZARD 17th Anniversary カレンダー」、また永続仕様ではDVDと全ディスコグラフィー付ライナーノーツが付属。DVDの内容は07年ライブの秘蔵映像でありこの一部は第58回NHK紅白歌合戦でも放送された。

投票するファンが過去のベスト盤との被りを気にしたのか、大部分がアルバム曲やカップリング曲で構成されるファン向けなベスト盤に仕上がった。「負けないで」を筆頭とする有名シングル群はライブ音源に回されているので99年の『ZARD BEST』2作や06年の『Golden Best~15th Anniversary~』を持っていても被りを気にせず聴く事ができる。ファン人気の高い曲が中心なので最初に聴く1作という感じでは無く、体裁的に『Golden Best~15th Anniversary~』の姉妹盤、『Golden Best~15th Anniversary~』の次に今作へ進むという流れが自然なのかなと思う。個人的にはファン投票ベストとしては99年の『ZARD BEST~Request Memorial~』が好き過ぎるので今作のラインナップが発表された時も「そこまで…」という感じだったのだが、「Love is Gone」等知らなかった良曲に触れる事ができたのは結果的に良かった(リアレンジで結構変わっているらしいので原曲は未だ知らないのだけど)。どうせ投票やるなら思い切って『Golden Best~15th Anniversary~』収録曲を選曲対象外にする位はしても良かった…ようにも思うけどコアな選曲で2枚組となるとそれはそれで「選び過ぎ」とか言われただろうしこれで良かったのかな。

満足度★★★★☆






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2017年01月26日

『Brezza di mare~dedicated to IZUMI SAKAI~』ZARD

Brezza di mare~dedicated to IZUMI SAKAI~
ZARD


01.瞳閉じて
02.明日を夢見て
03.風が通り抜ける街へ
04.I'm in love
05.君がいない(B-version)
06.もう探さない
07.promised you
08.悲しいほど貴方が好き
09.君がいたから(di mare version)
10.止まっていた時計が今動き出した
11.さわやかな君の気持ち
12.少女の頃に戻ったみたいに
13.世界はきっと未来の中(di mare version)
14.いつかは…

特典DVD
01.もう少し あと少し…
02.眠り


2007年8月15日、最高3位
初動8.7万枚、売上13.5万枚、登場20週
Produce:長戸大幸
B-Gram RECORDS


ZARDの追悼セレクションアルバム『Brezza di mare~dedicated to IZUMI SAKAI~』。『Soffio di vento~Best of IZUMI SAKAI Selection~』と同時発売。アルバムタイトルはイタリア語で「海風」の意。坂井泉水を追悼してレコーディングスタッフが選曲した「悲しいほど貴方が好き」(「カラッといこう!」と両A面 6位 3.4万枚)がアルバム初収録の他、「明日を夢見て」「promised you」「さわやかな君の気持ち」もシングルバージョンでは初収録。また「君がいたから」「世界はきっと未来の中」は今作のみのニューミックスが施されている。特典DVDには「もう少し あと少し…」「眠り」を収録。『Soffio di vento~Best of IZUMI SAKAI Selection~』と同様に公式サイトでディレクター寺尾広によるライナー・ノーツを読む事が出来る。

この時点での既出ベスト盤には収録されていない曲が多く、更に割と後期の曲が多めに入っているというのが今作の特徴の一つだ。『Golden Best~15th Anniversary~』とはほぼ被っていないので『Golden Best~15th Anniversary~』の続きとして、もしくはDisc-3のような感覚で聴いてみても良いんじゃないかと思う。個人的にはこの時期の曲にあまり思い入れが無いので今作自体を聴く事は少ないんだけどオリジナルアルバムでは大幅な改変が施されていた「さわやかな君の気持ち」のシングルバージョンが入っていたりするのはやはり大きい。後期中心とはいえ超初期の曲も置かれており若干違和感もあるがベスト盤だけを持っている人とかからしたら次に聴く1作として良いのでは

満足度★★★★☆






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