2015年05月

2015年05月31日

シングルレビュー ~2015年5月編~

2015年5月発売シングルの感想。


『青空の下、キミのとなり』嵐
(5月13日 最高1位 初動50.1万枚 売上57.1万枚)

「青空の下、キミのとなり」
(作詞:wonder note・s-Tnk、作曲:Gigi・wonder note、編曲:metropolitan digital clique)
相葉雅紀主演フジテレビ系月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』主題歌。CMで聴いて「オッ、良いな!」と思い、その後CDで聴くと少し印象が下がるという曲がよく存在するがこれもその一つだった。久々に来た爽やかジャニーズポップで好みではあるんだけど、後々「嵐の好きな曲なに?」みたいな話になった時には名前が挙がらなそう。
満足度★★★★☆

「この手のひらに」
(作詞:佐伯youthK・SQUAREF・John World、作曲:Supercharge・佐伯youthK、編曲:吉岡たく)
小じんまりとした大人っぽいミディアムソング。標準以上の出来。
満足度★★★★☆

「何度だって」
(作詞・作曲・編曲:youth case)
スピード感のある爽やかナンバー。これもジャニポップが好きな人なら迷わず気に入るクオリティだろう。
満足度★★★☆☆

「ウラアラトーク2015」
通常盤収録。メンバーの楽屋風トークが繰り広げられる。多忙だろうに、こんなトークを収録する時間をわざわざ裂いたのか。

 初回盤DVD付  通常盤

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『あなた』いきものがかり
(5月13日 最高10位 売上2.3万枚)

「あなた」
(作詞・作曲:水野良樹、編曲:亀田誠治)
日本テレビ系『7daysTV かぞくって、なんだ。』主題歌、日本テレビ系『バズリズム』オープニングテーマ。安心安定のバラードナンバー。このグループに関してはマンネリだとかじゃなく、このマンネリ感をも含めて楽しむのが正しい聴き方なのかもしれない。確かに過去にこういう曲は沢山あったが、この曲自体は決して悪くない。
満足度★★★★☆

「キラリ-2015 LIVE ver.-」
(作詞・作曲:水野良樹、編曲:本間昭光)
昨年12月の7thアルバム『FUN! FUN! FANFARE!』収録曲のライブバージョン。音源は3月14日の幕張メッセ公演のもの。まるでスタジオ音源みたいな安定感がある。
満足度★★★★☆

「マイステージ-2015 LIVE ver.-」
(作詞・作曲:山下穂尊、編曲:鈴木Daichi秀行・本間昭光)
同じくライブ音源であるがこちらもかなりの安定感でライブっぽさは薄い。
満足度★★★★☆



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『僕たちは戦わない』AKB48
(5月20日 最高1位 初動167.3万枚 売上178.1万枚)

「僕たちは戦わない」
(作詞:秋元康、作曲:Yo-Hey、編曲:佐々木裕)
川栄李奈、小嶋陽菜、島崎遥香、高橋みなみ、武藤十夢、宮脇咲良、小嶋真子、田野優花、横山由依、松井珠理奈、山本彩、兒玉遥、大島涼花、大和田南那、川本紗矢、高橋朱里、渡辺麻友、柏木由紀、生駒里奈、岡田奈々、加藤玲奈、木﨑ゆりあ、峯岸みなみ、向井地美音、坂口渚沙、中野郁海、北川綾巴、須田亜香里、松井玲奈、渡辺美優紀、指原莉乃、宮澤佐江
センターは島崎遥香。スマートフォンゲームアプリ『Flyff All Stars』日本語版CMソング。この時期のシングルは2010年以降毎年「ポニーテールとシュシュ」系統の楽曲(夏・海・水着)が続いていたが今回ついに路線変更。シリアスさを全面に押し出したクール系楽曲の登場となった。ポニシュ路線の楽曲は確かに食傷気味になってきていたとはいえ何だかんだ毎年良い曲を出してくるなぁと感じていたので少し残念だ。この曲も悪くは無いんだけど、そこまで気に入る曲にもならないかな。
満足度★★★☆☆

「Summer side」セレクション16
(作詞:秋元康、作曲:水島康宏、編曲:若田部誠)
武藤十夢、小嶋真子、田野優花、兒玉遥、大島涼花、大和田南那、川本紗矢、高橋朱里、岡田奈々、峯岸みなみ、坂口渚沙、中野郁海、北川綾巴、須田亜香里、渡辺美優紀、宮澤佐江
センターは大和田南那、小嶋真子。若手ユニットでんでんむChu!とてんとうむChu!それぞれのセンターである二人がWセンター。A面でポニシュ路線をやらなかったのでその替わりに用意されたようなサマーポップナンバー。ポニシュや真夏のSgと比べると地味な作りだが中々の良曲。
満足度★★★★☆

「"ダンシ"は研究対象」てんとうむChu!
(作詞:秋元康、作曲:伊藤大輔、編曲:久下真音)
小嶋真子、朝長美桜、岡田奈々、西野未姫、渋谷凪咲、北川綾巴、田島芽瑠
Type-A収録曲。センターは小嶋真子。結成当初は期待の若手ユニットとして勢いがあったものの後に「でんでんむChu!」というさらに若い新ユニットも出来てしまい、最近影が薄くなってきた感のある彼女達。SKE北川なんかは昨年末に「12月のカンガルー」でセンターを務めたしHKTの二人もシングル曲のセンターを経験済みとそれぞれの場所で存在感を示しているのに対し、AKB本体所属でユニットの核となる小嶋・岡田・西野の三人は偉大な先輩達がつっかえているため中々上に行けていない感じがする。売りだったフレッシュさも「でんでんむChu!」が登場した事で意味を成さなくなってしまうので今後の進展に不安が残るが…。さて楽曲の方はごく普通のアイドルポップ。曲調よりも「プンプンプン!」というセリフ(?)部分がかなり強烈だ。
満足度★★★☆☆

「カフカとでんでんむChu!」でんでんむChu!
(作詞:秋元康、作曲:you-me、編曲:あらケン)
谷口めぐ、大和田南那、川本紗矢、向井地美音、村山彩希、田中美久、矢吹奈子
Type-B収録曲。センターは大和田南那。今年3月に結成された若手ユニットのオリジナル曲。目が覚めたらでんでんむChu!になっていた女の子の心情が歌われる。こんな姿では彼に会えない…と苦悩するが、結局は彼がお決まりのように「何て可愛い虫なんだ!見た目は変っていても僕は好きだよ!!」となってハッピーエンド。曲の方は軽快なアイドルナンバー。癖になるメロディーの連発で意外にも気に入ってしまった。
満足度★★★★☆

「汚れている真実」チーム8選抜
(作詞:秋元康、作曲:大貫和紀・河原レオ・高木龍一、編曲:大貫和紀)
坂口渚沙、横山結衣、谷川聖、佐藤七海、本田仁美、横道侑里、永野芹佳、山田菜々美、中野郁海、倉野尾成美
Type-C収録曲。チーム8の47名から選抜された10名で歌われる。48G王道シリアスナンバー。
満足度★★★☆☆

「バレバレ節」WONDA選抜
(作詞:秋元康、作曲:上田晃司、編曲:野中“まさ”雄一)
島崎遥香、高橋みなみ、横山由依、渡辺麻友、柏木由紀
Type-D収録曲。アサヒ飲料『ワンダモーニングショット』毎日朝専用編CMソング。WONDAのCMに出演している5人の構成。昔ながらの民謡のような異色楽曲。タイトルからしてふざけた感じだったので期待してなかったんだけど聴いてみたら意外と良かった。疲れてる時に聴いたらマジで元気をもらえそう。
満足度★★★★☆

「君の第二章」
(作詞:秋元康、作曲・編曲:大神良康)
入山杏奈、川栄李奈、小嶋陽菜、島崎遥香、高橋みなみ、横山由依、松井珠理奈、山本彩、高橋朱里、渡辺麻友、柏木由紀、木﨑ゆりあ
Type-D収録曲。卒業を表明した川栄李奈がセンター。選抜常連メンバーばかりで固められ、同期や親交のあるメンバーが全く選ばれなかった事でファンが激怒したとかで、後から親友である高橋朱里が急遽メンバー入りしたらしい。結局同期は参加できなかったというのが可哀想だ。楽曲はいつも通りの48系卒業バラードで普通。
満足度★★★☆☆

 初回A  初回B  初回C  初回D  通常A  通常B  通常C  通常D  劇場盤

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『はじまりのうたが聴こえる』華原朋美
(5月20日 最高36位 売上0.3万枚)

「はじまりのうたが聴こえる」
(作詞:華原朋美、作曲:小室哲哉、編曲:武部聡志)
『水曜ミステリー9』エンディングテーマ。98年の『nine cubes』、シングルでは「daily news」以来となる小室哲哉提供曲。往年の小室サウンドらしいテイストも残しつつ、どこか落ち着いた空気も纏っている良曲(これが年の功なのか)。本人作詞の為、過去の小室詞にたまに見られたハチャメチャな表現は勿論無くて正統派な決意ソングになっているので小室詞に抵抗のある方でも安心してください。普通ですよ
満足度★★★★☆

「Dear Friend」
(作詞:華原朋美・高木洋一郎、作曲:高木洋一郎、編曲:武部聡志)
ファンへの感謝の気持ちが歌われている開放的なミディアムポップ。メロディーが好みで意外にハマった。初夏の風を感じる。
満足度★★★★☆

 初回盤DVD付  通常盤

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『HEROES/微熱Agirlサマー/つづれ織り~so far and yet so close~』GLAY
(5月25日 最高5位 売上4.8万枚)

「HEROES」
(作詞・作曲:TERU、編曲:GLAY & SEIJI KAMEDA)
テレビ東京系アニメ『ダイヤのA』オープニングテーマ。複数A面ではあるものの「BLEEZE」「疾走れ!ミライ」に続いて3作連続TERU曲。今回もひたすら真っ直ぐな爽やかロックナンバーで「自分を信じて行け!」という応援ソングになっている。デビュー20年を超えてまだこんな若々しい曲が書けるというのが凄い。
満足度★★★☆☆

「微熱Agirlサマー」
(作詞・作曲:HISASHI、編曲:SEIJI KAMEDA)
広瀬アリスが出演するコンタクト専門店アイシティ夏のキャンペーンソング。HISASHI曲はマニアック…というイメージがあるんだけどこの曲は割とキャッチーでハマってしまった。転がるようなリズムが心地良い。真夏のスカロックって感じ。〈ロックバンド組んだから 売れたら付き合えるかな?〉という歌詞が面白い。
満足度★★★★☆

「つづれ織り~so far and yet so close~〈Live from Miracle Music Hunt 2014-2015〉」
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY)
2005年のバラードベストアルバム『-Ballad Best Singles- WHITE ROAD』収録曲。13thアルバム『MUSIC LIFE』特典ディスクの人気投票で1位を獲得しライブ披露、更にUSEN1位を記録したりと昨年末から何かと話題になった為今回シングルカットされる運びとなったらしい。ライブ音源だが原曲と大きな違いは無いように思う。05年当時のGLAYは既に全盛期を過ぎていたが、今聴くとやはりこの時期の曲もオーラが違うと感じる。文句なしの名曲である。
満足度★★★★☆

「Album 「MUSIC LIFE」 reprise」
13thアルバム『MUSIC LIFE』のメドレー。

 DVD付  CD only

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『SISTER』back number
(5月27日 最高9位 売上3.0万枚)

「SISTER」
(作詞・作曲:清水依与吏、編曲:back number & 蔦谷好位置)
大塚製薬ポカリスエットイオンウォーターCMソング。夏の風が吹くような爽やかナンバー。売れ線ど真ん中だし明らかに大ブレイクを狙いに来てるなというのを肌で感じる。名曲なのは確かだが、初聴時のインパクトに慣れてくるとちょっと飽きるかな。
満足度★★★★☆

「泡と羊」
(作詞・作曲:清水依与吏、編曲:back number)
サンスター『トニックシャンプー』キャンペーンソング。軽快な一曲。〈空気を読んだつもりが これじゃ僕が空気だよな もっと爽やかに変わりたい〉という歌詞に共感。
満足度★★★☆☆

「君はいらないだろうな」
(作詞・作曲:清水依与吏、編曲:back number)
弾き語りで歌われる失恋ソング。非常にback numberらしい一曲という感じ。
満足度★★★☆☆

このタイミングでガツンと売れてもおかしくなかったと思うが売上は微妙…というかいつも通り。このまま次期ブレイク候補と言われ続けて結局は地味なポジションに落ち着いてしまいました…という結末は避けてほしい所だが…。

 初回盤DVD付  通常盤




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2015年05月06日

鈴木あみ アルバムレビュー 1999-2000

鈴木あみのアルバム感想を載せていきます。

シングル曲の感想は
鈴木あみ シングル&名曲レビュー 1998-2000
↑コチラですのでクリック!


『SA』
(1999年3月25日 最高1位 初動105.9万枚 売上187.9万枚 登場33週)

【nothing without you/STORIES BEHIND/alone in my room/white key/ANOTHER WORLD/love the island/Don't leave me behind/ボクのしあわせ/in my diary…/明日、あつく、もっと、つよく/PRIVATE SKY/all night long/Silent Stream/…smile】

1stアルバム『SA』。シングル「love the island」(5位 28.8万枚)「alone in my room」(3位 35.3万枚)「all night long」(2位 39.6万枚)「white key」(2位 50.3万枚)「nothing without you」(3位 41.1万枚)「Don't leave me behind/Silent Stream」(3位 27.3万枚)収録。伝説のオーディション番組『ASAYAN』の最終電話投票で圧倒的1位を獲得し、小室哲哉プロデュースで98年7月デビュー。30~50万枚程の連続ヒットを飛ばしてきたが、アルバムではなんと初動ミリオンを記録する大爆発。これは自身初の1位&ミリオン。累計では187万枚という大ヒットとなった。自身最大のヒット作

高校時代(2006年頃)に聴いた小室哲哉コンピレーションアルバムで「love the island」や「alone in my room」にハマり、その流れで今作を中古購入。そんな感じで初めて手にした鈴木あみ作品がコレだったので思い入れの深い一作。そしてネット上では手抜き楽曲が多いとして酷評の嵐となっているアルバムでもある。確かにすぐに終わってしまう短い曲や、明らかにイメージに合わない暗い曲等があるのでシングル曲とアルバム曲の落差は結構目立つ。クレジットを見るとアルバム曲はMARCや久保こーじら部下に一任されており小室が手掛けたのはシングルだけ。この事実もまた手抜き感を増大させている。しかしそんな中でも「ボクのしあわせ」「PRIVATE SKY」等は小室作品には無いストレートさが表れていて好きな曲だ。初めて手にした作品という事もあってか、僕の中で鈴木あみといえばこの『SA』なのである。現在ではベスト盤『FUN for FAN』があるのでそちらの方が決定盤なのだが、この1stアルバムだけでも十分にあみの魅力は詰まっているし感じ取れると思う。さらにポイントとしては、ブックレットがまるごと写真集になっているという点。これが凄くカワイイ。2ndアルバム以降には無い素朴な魅力が垣間見える写真集となっておりオススメ。このブックレットも今作の価値の一つとして良いだろう。

満足度★★★★☆

  2013年リマスター盤

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『infinity eighteen vol.1』
(2000年2月9日 最高1位 初動82.5万枚 売上106.3万枚 登場14週)

【INTRO -Identification Track-/INFINITY 18/BE TOGETHER(Shadow Dancing Mix)/Don't need to say good bye/HAPPY NEW MILLENNIUM(2G Mix)/My wish -If you wanna be with me-/OUR DAYS(Orchestral Winter Mix)/あしたの私に会いに来て/Winter Buzz/NIGHT SKY/EVIDENCE OF LOVE/BREAKIN' MY HEART/OUTRO -Vol.2 available in April-】

2ndアルバム『infinity eighteen vol.1』。シングル「BE TOGETHER(Shadow Dancing Mix)」(1位 87.0万枚)「OUR DAYS(Orchestral Winter Mix)」(1位 46.7万枚)「HAPPY NEW MILLENNIUM(2G Mix)」(2位 36.4万枚)「Don't need to say good bye」(5位 34.6万枚)収録。本人の18歳の誕生日にリリースされた。初動82万枚を記録し、DREAMS COME TRUEの初公認ベスト『GREATEST HITS "THE SOUL"』を2位に抑え首位を
獲得。2作連続でのミリオンセラー達成した。

可愛らしいジャケット写真とは裏腹に
中々マニアックな仕上がりの2nd。あみの歌唱力をサポートするためか全体を通して声にエフェクトがかけられており怪奇なイメージが広がる。ロボットボイスというか、ゆらゆらボイスというかそんな感じ。聴く時のコンディションによっては体調に影響する可能性も否定できないのでご注意願いたい所だ(言い過ぎか)。シングル曲に限ってはやはりまだまだキャッチーなものが多く安心できるが、まず冒頭のアルバム曲がキャッチーさ皆無のクールナンバーなのでここで挫けたリスナーも多かったのではないだろうか?初めて聴いた時は各シングル曲や、ストレートなミディアム曲「あしたの私に会いに来て」位しか耳に残らなかったが、R&B調の「EVIDENCE OF LOVE」等、近年になって良さが見えてきた曲もある。また前作『SA』と異なりアルバム曲も多数小室が手掛けているので前作程の手抜き感は無い。思い入れでは『SA』の方が強いし好きだけど、アルバムとしての面白さという点を考えると今作の方が上かも。次回作位まで振り切れちゃうと流石にキツイけど、今作程のマニアックさならば楽しんで聴けるかなと。

満足度★★★★☆

  2013年リマスター盤




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kazeno_yukue at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)鈴木あみ 

2015年05月04日

Every Little Thing アルバムレビュー 1997-1999

ここではEvery Little Thingのアルバム感想を載せていきます。

初期シングル等の感想は
Every Little Thing シングル&名曲レビュー 1996-1999
↑コチラですのでクリック!


『everlasting』
(1997年4月9日 最高1位 初動51.7万枚 売上192.2万枚 登場60週)

【Future World/Feel My Heart(Album Mix)/Here and everywhere/Season(Album Version)/二人で時代を変えてみたい/たとえ遠く離れてても…/micro stress/Dear My Friend(Album Mix)/Looking Back On Your Love/Never Stop!/I'll get over you/Double Moon】

1stアルバム『everlasting』。シングル「Feel My Heart(Album Mix)」(24位 12.9万枚)「Future World」(20位 11.0万枚)「Dear My Friend(Album Mix)」(9位 48.9万枚)収録。10月に「Never Stop!」(「Shapes Of Love」と両A面 3位 52.6万枚)がリアレンジされシングルカット。持田香織の作詞曲が初収録、また伊藤一朗によるインストが2曲収録されている。ブレイク途上での初アルバムという事で自身初の1位を獲得。累計200万枚に迫る大ヒットを記録した。

この頃のシングル曲のイメージのまま、まさにエイベックス王道といえる曲調が展開する。スカっとした夏の青空が見えるような爽快サウンドは聴いていて非常に心地良い。この時期の持田の声はストレートかつ伸びやかであり現在とはまるで別人である。「Dear My Friend」のキャッチーさが頭一つ抜けているものの、初期には珍しいバラード「二人で時代を変えてみたい」や少し尖ったダークさを醸し出す「I'll get over you」等シングルに負けず劣らずな良曲もあり聴き応え抜群。どの曲もポップでキャッチーである故にやや飽きやすいという印象もあるが、売れ線ポップスが好きならば聴いて損は無い一作。

満足度★★★★☆

2012年廉価盤

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『Time to Destination』
(1998年4月15日 最高1位 初動156.4万枚 売上352.0万枚 登場50週)

【For the moment/今でも…あなたが好きだから/Face the change(Album Mix)/Old Dreams(instrumental)/モノクローム/All along/Hometown/出逢った頃のように/Shapes Of Love/True colors/Time goes by(Orchestra Version)】

2ndアルバム『Time to Destination』。シングル「For the moment」(1位 68.8万枚)「出逢った頃のように」(3位 60.3万枚)「Shapes Of Love」(3位 52.6万枚)「Face the change(Album Mix)」(1位 63.4万枚)「Time goes by(Orchestra Version)」(2位 115.0万枚)収録。「今でも…あなたが好きだから」は五十嵐充が奥菜恵に提供した楽曲のカバー。前作以降のヒットシングル5曲を含んだベスト的内容だった事もあり、初動のみで軽くミリオンを突破。結果的にアルバム歴代セールス10位となる350万枚という歴史的メガヒットを記録した。もちろん自身最大のヒット作。

前作にもましてとことん売れ線に振り切った内容。収録されている5シングルはどれもJ-POP史に残る名曲だし、隙間を埋めるように配置されたアルバム曲も非常にクオリティが高い。こりゃ売れるわな…と思わず納得してしまう程、勢いと魅力に溢れた一作だ。いくつもベスト盤が出た現在となっては微妙な立ち位置ではあるものの、J-POP好きなら一度は聴いておきたいアルバム。

満足度★★★★☆

2012年廉価盤

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『Every Best Single+3』
(1999年3月31日 最高1位 初動100.8万枚 売上225.6万枚 登場55週)

【Feel My Heart/Future World/Dear My Friend/For the moment/出逢った頃のように/Shapes Of Love/Time goes by/Face the chance/FOREVER YOURS/NECESSARY/Someday,Someplace/Over and Over/(When)Will It Rain(Instrumental)/キモチ/Dedicate(Instrumental)】

初のベストアルバム。この時点までにリリースしたシングル1曲目を収録。前作以降のシングル「FOREVER YOURS」(1位 47.5万枚)「NECESSARY」(2位 23.4万枚)「Over and Over」(4位 31.5万枚)「Someday,Someplace」(4位 18.4万枚)がアルバム初収録。ラスト3曲はボーナストラック。その内「キモチ」はpanacheの「Don't You Worry」のカバー。2009年にオールタイムベスト『Every Best Single~COMPLETE~』が出た為、現在ここでしか聴けない曲はラスト3曲のみとなる。初動ミリオンを記録し200万枚を超えるヒットとなったが、収録曲が多数被っている為か2ndアルバム『Time to Destination』の売上には及ばなかった。今作発売後、プロデュースの為の十分な時間を確保したいという五十嵐の意向により、99年いっぱい活動を休止する。

売上最盛期だった頃のELTを1枚で押さえられるので「初期のELTをちょいと聴いてみたい」という人にはオススメできる一枚。中古屋にて格安で転がっているので入手も容易い。この時期のシングルはどれも圧倒的なインパクトを放つ名曲ばかりなのでこうして並べるとやはり圧巻である。個人的には初めて自分で購入したELTのアルバムなので聴き込み度が高く、ボーナストラックのインスト2曲も結構好き。唯一の歌入り新曲「キモチ」はこの時期のELTイメージど真ん中を行く爽やかナンバーで非常に良い曲。

満足度★★★★☆






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kazeno_yukue at 00:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)Every Little Thing