2014年10月

2014年10月31日

シングルレビュー ~2014年10月編~

2014年10月発売シングルの感想。


『思い出せない花』フレンチ・キス
(10月1日 最高2位 初動3.8万枚 売上4.5万枚)

「思い出せない花」
(作詞:秋元康、作曲・編曲:若田部誠)
テレビ東京『SAVEPOINT』主題歌他。前作「ロマンス・プライバシー」から約2年ぶりとなる新曲はなんとフォークソング。70~80年代の歌謡曲のようなムードに溢れた異色作でありこれがなかなか良い。若田部誠って直球アイドルポップを作る作家ってイメージがついてたから意外な一面が見れたという感じがした。
満足度★★★★☆

「あまのじゃく」
(作詞:フレンチ・キス、作曲:Raizo.W、編曲:板垣祐介)
素直になれない切ない気持ちを歌ったミディアムナンバー。サビが若干ELTの「今でも…あなたが好きだから」(2ndアルバム『Time to Destination』収録)に似てる気もするが良い曲。
満足度★★★★☆

「6月29日」
(作詞:フレンチ・キス、作曲:池間史規、編曲:佐々木裕)
こちらも歌謡曲風の一曲。好みの問題かもしれないが表題曲と比べてこっちはそこまでハマらなかった。
満足度★★★☆☆

 Type-A  Type-B  Type-C  Type-D

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『何度目の青空か?』乃木坂46
(10月8日 最高1位 初動47.9万枚 売上61.6万枚)

「何度目の青空か?」
(作詞:秋元康、作曲:川浦正大、編曲:百石元)
秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、衛藤美彩、斉藤ちはる、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、星野みなみ、堀未央奈、松井玲奈、松村沙友理、若月佑美
HTC NIPPON『HTC J butterfly HTL23』CMソング。休業から復帰した生田絵梨花が初センター。清純派と呼ばれる乃木坂の中でもさらに清楚系でまっすぐといった感じの生田の雰囲気がそのまま表れたような楽曲。シリアスで抑えたAメロからサビでガラッと明るく視界が開ける瞬間の切り替わりが堪らない。単なるバラードではなく、全編に渡って高尚な空気が楽曲を包んでいる。テレビでチョロっとサビを聴いた時から名曲の予感がプンプンしていたが、実際にCDで聴いてその予感は確信に。これはとんでもない名曲である。個人的に今年を代表するどころか2010年代の名曲TOP3には食い込んできそうな勢いだ。〈夢中に生きていても 時には見上げてみよう 晴れた空を 今の自分を無駄にするな〉というフレーズは、最近色々あって周りが見えなくなりつつある自分にふと立ち止まる心の余裕を持たせてくれた。疲れ切った全ての現代人の救いとなりうる天使のような曲である。
満足度★★★★★

「遠回りの愛情」
(作詞:秋元康、作曲:Noda Akiko、編曲:野中“まさ”雄一)
井上小百合、桜井玲香、中田花奈、永島聖羅、西野七瀬、能條愛未、大和里菜、若月佑美
48Gのカップリングによくあるバラードナンバーという感じの一曲だけど、何故か他グループよりも名曲に聞こえる。
満足度★★★★☆

「Tender days」
(作詞:秋元康、作曲:SoichiroK・Nozomu.S、編曲:Soulife)
秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、桜井玲香、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理
通常盤収録曲。カントリー調の軽快な一曲。もう戻らない学生時代を懐かしむセンチメンタルな歌詞で結構好き。
満足度★★★☆☆

 Type-A  Type-B  Type-C  通常盤

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『熱情のスペクトラム/涙がきえるなら』いきものがかり
(10月15日 最高10位 初動1.6万枚 売上3.0万枚)

「熱情のスペクトラム」
(作詞・作曲:水野良樹、編曲:近藤隆史・田中ユウスケ)
TBS系アニメ『七つの大罪』オープニングテーマ。シリアスでダークな一曲。でも新境地というわけでも無く、あくまでいきものがかりの範囲内でのダークさといった感じ。この人達のこういう路線はあんまり良さを感じる事が出来ない…。
満足度★★☆☆☆

「涙がきえるなら」
(作詞:吉岡聖恵・山下穂尊、作曲:吉岡聖恵・水野良樹、編曲:亀田誠治)
TBS系『NEWS23』エンディングテーマ。こちらはいきものがかり王道のバラードナンバー。派手さは無く淡々とした曲調だけど染みてくる。
満足度★★★★☆



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『言ったじゃないか/CloveR』関ジャニ∞
(10月15日 最高1位 初動27.1万枚 売上31.2万枚)

「言ったじゃないか」
(作詞:宮藤官九郎、作曲:峯田和伸、編曲:大西省吾・Peach)
TBS系ドラマ『ごめんね青春!』主題歌。銀杏BOYSの峯田和伸作曲という事もあり、青春パンク系のスピーディーなナンバーに仕上がっている。
満足度★★★☆☆

「CloveR」
(作詞・作曲:GAKU、編曲:Peach)
映画『クローバー』主題歌。可愛らしい空気を纏った胸キュンポップス。曲自体も良いがアレンジが若干電子的でそこがまた一つの味になっていてgood。
満足度★★★★☆

「ふたつ手と手」
(作詞・作曲:GAKU、編曲:久米康嵩)
バラード。良い曲だけどあんま印象に残らない。
満足度★★★☆☆

カラオケを挟んで7曲目にシークレットトラックとしてメンバーによるラジオ風のトークが収録されていた。6分程なのですぐ終わる。

 初回盤A  初回盤B  通常盤

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『百花繚乱/疾走れ!ミライ』GLAY
(10月15日 最高6位 初動3.7万枚 売上4.3万枚)

「百花繚乱」
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・SEIJI KAMEDA)
テレビ東京系『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』エンディングテーマ。のっけから〈YAVAI! YAVAI! カナリYAVAI!〉という衝撃の歌詞が炸裂するロックナンバー。全体的には社会風刺的な事を歌ってるんだけどとにかく冒頭のヤバイヤバイが強烈過ぎてそこしか頭に残らない。かつてならカップリングでやっていたようなこういう曲をシングルの1曲目に持ってくるあたりかなり攻めていると評価するべきか、それこそ歌詞の通りヤバイ迷走と危惧するべきか…。個人的に、GLAYというと90年代の輝かしい名曲たちが壁になっていて近年の曲が全く耳に残らないというバンドの代表格なんだけど今回の曲は耳に残らないを通り越していよいよヤバイ領域にまで行ってしまった感がある。カップリングとかアルバムの一曲なら良いんだけどこれをシングルA面にするっていうその感覚がやっぱりヤバイというか…。うーん。確かに耳にはこびり付くんだけどね。前作「BLEEZE」が思いのほか名曲だっただけにこの落差がますますヤバイように感じるし、とにかく何か色々とヤバイ方向へ行っているような気がしてしまう。次のアルバムでこの曲の立ち位置がハッキリするであろうと思うのでまだ判断はできないが…。
満足度★★☆☆☆

「疾走れ!ミライ」
(作詞・作曲:TERU、編曲:GLAY・SEIJI KAMEDA)
テレビ東京系アニメ『ダイヤのA』オープニングテーマ。こちらは爽やかなロックナンバー。「百花繚乱」の衝撃の後に聴いたのでヤバイくらい爽やかに感じる。こういう無難な曲ばかりをA面にしていてもしょうがないという意向で「百花繚乱」を1曲目に持って行ったんだろうけど…。
満足度★★★☆☆

「BLEEZE ~スタジオセッションVer~」
(作詞・作曲:TERU、編曲:GLAY・SEIJI KAMEDA)
ここからの4曲は前作「BLEEZE ~G4・Ⅲ~」収録曲のスタジオセッション音源。原曲よりもキーが下がり、落ち着いたアレンジになっている。やっぱ原曲の方が好きかなぁ…。
満足度★★★☆☆

「外灘 SAPPHIRE ~スタジオセッションVer~」
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・SEIJI KAMEDA)
妖艶な一曲ですな…。
満足度★☆☆☆☆

「黒く塗れ! ~スタジオセッションVer~」
(作詞・作曲:HISASHI、編曲:GLAY・SEIJI KAMEDA)
HISASHIが最もマニアックな音楽性を持っているというイメージだったがこの曲に関してはさっきのTAKURO曲よりも聴きやすいなと思った。
満足度★★☆☆☆

「YOU ~スタジオセッションVer~」
(作詞・作曲:JIRO、編曲:GLAY & SEIJI KAMEDA)
一見メロディアスなんだけどどこか突き抜けないモヤモヤ感が残る一曲。
満足度★★☆☆☆

7曲目には「13thアルバム『MUSIC LIFE』予告編」として来月発売のニューアルバム『MUSIC LIFE』収録曲(だろうと思われる音源)のメドレーが入っていた。

 DVD付  CDのみ

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『TIKI BUN/シャバ ダバ ドゥ~/見返り美人』モーニング娘。'14
(10月15日 最高2位 初動13.5万枚 売上14.1万枚)

「TIKI BUN」
(作詞・作曲:つんく、編曲:大久保薫)
安定のエレクトロナンバーという以外に語る事が無い。
満足度★★★☆☆

「シャバ ダバ ドゥ~」道重さゆみ
(作詞・作曲:つんく、編曲:田中直)
今作をもってグループを卒業する道重のソロ曲。Perfumeみたいな感じのシャレオツ風なナンバー。特に感想ナシ…。
満足度★★★☆☆

「見返り美人」
(作詞:石原信一、作曲:弦哲也、編曲:鈴木俊介)
つんくはノータッチという自身初のオリジナル演歌。正直期待して無かったのだが意外にもかなり良い曲に感じてしまった。前2曲が個人的にイマイチだったせいか…。あとそこまでゴリゴリの演歌ではなくまだ感覚としてJ-POP的な要素が少し残っている作風だったので聴きやすかったのも原因だろうか。
オススメ度★★★☆☆

というわけで道重さゆみ卒業。これによりいよいよ知ってるメンバーが一人も居なくなる!という人も多いのではないだろうか?先日『MUSIC JAPAN』での最後のパフォーマンスを観たが思ったのは「歌、上手くなったなぁ…」という事。デビューした頃はあまりに音痴だったため叫び担当だったのにねぇ。11年間おつかれさまでした。

 初回A  初回B  初回C  初回D  通常A  通常B




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2014年10月30日

B'z シングル&名曲レビュー 1999-2012

B'z シングル&名曲レビュー、続いては1999年以降に行ってみよう。ここら辺の時期からちょっとずつB'zという存在を認識して行く事となる。ちなみにデビューから98年までのレビューはこちらですのでclick。


26thシングル『ギリギリchop』
(1999年6月9日 最高1位 初動50.2万枚 売上80.5万枚 登場11週)
日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ。当時の僕は小学生でコナンを毎週観ていたので、人生で初めて触れたB'zの曲はコレかもしれない。小松未歩「謎」やZARD「運命のルーレット廻して」といった爽やかかつミディアムなオープニングが続いていた中でいきなりこんなゴリゴリのハードロックが現れたので当時は「なんじゃこのヘンテコな曲!?」と戸惑わずにはいられなかった。しばらくはそんな好きでも無かったが、最近になってこの激しいサウンドが心地良くなってきてかなり印象が上がった一曲。ラストの稲葉シャウトの超音波ぶりは驚愕の一言だ。アルバム『Brotherhood』では「Version 51」というサブタイトルが追加され、シングル以上にハードなアレンジになっている。
オススメ度★★★★☆

「ONE」
「ギリギリchop」2nd beat。映画『名探偵コナン 世紀末の魔術師』主題歌。A面とは打って変わってメロディアスなバラードでありかなりの名曲。うねるようなメロディーとサビでの転調が堪らなく素晴らしい。シングルA面でも充分通用するクオリティだしせめて両A面にしても良かった気がするがカップリング。強気だ…。ちなみに2002年のバラードベスト『The Ballads ~Love & B'z~』までB'zとしてのアルバムには未収録だったが、2000年発売のコナン主題歌集『THE BEST OF DETECTIVE CONAN ~名探偵コナン テーマ曲集』には一足先に収録されていたのでそちらでずっと聴いていた記憶がある。
オススメ度★★★★★



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「Brotherhood」
10thアルバム『Brotherhood』収録曲。離れていても繋がっている仲間の事を歌ったロックバラード。全ての人々に寄り添ってくれる人生の応援歌とも呼べる名曲である。2008年の『B'z The Best "ULTRA Treasure"』の投票では中間・最終共に堂々の1位という圧倒的支持を獲得。東日本大震災後に出演した『ミュージックステーション』では2番の歌詞〈こっちだって毎日クタクタになってる〉の〈こっちだって〉を〈誰だって〉に変えて歌っていた。ほんの些細なアレンジではあったけど、震災の混沌とした状況の中で聴くと非常に胸に染みたのを覚えている。
オススメ度★★★★★



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27thシングル『今夜月の見える丘に』
(2000年2月9日 最高1位 初動67.2万枚 売上112.9万枚 登場17週)
TBS系日曜劇場『ビューティフルライフ』主題歌。このドラマが最高41.3パーセントという驚異的な視聴率を記録した効果もあり、「Calling」以来3年ぶり、自身15作目のミリオンセラーを叩き出し大ヒット。2014年現在B'z最後のミリオンシングルとなっている。楽曲の方は穏やかなロックバラード。売上に引けをとらない名曲ではあるが、B'zファンの友人は「ライブで演り過ぎていて若干飽きた」と言っていたし確かにライブ向けでは無いかもしれない。CDで楽しむべき曲というか。当初は1月26日発売予定だったが直前に2月9日に延期となった。サザンオールスターズ「TSUNAMI」、モーニング娘。「恋のダンスサイト」との衝突を避けるための延期だったのではないかとも言われているが、もしも当たっていてもサザンは初動65万、モー娘。も初動60万だった為B'zの1位は揺るがなかった。
オススメ度★★★★☆



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28thシングル『May』
(2000年5月24日 最高1位 初動45.7万枚 売上69.5万枚 登場13週)
ピアノと打ち込み主体のミディアムナンバー。タイアップも無くテレビでは一切披露されていない事しかり、「5月に発売されるから」というなんとも安直な理由でネーミングされた事しかりB'zの全シングルの中でも1、2を争う程に印象が薄い楽曲である。この曲の良さが見えるのはまさに聴いている最中である。自ら進んで「May」を聴こう!とはならないが、アルバム1枚通して聴いている時等に偶然耳にすると「あぁ、意外と良いな」と思ったりする。中学の頃「「May」がB'zで一番良い曲だ!」と覚醒していた友人もいたしやっぱり何らかの魅力は秘めている曲なのだろう。
オススメ度★★★★☆



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29thシングル『juice』
(2000年7月12日 最高1位 初動45.3万枚 売上67.4万枚 登場10週)
テレビ朝日『おネプ!』エンディングテーマ。かなりのハイテンションかつ重たさもあるハードロック。ライブの起爆剤として非常に活躍するナンバーであり聴くと問答無用で気持ちがハイになる。やはりメロディー主体で聴いていた中学時代は好きじゃ無かったが、近年気に入ってきた一曲である。アルバム『ELEVEN』では別バージョン。ちなみに今作でシングルチャート25作連続1位となり、松田聖子の24作連続1位を抜いて歴代単独1位更新となった。
オススメ度★★★★☆



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30thシングル『RING』
(2000年10月4日 最高1位 初動40.0万枚 売上54.6万枚 登場7週)
読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『明日を抱きしめて』主題歌。どことなくホラーチックなマイナーバラード。〈欲しい 全部欲しい〉というサビや妖しげな雰囲気が印象的で中学時代から中々好きだった一曲。元々ドラマ『ビューティフルライフ』主題歌として書かれたのは「今夜月の見える丘に」ではなくこちらだったらしいが「暗すぎる」という事でボツになってしまったらしい。今考えるとまぁそりゃそうだろ…という感じだ。もしもこの曲が主題歌だったら『ビューティフルライフ』はあそこまでヒットしなかっただろう。
オススメ度★★★★☆



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31stシングル『ultra soul』
(2001年3月14日 最高1位 初動50.1万枚 売上87.6万枚 登場23週)
『2001年世界水泳選手権』大会公式テーマソング。今更説明不要の一曲。とにかくウルトラソウッ!ハイ!のインパクトが絶大で知名度バツグン。若い世代では「B'z=この曲」となっている人も多いだろう。個人的にはそこまで好きな曲というわけでも無いが、『ミュージックステーション』での爆破演出(ウルトラソウッ!ハイ!の「ハイ!」の部分で大爆発が起こる)等は強烈な印象として残っている。
オススメ度★★★☆☆



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32ndシングル『GOLD』
(2001年8月8日 最高1位 初動40.0万枚 売上56.2万枚 登場10週)
『世界水泳福岡2001』大会公式テーマソング。前作が「動」ならばこちらは「静」。ストリングスを交えた壮大なバラードで文句ナシに良い曲だ。アルバム『GREEN』には「「Everlasting」があるから」という理由で未収録。印象が被るからだろうか?
オススメ度★★★★☆



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33rdシングル『熱き鼓動の果て』
(2002年6月5日 最高1位 初動37.1万枚 売上50.1万枚 登場11週)
TV ASAHI NETWORK SPORTS 2002テーマソング、『パンパシ水泳横浜2002』大会公式テーマソング。2002年の春から本格的にJ-POPやチャートを見るようになったのでこのシングルからリアルタイム。初めてチャートにランクインしてくるB'zを見たのはここからだ。当時のランキング番組で「B'zはこの曲で29作連続1位です!」と言われてて「あ、B'zってこんな凄いバンドなんだ」という事をそこで知った気がする。1番はアコギメインでゆったりしており、2番からバンドサウンドになりテンポアップするという2部構成となっている。ストレートなロックナンバーでメロディーも良く、結構好きな一曲。
オススメ度★★★★☆



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34thシングル『IT'S SHOWTIME!!』
(2003年3月26日 最高1位 初動30.8万枚 売上42.3万枚 登場19週)
テレビ朝日『TV ASAHI NETWORK SPORTS』テーマソング他。打ち込み主体のロック。こちらも当時周りで流行ったナンバーで結構思い入れがあるが、同時に「BE THERE」から「裸足の女神」までのシングル10作をリマスター&マキシ化して再発売し、デイリーチャートで1位から11位を独占するという記録を成し遂げた事がこの曲以上に印象深く残っている。
オススメ度★★★☆☆



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35thシングル『野性のENERGY』
(2003年7月16日 最高1位 初動23.0万枚 売上30.5万枚 登場10週)
テレビ朝日『TV ASAHI NETWORK SPORTS 2003』テーマソング。当時周りではあまり良い反応が無かったシングル。確かに平淡というか、これまでに比べるとインパクトに欠ける曲かもしれないが、歌詞は好きだった。特に1番の〈何やっても 驚くほど まわりについてゆけず~〉の部分は妙に自分と重ねてしまう。あと2003年ってこの曲みたいな何か言葉数を畳み掛ける系(?)のサビ(浜崎あゆみの「ourselves」とか、タトゥーのあの曲とか)が妙に流行っていたような…。
オススメ度★★★☆☆



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「アラクレ」
13thアルバム『BIG MACHINE』収録曲。アルバムのトップバッターを飾る痛快ロック。『BIG MACHINE』自体が中学の仲間内で流行っていた為、この曲もカラオケでよく歌われたので馴染み深い。この時期のシングル群よりもシングルらしい勢いを持っている一曲。『ULTRA Treasure』ではファン投票20位となり収録された。フジテレビ系ドラマ『あなたの隣に誰かいる』主題歌。
オススメ度★★★★☆



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36thシングル『BANZAI』
(2004年5月5日 最高1位 初動18.8万枚 売上28.2万枚 登場15週)
アサヒビール『アサヒスーパードライ』CMソング。お互いのソロ活動中に突如リリースされたシングル。ソロ活動中だったためかテレビでも一切披露されていない。スピーディーなロックナンバー。「アナタトワタシデサァ!」いうラップ(?)部分はあまりにも強烈。当時中学のお昼の校内放送で流れ、「良い曲ジャン!」と思い中古以外で初めてB'z作品の購入に踏み切った。1~2番のサビとラストのサビではドラムのリズムが異なり(ラストのサビのみビートが速くなる)何故かそこがツボった。しかし購入後、友人が「今回のB'zの曲あんま良くないね」と言っていたのでまさか買ったとは言い出せずに「そ、そうだね」とつい合わせてしまったのが苦い思い出だ。人に流されて本音を押し殺してしまうのが僕の悪いトコだなぁ…。まぁそんな感じで、あんま良い評価を聞かないシングルなんだけど僕は好きだしライブでは欠かせない起爆剤となっている。
オススメ度★★★★☆



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37thシングル『ARIGATO』
(2004年9月1日 最高1位 初動18.8万枚 売上26.0万枚 登場15週)
テレビ朝日『ASAHI NETWORK SPORTS 2004』テーマソング、『アテネオリンピック2004』テーマソング。当時はB'zのシングルを買うorレンタルする習慣は無かったため、しばらくの間この曲は『CDTV』等のランキングやタイアップで耳にするしか機会がなかった。なので長い間全貌がよく分からない曲というイメージだったのだが、04年の『Mステ スーパーライブ』で披露されそこで初めてしっかりと聴き「こんな良い曲だったのか…」と感激。マイナー調で全体的に暗いんだけどラストのサビでは急速にテンポアップし明るくなるという驚きの展開が待っている。このギャップも大きな魅力。〈ありがとう~ ありがとう~〉という明るい部分はCMでよく流れていたので、そこだけは知っているという人も多いだろう。しかし「BANZAI」「ARIGATO」と日本語をローマ字表記するシングルが2連発来たんだから、次回のアルバムも絶対それ系のタイトル(例えば『NIPPON』とか『SAYONARA』とか)が来ると思ってたのに実際に翌年出たのは『THE CIRCLE』という普通のタイトルで、しかもこの2シングルは未収録という…。
オススメ度★★★★☆



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38thシングル『愛のバクダン』
(2005年3月9日 最高1位 初動20.0万枚 売上29.4万枚 登場14週)
テレビ朝日『JAPAN COUNTDOWN』3月エンディングテーマ、ゼスプリ ゴールド・キウイCMソング。「ARIGATO」の鬱屈した雰囲気から一変、非常に明るく爽快なロックナンバーが登場。何でも、アマチュアバンドでも簡単にコピーできる曲を!というテーマで制作されたらしい。確かにこれまでと比べるとグッとシンプルな感じはするけど、やっぱりTAKのギターは難易度高いと思うよ…。
オススメ度★★★★☆

 初回盤  通常盤

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39thシングル『OCEAN』
(2005年8月10日 最高1位 初動26.5万枚 売上50.9万枚 登場22週)
フジテレビ系ドラマ『海猿 -UMIZARU EVOLUTION-』主題歌。ドラマ効果もあり2005年夏を代表する大ヒット。近年のB'zではとりわけ目立ったヒット曲、という印象があるけど、よく見ると売上は「熱き鼓動の果て」と同程度。この数年でシングルCD売上のアベレージがかなり下がってしまったという事を感じさせる。出た当時は新鮮さもあって「名曲だ!」と思ったものだが、現在では「そこそこ良かった曲」という感想に留まっている。確かに名曲ではあるんだけど、「今夜月の見える丘に」と同じくライブ向きでは無いと思う。アルバム『MONSTER』では「2006 MiX」として別ミックスとなっている。
オススメ度★★★★☆



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40thシングル『衝動』
(2006年1月25日 最高1位 初動20.2万枚 売上30.4万枚 登場19週)
読売テレビ・日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』放送10周年記念主題歌。ストレートなロック。PVは衝動と書道をかけたもので、こうした遊び心がB'z人気の一つの要因なのかなとも思う。当初は良さがわからず完全スルーだったが、最近になってかな~り好きになってきた一曲。聴いているとわけも無く元気になってくる。個人的に2番サビラストの「しょぉ~~どぉぃゃっ!!」が好き(ニュアンス伝わるだろうか…)。
オススメ度★★★★★



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41stシングル『ゆるぎないものひとつ』
(2006年4月12日 最高1位 初動16.1万枚 売上23.3万枚 登場12週)
東宝配給映画『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』主題歌。メロディアスなミディアムナンバー。「ゆるぎないもの」とはB'zの事を指すらしい。楽曲としての印象は正直薄いけど、「May」等と同じくいざフルで聴くと「良い曲だな~」と思う。
オススメ度★★★★☆



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42ndシングル『SPLASH!』
(2006年6月7日 最高1位 初動27.1万枚 売上33.0万枚 登場12週)
ドワンゴ着うたフルCMソング。15thアルバム『MONSTER』先行シングル。人間の生存現象をテーマに描かれたというダーク・ロック。早口でまくしたてるサビが特徴で、当時出演した『Mステ』で稲葉が珍しく歌詞を間違えたという事の方が楽曲以上に印象に残っている。自身初のDVD付シングルで、計4種発売だったためか売上は前作を大きく上回った。
オススメ度★★★☆☆



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43rdシングル『永遠の翼』
(2007年5月9日 最高1位 初動15.3万枚 売上20.6万枚 登場14週)
東映配給映画『俺は、君のためにこそ死にに行く』主題歌として書き下ろされたバラード。当時から「あんまインパクト無いなぁ」と思っていたが、その後何度かベスト盤で聴いてみてもやっぱり印象が上がらない一曲。しかし2番の〈街灯(あかり)の下を ふたりのり 自転車こいで 強く抱きつく あぁぬくもり 涙が出そう〉というフレーズだけは何故か好き。
オススメ度★★★☆☆



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44thシングル『SUPER LOVE SONG』
(2007年10月3日 最高1位 初動18.1万枚 売上23.3万枚 登場12週)
「May」以来のノンタイアップ。スピーディーなハードロック。個人的にこの時期の僕は、B'zに限らず「90年代J-POPこそ最強。最近の曲はダメ」という懐古主義に最も陥っていた頃だったため、テレビでこの曲を聴く度に「過去曲の方が…」等と思っていた。そのせいか未だにあまり好きでは無い一曲。ちなみに松本がテレビ出演時常にサングラスをかけるようになったのはこのシングルからである。もう素顔は見せてくれないのか?と、若干寂しい気もするのだが…。
オススメ度★★★☆☆

 初回盤  通常盤

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45thシングル『BURN -フメツノフェイス-』
(2008年4月16日 最高1位 初動14.2万枚 売上19.5万枚 登場14週)
KOSE『エスプリーク・プレシャス』CMソング。ライブと重なったせいかテレビでの披露は一切無かったが、CMで流れていたサビ部分だけでも充分印象的だった。「バーン!バーン!バーン!」の連呼がイエモンを思い起こさせる。
オススメ度★★★☆☆



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46thシングル『イチブトゼンブ/DIVE』
(2009年8月5日 最高1位 初動18.1万枚 売上38.0万枚 登場24週)
96年の「ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE~/MOVE」以来の両A面シングル。自己最高となる8週連続TOP5入りを記録し、久々に頭一つ抜けたヒットシングルとなった。

「イチブトゼンブ」
フジテレビ系月9ドラマ『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』主題歌。久々のドラマタイアップという事もあってか抜群にポップでキャッチーな一曲。当時テレビプロモーションが無かった為CM等でチョロっと耳にするしかなかったが、「これは久々にキタ名曲だ!」と興奮し「BANZAI」以来自身2度目の新品購入に踏み切ってしまった。とにかくサビの爽快感がたまらない。流れるようなギターソロも最高。「愛しぬけるポイントが一つあれば良い」という歌詞にはハッとさせられる。2013年に参加した日産スタジアムライブで生で聴けたのが嬉しかった。
オススメ度★★★★★

「DIVE」
スズキ『スイフト』CMソング。こちらも大量オンエアされていた。ハイテンポのロックナンバーで中々好き。「MOVE」は両A面といいつつも実質カップリングのような存在あったがこの曲はA面の風格をちゃんと持っていたように思う。
オススメ度★★★★☆



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47thシングル『MY LONELY TOWN』
(2009年10月14日 最高1位 初動18.1万枚 売上23.1万枚 登場13週)
前作に引き続いてキャッチーな一曲。さすがに買いはしなかったけど、周りでも結構評判が良く「最近のB'z、良いんじゃない?」という風潮が高まっていった。当時35年ぶりに解禁された長崎県の軍艦島で撮影されたPVが話題に。
オススメ度★★★★☆

 初回盤  通常盤

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48thシングル『さよなら傷だらけの日々よ』
(2011年4月13日 最高1位 初動13.0万枚 売上17.7万枚 登場16週)
ペプシコーラ『ペプシネックス』CMソング。2010年はデビュー以来初めてリリースが無い年となったのでかなり久々のシングル。東日本大震災の影響による流通難を懸念し、元々の発売日(3月30日)から延期になった。春からの新生活に向けて背中を押してくれるような爽快なナンバー。サビになるとリズムが一風変わるドラムの響きが耳に残る。
オススメ度★★★★☆

 初回盤  通常盤

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49thシングル『Don't Wanna Lie』
(2011年6月1日 最高1位 初動16.9万枚 売上21.6万枚 登場10週)
読売テレビ・日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』オープニングテーマ、映画『名探偵コナン 沈黙の15分』主題歌。3連のダイナミックな曲。「大切な瞬間に自分に嘘をつくな」というメッセージは非常に胸に突き刺さって来る。ラストの「ラララ~」の部分は鳥肌モノだ。当時、初回限定盤・通常盤それぞれの包装ビニールについているシールを送付するとこの曲のバラードバージョンを収録したスペシャルCDをプレゼント!というイベントがあったが、これは前週発売で当時初動ミリオンを叩き出していたAKB48の「Everyday,カチューシャ」の2週目を(会社が)警戒し突如行われた緊急キャンペーンであった。大学の友人が入手したためこのバラードバージョンを聴く事が出来たが、まぁ予想通り良い感じなんだけど1番が終わってまたサビが来てすぐ終わってしまうので、何か唐突な気がしてしまった。
オススメ度★★★★★

 初回盤  通常盤

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「C'mon」
18thアルバム『C'mon』収録曲。ペプシコーラ『ペプシネックス』CMソング。アコギの硬い響きが抜群に冴え渡るアルバム表題曲。シングル級のクオリティでありイントロから何からとにかくカッコ良い。震災を意識して書かれた歌詞らしく、聴いているとフツフツとやる気が溢れてくる元気ソングだ。
オススメ度★★★★★



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50thシングル『GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-』
(2012年4月4日 最高1位 初動14.3万枚 売上18.7万枚 登場13週)
ペプシコーラ『ペプシネックス』CMソング。重ためなロックナンバー。過去の記憶や経験に囚われずに進んで行けというメッセージソングで中々好きな歌詞。Cメロではシングル初となる松本の単独ボーカルパートが登場。これが最大のトピックかな。現在のところベスト盤『B'z The Best ⅩⅩⅤ 1999-2012』にのみ収録されているが次オリジナルが出てもこれは入らないだろうなぁ。
オススメ度★★★★☆

 初回盤  通常盤




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2014年10月23日

B'z シングル&名曲レビュー 1988-1998

松本孝弘(ギター)、稲葉浩志(ボーカル)の二人からなるユニット・B'z。日本一のセールスを誇る彼らの歴史を振り返ってみよう!ちなみにこの時期のB'zは全て後追いで聴いていて、リアルタイムでの記憶は全く無い。


1stシングル『だからその手を離して』
(1988年9月21日 チャート圏外)
記念すべきデビュー曲。1stアルバム『B'z』と同時発売であり、カップリング共々アルバムの方にも収録されておりジャケット写真もアルバムの使い回しという、「これシングル買う意味あんの?」と言いたくなるような発売スタイルだが90年代中頃くらいまではこういう事も珍しく無かった。楽曲の方は打ち込み主体のダンサブルなナンバーだがいかんせん稲葉のボーカルが硬くてぎこちなくまるで別人のよう。松本のギターもかなり後方で鳴っており後年のようなどっしりした存在感は皆無。いま聴くと全く別のグループであるかのような印象を受ける衝撃の一曲である。このバブリーで軽いサウンドにどうも抵抗感があって昔は苦手な曲だったが、メロディー自体は中々好みであり近年は好きなナンバーになってきた。売上的にみるとこの原曲より、2000年のマストアルバム『B'z The "Mixture"』収録の「だからその手を離して-Mixture Style-」というデジタル・ハードロック調バージョンの方が有名なのではないだろうか。僕も、オリジナルよりも先にMixture Styleの方を聴いたクチである。
オススメ度★★★☆☆



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2ndシングル『君の中で踊りたい』
(1989年5月21日 チャート圏外)
TBS系ドラマ『ハイミスで悪かったネ!』エンディングテーマ。2ndアルバム『OFF THE ROCK』と同時発売であり、カップリング共々アルバムにも収録されている。前作の路線を引き継いだダンスナンバーで相変わらずバブリーな雰囲気が炸裂している。インパクトはあるけど歌詞・メロディー共にそんなに好きではない。
オススメ度★☆☆☆☆



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3rdシングル『LADY-GO-ROUND』
(1990年2月21日 最高39位 売上2.5万枚 登場6週)
3rdアルバム『BREAK THROUGH』と同時発売であり、カップリング共々アルバムにも収録されている(何回言わすんだコレ)。デジタルチックなダンスナンバー。歌詞に百人一首が取り入れられているのがポイント。中学時代に聴いた時には全く印象に残らずそのまま放置していたのだが、2013年のベスト盤『B'z The Best ⅩⅩⅤ 1988-1998』で改めて聴いたら意外にもハマってしまった。軽快なメロディーが良いし、B'zらしい良い意味でのダサさカッコ良さが詰まった初期の佳作ではないだろうか。
オススメ度★★★★☆



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4thシングル『BE THERE』
(1990年5月25日 最高3位 初動3.1万枚 売上34.8万枚 登場49週)
テレビ朝日系『水曜スーパーキャスト』エンディングテーマ。O社初登場7位となり、自身初のTOP10入りを果たしたシングル。『ミュージックステーション』に初出演したのもこの曲。やはり聴き慣れているからなのだろうか、シングルを順番に聴いていくとこの曲から一気に垢抜けた雰囲気になるように思う。サビも良いが個人的にはBメロのメロディアスな空気が最高に好き。左右のスピーカーから交互に音が鳴るイントロのインパクトも絶大だ(現在では簡単に作れるが、90年当時ではかなり大変な作業だったらしい)。またこのシングルから「裸足の女神」までの10タイトルは2003年にマキシシングルとして再発されたのだがその中では最も好調な売上を見せ、13年ぶりに最高順位を7位から3位に更新するという珍記録を見せてくれた。
オススメ度★★★★☆



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5thシングル『太陽のKomachi Angel』
(1990年6月13日 最高1位 初動5.2万枚 売上46.4万枚 登場47週)
三貴・カメリアダイヤモンドCMソング。現在まで続くシングル連続1位記録はこの曲から始まった。そのため何かと記念すべきシングルとして扱われる事も多い。何となくフラメンコというかラテン調のノリを放つ曲。僕は2002年ごろにお馴染みブックオフで『B'z The Best "Pleasure"』を購入し後追いでこの曲を聴いたので割とすんなり受け入れられたが、改めて考えるとかなり異色のシングルである。とにかくサビのエ~ンジェル!がインパクト大。逆にそこ以外はあまり耳に残らないが、常夏のビーチ等で聴く一曲としてはもってこいではないだろうか。
オススメ度★★★☆☆



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6thシングル『Easy Come,Easy Go!』
(1990年10月3日 最高1位 初動9.7万枚 売上47.2万枚 登場28週)
三貴カメリアダイヤモンドCMソング、セゾングループCMソング。前作に続き初登場1位を獲得。タイトルの意味は「悪銭身につかず」。これまでのようなデジタルナンバーではなく、ザックリとしたバンドサウンドが展開されるポップナンバー。〈踊ろよLADY~〉から始まるサビは充分にキャッチーで聴き心地良し。ライブでは稲葉はアコースティックギターを弾きながら歌うらしい。4thアルバム『RISKY』では「RISKY STYLE」としてドラムが目立つミックスになっておりカッコイイ。さらにB'zのシングルの中ではキー的にかなり歌い易い部類に入ると思う。カラオケでそんなに力を入れずにB'zを歌いたい時にはこの曲が一番だろう。ところで「逆境にくじけるな」ってそんなにクサイ言葉かな?
オススメ度★★★★☆



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7thシングル『愛しい人よ Good Night…』
(1990年10月24日 最高1位 初動9.0万枚 売上35.5万枚 登場23週)
テレビ朝日系ドラマ『代表取締役刑事』エンディングテーマ。前作が3週連続1位をキープしている中でのリリースだったので、この曲も合わせて4週連続B'zが1位を獲得する状況となった。シングルでは初のバラード。サビは〈ど~こにいても~〉の部分よりも、後半の〈I will be with you tonight~〉の部分の方が広がりがあって好き。いかんせんシングルにしては地味な存在だが、綺麗なメロディーで結構良い曲である。夜明け前に聴くと浸れそう。
オススメ度★★★★☆



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「GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-」
4thアルバム『RISKY』収録曲。実質アルバムのトップバッターを飾る曲であり、派手で煌びやかなシングル級のナンバー。年上の女性に好かれようと奮闘する男を描いた歌詞であり〈二人ガードレールと CRUSHしても なんかおまえだけ助かりそう…〉なんていう独特の切れ味を持つ稲葉節が垣間見え始めるのも面白い。ベスト盤の類に収録されていないのが意外。是非リマスタリングされた音源を聴いてみたいのでもしも30周年とかでまたTreasure企画をやる際には入ってほしい…。
オススメ度★★★★☆



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8thシングル『LADY NAVIGATION』
(1991年3月27日 最高1位 初動21.3万枚 売上117.3万枚 登場56週)
カネボウ化粧品'91夏イメージソングであり、自身初のミリオンセラーシングル。ここから96年の「Real Thing Shakes」まで13作連続ミリオンという驚異的な記録を打ち立てる事となる。夏っぽさを感じる爽快なナンバーであり、そのタイアップ名もあってずっと夏リリースだと思っていたが実は発売は3月という春真っ盛り。踊るようなギターのリフや〈N・A・V・I・G・A・T・ION!〉の謎の振り付け等、全体的になかなか奇抜な印象のある楽曲だ。何よりMVの稲葉が非常にバブリーで時代を感じる格好をしていてそれが一番衝撃かもしれない。初ミリオンにもかかわらず『IN THE LIFE』には未収録で、98年の『Pleasure』にようやく収録された。ミリオンを超えた大ヒットシングルでもコンセプトに合わなければ容赦なくオリジナルアルバム未収録にしてしまうという全盛期のB'zの心意気は物凄かったなぁ。
オススメ度★★★☆☆



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9thシングル『ALONE』
(1991年10月30日 最高1位 初動38.1万枚 売上112.7万枚 登場30週)
関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ホテルウーマン』主題歌。重量感のあるロック・バラード。出だしの歌詞の通り、聴いていると目の前に夕陽が浮かんでくる感傷的な名曲だ。ラストサビになるとバックで聴こえてくるコーラスは〈I was born to fall in love. You know we're all alone. Hold your dreams, it never ends. Naked eyes in the sky.〉と言っており最後の部分は決して〈い~んですかい~〉では無い。アウトロでは段々とバンドの音がフェードアウトしていき、最終的にこのコーラスのみになる所が感動的。アルバム『IN THE LIFE』収録のバージョンではイントロ前にもコーラスが追加されており、より壮大な仕上がりになっているのでオススメである。代表的な名バラード
オススメ度★★★★★



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「Wonderful Opportunity」
5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲。ハネたリズムが特徴的な明るいポップ・ナンバー。ベスト盤『B'z The Best "ULTRA Treasure"』で初めて聴いてから一気にハマった曲。なんかこの頃の稲葉の声はWANDSの上杉と似ているような気も。ちなみにコーラスは大黒摩季。突き抜けたサビのメロディー&テンポが最高に心地良い。〈イヤな問題 大損害 避けて通る人生なら論外 生きてるからしょうがない〉という徹底的に韻を踏んだ歌詞には幾度となく勇気づけられたし、その後の〈シンパイナイモンダイナイナイナイザッツライフイッツオーライ〉の流れるようなくだりなんかは思わず立ち上がって拍手したくなる程の完成度とインパクト。B'zを聴く上でというよりも、J-POPを聴く上でまさに必聴の一曲だと思うのですがどうでしょうか。
オススメ度★★★★★

「もう一度キスしたかった」
5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲。僕がJ-POPを本格的に聴き始めた2002年の暮れにバラードベスト『Ballads ~Love&B'z~』が発売され、そこに収録されておりリバイバル的に周囲でも流行ったため初期の曲ながら何となくリアルタイム性を持って印象づいているナンバー。2002年の『Mステ スーパーライブ』でも披露されていたので印象はかなり強い(何でもあれがテレビ初披露だったとか)。男女の別れがテーマであり、シリアスなメロディーはまさに極上。松本曰く「メロディーに繰り返しが多いので、歌詞の物語の方で展開を広げていってくれればと考えていたが稲葉の歌詞は見事に期待に応えてくれた」のだとか。これは文句なしの名曲だ。98年の『Treasure』投票で4位、08年の『ULTRA Treasure』投票では13位。
オススメ度★★★★★



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10thシングル『BLOWIN'』
(1992年5月27日 最高1位 初動58.7万枚 売上176.4万枚 登場31週)
カルビーポテトチップスCMソング。いきなり170万枚を超える大ヒットとなり、現在自身3番目の売上となっている。風を切っていくような爽快感のある曲。デジタルビートとギターロックの融合がまさしく完成しているライブ定番曲であり心地良い。中高生時代にカラオケに行った際には友人らとよく歌ったが、普通に歌っていくとサビの後半で息が続かなくなるため、〈Blowin' blowin' in the wind~〉まで一人で歌い直後の〈イエス!〉だけを他の誰かに任せそのスキに息継ぎをするという手法をとっていた。これはチームワークが無いと即興ではなかなか難しい技である。『ULTRA Treasure』では生音バージョンにアレンジされているが個人的には原曲のちょっと硬いサウンドの方が好み。ちなみにこれだけの大ヒットにもかかわらず『RUN』には未収録。さすが強気だ。
オススメ度★★★★☆

「TIME」
「BLOWIN'」2nd beat。テレビ朝日系『ステーションEYE』オープニングテーマ。『Treasure』の投票では5位、『ULTRA Treasure』では9位でありファン人気の高い一曲だ。初めて聴いたのは『CDTV』の過去ゲストライブ映像で、その時には隠れた名曲として紹介されていたのを覚えている。感傷的なロックバラード。独りでじっくり浸りたい時とかに聴いたら泣けそう。歌詞にある〈港が見渡せる丘〉とは横浜市の港の見える丘公園がモデルなんだとか。いつの日にか現地に赴いてこの曲を聴くのが僕の夢。
オススメ度★★★★☆



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11thシングル『ZERO』
(1992年10月7日 最高1位 初動61.5万枚 売上131.1万枚 登場28週)
かなりハードロックに寄った一曲で、聴いていると深夜のビル群が目の前に浮かんでくる。サビが最後の方に集中しているのが特徴。中盤では当時まだまだ一般的では無かったであろうラップが登場。カラオケでこのラップ部分をスンナリ歌えるかどうかで曲の聴き込み度が分かる。ちなみに当時のノンタイアップシングルの初動売上1位だった。
オススメ度★★★★☆

「恋心(KOI-GOKORO)」
「ZERO」2nd beat。「ZERO」とは対照的で非常にポップな曲。松本曰くA面でハードロックをやったのでその反動でこうなったらしい。ファン人気が非常に高く、『Treasure』では1位、『ULTRA Treasure』では2位と圧倒的支持率を誇る。〈松本に相談しようか〉なんていう遊び心溢れる歌詞も人気の要因か。初めて聴いた時から安定して好きな一曲。
オススメ度★★★★★



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「RUN」
6thアルバム『RUN』収録曲。B'zの二人、さらにはスタッフやファンをテーマにした記念ソング的な一曲。〈荒野を走れ どこまでも~〉という疾走感あふれるサビが心地いい。『Treasure』『ULTRA Treasure』では共に12位となりファン人気も高い。『Treasure』では再録した「RUN -1998 style-」として収録されており、初めて聴いたのがこっちのバージョンだったのでどちらかというとそちらの方が思い入れがある。初めて原曲(1992年バージョン)を聴いた時には「なんか歌い方が硬いなぁ」と思ったものである。
オススメ度★★★★★



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「いつかのメリークリスマス」
4thミニアルバム『FRIENDS』収録曲。シングル級か、それ以上に有名な名曲。『Treasure』では6位、『ULTRA Pleasure』ではシングルに混じって収録された。B'zの代表曲という枠を飛び越え、クリスマスソングの定番という風格さえも持ち合わせている。とはいえ曲自体はハッピーな内容ではなく、別れがテーマとなったかなり切なく哀しい世界観なので気軽には聴けないかもしれない。しかしメロディーはやはり極上。数多くのベスト盤に収録されているが元々はコンセプトアルバムの一曲であるため、是非『FRIENDS』で聴く事をオススメする。この曲が最も存在意義を放つ場所はあのアルバムなのだ。余談だがいくらテーマソングだったとはいえ、『PleasureⅡ』での「~『恋するハニカミ!』バージョン~」ってネーミングはどうにかならなかったのか…。
オススメ度★★★★☆



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12thシングル『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』
(1993年3月17日 最高1位 初動72.5万枚 売上202.1万枚 登場24週)
日本テレビ開局40周年記念ドラマ『西遊記』主題歌。自身最大のヒット曲。発売当初は193万枚程度だったが、03年の再発盤との合算により10年越しでダブルミリオンを突破した。前作「ZERO」ではハードロックに振り切っていたが今作ではポップ路線に回帰。最大ヒットにも関わらず「ライブでの客の反応があまり良くない」という理由でライブではあまり披露されない。確かに良い曲だけどちょっとノリにくいというか、サビとかなんかつっかえる感じがするんだけどそれは僕だけか。長らくO社シングルチャート1位獲得作品の中では今作が最も曲名が長い作品だったが、2013年にAKB48の「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」によって記録を更新された(そんなとこで張り合ってどうすんだよ…という気もするが)。なお最大ヒットながらオリジナルアルバムには未収録であり、98年の『Pleasure』まで放置されたままだった。
オススメ度★★★★☆



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13thシングル『裸足の女神』
(1993年6月2日 最高1位 初動77.8万枚 売上173.6万枚 登場26週)
トヨタ『カローラレビン』CMソング。乾いた空気のアメリカンロックで、安定して良い曲。これだけの大ヒットにも関わらず前作同様に5年後までアルバム未収録。こりゃ『Pleasure』が売れるわけだ…。現在のCD市場ではこんだけのミリオンシングルを放置するなんてちょっと考えられない。ちなみに03年のリマスター一斉再発はここまで。
オススメ度★★★★☆



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14thシングル『Don't Leave Me』
(1994年2月9日 最高1位 初動79.1万枚 売上144.4万枚 登場13週)
テレビ朝日系ドラマ『新空港物語』主題歌。前作までとはまた打って変わってブルース色の強い一曲。94年のB'zは暗い作風の曲が目立ち、更にメディアへの露出も少なかったため現在では「暗黒時代」なんて呼ばれているがそれを象徴するような楽曲だ。ギターのアルペジオのみで歌われるAメロから、サビで爆発するギャップがたまらない。これは名曲。昔はあまり好きではなかったが、近年になってこの暗さと渋さにガツンとハマってきた。特に社会人になってから、仕事帰りの電車の中で聴いてたら染みまくってヤバかった。これだけの作風の変化ながら、「LOVE PHANTOM」に次ぐ自身2番目の初動を叩き出し、難なくミリオンを突破。B'zパワー恐るべし。
オススメ度★★★★★



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15thシングル『MOTEL』
(1994年11月21日 最高1位 初動73.9万枚 売上131.6万枚 登場13週)
三貴・ブティックJOY CMソング。やはり「暗黒時代」だったんだという事を感じさせられる暗くブルージーな曲。アルバム『The 7th Blues』からは半年以上空いてのリリースだったが、流れはそのまま汲んでいるように思う。ひたすら暗く、救いようが無い曲だがこれもハマると強い。何度も聴くうちに、この絶望が全身を支配する感じがたまらなく良いと思えるようになってきた。前作以上の名曲である。イントロのアコギのフレーズは練習を重ねて習得したが難しい。これだけ非売れ線な曲をシングルとして出す挑戦心も面白いし、またしっかりミリオンセラーまで持って行ったというのが本当に凄い。『Treasure』『ULTRA Treasure』にしっかり選出されている事から、ファン人気の高さも伺える。本当に、聴けば聴くほど染みる曲だ。
オススメ度★★★★★



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16thシングル『ねがい』
(1995年5月31日 最高1位 初動70.2万枚 売上149.9万枚 登場16週)
全局25局ネット『J-ROCK COUNT DOWN 50』エンディングテーマ。前年のダークな雰囲気が嘘のようにキャッチーでポップな作風に回帰。サビは爽快なんだけどイントロとかAメロはピアノが強調されていて、一筋縄ではいかないジャズィーな展開になっているのも特徴だ。痛快な名曲。今思えば、年ごとにここまで作風が変化するグループも珍しいような…。それでいてファン離れもせずしっかり連続ミリオンを継続させているのも脅威。これまでの制作陣「B+U+M」を解体したり、稲葉が初めて編曲に参加したりとB'zの二人にとっても新たなターニングポイントとなったシングルであるようだ。
オススメ度★★★★★

「YOU&I」
「ねがい」2nd beat。女々しく情けないオトコの心境が克明に描かれた稲葉節炸裂!といった感じの隠れ名曲。歌詞は何ともさびしく弱々しいんだけどメロディーやサウンドは力強く痛快で最高。1番では「あなたと一緒に居る自分はたまらなく情けなくて嫌い」だと自分自身を卑下しているのだけど、2番では「そんな自分も人間らしくて嫌いじゃないかも」と若干ポジティブ寄りに変化しているのが良い(結局最終的には何もかも居なくなってしまえ…と投げやりになって終わるんだけどね)。「あんなにカッコイイ稲葉さんでもこういう心境になるのか…」と中学時代の僕は妙にシンパシーを感じていたりした。『Treasure』21位、『ULTRA Treasure』16位。
オススメ度★★★★★



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17thシングル『love me, I love you』
(1995年7月7日 最高1位 初動45.5万枚 売上139.4万枚 登場17週)
テレビ朝日系木曜ドラマ『外科医柊又三郎』主題歌。ハネたリズムのロックナンバーでこれまた名曲。〈僕はきっと愛をもっと出せる~〉や〈すぐにムッとするのグッと堪えて~〉といった韻の踏み方も心地良く最高。何だかんだで個人的B'zの好きな曲TOP5には必ず入って来る。MVではスーツ姿で街を駆けまわる稲葉の姿が印象的。
オススメ度★★★★★



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18thシングル『LOVE PHANTOM』
(1995年10月11日 最高1位 初動95.1万枚 売上186.2万枚 登場22週)
テレビ朝日ドラマ『Xファイル(第1シーズン)』主題歌、TBS『CDTV』オープニングテーマ。自身2番目のセールスを誇る代表曲の一つ。約1分20秒に及ぶストリングスで壮大に幕を開ける。中学時代、初めて買ったB'zのCDが『Pleasure』であり、それの1曲目を飾っていたため個人的にB'z始まりの一曲という感覚がある。最初聴いた時、あまりにストリングス部分が長かったので「あれ、間違えて演奏モノのCD買っちゃったかな」と心配になったが待っていたら普通に歌が始まって安心した記憶がある。B'zで一番好きな曲に挙げる人も多く、かなりの完成度を誇る隙の無い名曲だとは思うが個人的にそこまで大好きでも無い。ちなみに初動95万枚は当時の歴代1位記録。
オススメ度★★★★☆



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19thシングル『ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE~/MOVE』
(1996年3月6日 最高1位 初動71.6万枚 売上123.6万枚 登場11週)
自身初の両A面シングル。当時テレビ露出等は無かったものの、華原朋美の最大ヒット「I'm proud」を2位に抑えての大ヒットとなった。

「ミエナイチカラ~INVISIBLE ONE~」
両A面1曲目。テレビ朝日系アニメ『地獄先生ぬ~べ~』エンディングテーマ。青春の一曲という感じで、爽やかで蒼いメロディーがたまらなく心地良い大名曲。ここまで突き抜けた爽やかさというのは数あるB'zの楽曲の中でもこの曲ぐらいにしか無いんじゃないだろうか。〈怖くないよ 誰かを愛して生きること〉〈何にも大したことじゃないよ そばにいても離れていても〉など名フレーズのオンパレードで、この歌詞には幾度となく勇気づけられている。個人的にB'zで一番好きな曲はコレである。仕事の関係で遠くに引っ越してしまう友人にこの曲を焼いたCD-Rと歌詞を贈った事もあった。
オススメ度★★★★★

「MOVE」
両A面2曲目。ベネッセ『進研ゼミ中学講座』CMソング。一応A面であるにも関わらず、長らく『Mixture』にしか収録されていなかった不遇の一曲。2013年の『ⅩⅩⅤ 1988-1998』にてようやく陽の目を見た形になったが、その扱われ方からどうにもカップリング曲っていう印象が拭えない。楽曲としてもいつも通りのB'zロックって感じでイマイチ特徴無いし。
オススメ度★★★☆☆



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20thシングル『Real Thing Shakes』
(1996年5月15日 最高1位 初動60.6万枚 売上114.1万枚 登場10週)
日本テレビ系ドラマ『俺たちに気をつけろ。』主題歌。シングルでは初の全英語詞の楽曲。ギターリフが重ねられた重たいサウンドで構成されており非常に洋楽の香りがする異色ナンバーだ。初めて聴いた中学生の頃はイマイチ良さが分からなかったが、メロディーだけでなくサウンド全体を楽しむような聴き方を知ってから俄然大好きな一曲となった。Aメロは数あるB'z楽曲の中でも恐らく最もキーが高いと思われ、カラオケではやむなく1オクターブ下げて歌唱する事に決めている(B'zファンの友人から邪道だ!と罵られても喉を壊すよりマシだ)。英語詞に加えて、この1曲のみ収録したシングルという極めて異色の作品だったにも関わらず難なくミリオンを突破。しかも初動はこの年年間3位となる久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」(初動52.8万枚)に勝ってるし…。
オススメ度★★★★★

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21stシングル『FIREBALL』
(1997年3月5日 最高1位 初動42.7万枚 売上75.5万枚 登場11週)
資生堂『ピエヌ』CMソング。「全部生音」をテーマに制作された骨太なロック。稲葉の提案でベースも松本が手掛けているという。〈魂に火をつけろ~〉というサビは印象的で、当時J-POPに興味は無かったがこのフレーズは自然と耳に残っていた。ちなみに91年の「LADY NAVIGATION」から続いていたO社での連続ミリオン記録は今作でストップ。
オススメ度★★★★☆



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22ndシングル『Calling』
(1997年7月9日 最高1位 初動50.6万枚 売上100.0万枚 登場17週)
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面』主題歌。全く異なる二つの楽曲(ハードロックとバラード)が繋ぎ合わされた異色作。バラードパートをハードロックパートでサンドイッチした形となる。最初に聴いた時はあまりの衝撃に耳を疑った。曲の途中で全く違う曲が突如始まるのである。その独特かつ大胆な曲構成ゆえサビが二つ存在するのだが、中学時代は「どっちがメインのサビなのか?」というテーマで友人達と熱く議論した事もある。当初はこの斬新な構成にばかり気をとられていたが、じっくり聴いていくうちにかなりの名曲である事に気が付いた。〈きみといるとき ぼくはぼくになれる〉等のフレーズには中学生ながらかなり胸打たれた。激しいばかりがB'zじゃないという事を教えてくれたのはこの曲だったのかもなぁ。衝撃の名曲。前作はミリオン割れしたが今作では再びミリオンに到達。
オススメ度★★★★★



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23rdシングル『Liar! Liar!』
(1997年10月8日 最高1位 初動46.9万枚 売上79.4万枚 登場8週)
パーフェクTV『MUSIC FREAK TV』CMソング。打ち込み音が多用されたデジタルロック。〈つっこんじゃうぞ アクセルべったり踏んで〉や〈先生はママと 政府は火星人と 警察は悪い人と〉みたいな稲葉節が炸裂した歌詞は非常に面白みがある。前作とは対照的にかなり自由にぶっ飛んだ内容だけに勢いも抜群だが個人的にそこまで好きな曲でも無い。
オススメ度★★★☆☆



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24thシングル『さまよえる蒼い弾丸』
(1998年4月8日 最高1位 初動40.6万枚 売上69.2万枚 登場8週)
大塚製薬『ポカリスエット』CMソング。タイトル通り弾丸のように突き抜けたスピード感のあるナンバーで爽快感バツグン。クリアなメロディーが夏を思わせるが実は春発売。『Pleasure』発売直前にリリースされ、そのまま『Pleasure』にも収録された(当初は収録予定では無かったという)。
オススメ度★★★★☆



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25thシングル『HOME』
(1998年7月8日 最高1位 初動55.9万枚 売上96.1万枚 登場20週)
角川文庫CMソング。『Pleasure』と『Treasure』の狭間にリリースされた。当時全盛期だったL'Arc~en~Cielのシングル3枚同時リリースと同日発売であり、B'z史上最大の危機を迎えるが結果的には約1万枚差という奇跡的な数字で「HONEY」(初動54.4万枚)に勝利し1位獲得。連続1位記録は辛うじて守られたが本当ギリギリの首位だったな…。楽曲の方はメロディアスなロックナンバーで初めて聴いた時からお気に入りの一曲。コーラスに『ひみつのアッコちゃん』の呪文〈テクマクマヤコン〉が登場するという遊び心も。
オススメ度★★★★☆



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「Pleasure'98 ~人生の快楽~」
ベストアルバム『B'z The Best "Treasure"』収録曲。8thシングル「LADY NAVIGATION」の2nd beatだった「Pleasure'91 ~人生の快楽~」という曲の新録バージョン。CD化されているのは91年、98年、08年のもののみだがライブで披露されているもの等も含めると年代別に8パターン程存在する。2番Aメロで登場する「あいつ」の境遇が年を追うごとに変化していくという点が面白い。最初に聴いただけあってかこの98年バージョンが最も馴染み深く好きである。冒頭のフレーズ〈女の話〉がこの98年バージョンでは〈女の裸〉になっており、友人が「この歌詞エロいぞ!」と独りで騒いでいたのが懐かしい。中学生らしいなぁ…。曲の方はB'zらしい骨太なロックナンバーだが、重いだけでなく軽快さ、そして切なさも兼ね備えているのがgood。ラストのピアノ部分は鳥肌が立つほど心地良い。〈怖いものはありますか? 守るものはありますか? 止まれないこの世界で 胸を張って生きるしかない〉等、年齢を重ねる毎に歌詞が胸に響いてくるようになった。
オススメ度★★★★★




1999年以降のレビューはこちらになりますのでクリック!




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2014年10月15日

ICE BOX アルバムレビュー 1994

ICE BOX アルバムレビュー。


『The Very Best Of ICE BOX』
(1994年7月6日 最高5位 初動6.8万枚 売上16.3万枚 登場9週)

【名前/冷たいキス(lemon taste mix)/ICE BOX GIRL/フワフワ/Sun Flower Fields/七夕/Jam Session ♯1 ~みだらにダンス~/ガンジス河へ/Jam Session ♯2 ~ウッキーのヘルメット~/RISE/荒野のダンディー(The Cowboy Song)/天国のクリス/Jam Session ♯3 ~Inter play~/方舟/経験したいお年ごろ(baking powder mix)/Jam Session ♯4 ~Welcome To This Place~/落日】

『The Very Best Of ICE BOX』。森永製菓『ICE BOX』とのコラボレーションとして、女性シンガー・吉岡忍、シンガーソングライター・池田聡、ZOOの「Choo Choo TRAIN」やブラックビスケッツの「Timing」等の作曲で知られる中西圭三、後にSPEEDのプロデュースを手掛ける伊秩弘将の4人によって結成された期間限定ユニットのアルバム。シングル「冷たいキス(lemon taste mix)」(7位 48.9万枚)収録。9月に「落日」(33位 4.5万枚)がリカットされた。最初で最後のアルバムであり、『Very Best~』というタイトルだがこれはジョークで、ベスト盤という事を意味しているわけでは無いようだ。所々入っている「Jam Session」というトラックは短いインスト風味の曲。クレジットは個人名ではなく「ICE BOX」となっており、メンバー4人がほぼ4等分ずつ曲を作ったらしい。トータルプロデュースには秋元康の名前も。

中学時代、音楽番組の過去映像で「落日」を聴いて印象に残っており、さらにブックオフの片隅でいっつもこのアルバムを目にしていたが長い間手には取らなかった。このたび何の気まぐれか「聴いてみるか」と思い買ってみたところ予想外の良さに驚いた。「落日」は文句のつけようが無い名バラードだし、『ICE BOX』のCMソングだったという「冷たいキス」は夏の木漏れ日が見えてくるどキャッチーで爽やかな名曲。その他にもJ-POP王道だったり遊び心満点の曲が連発されるので聴き心地は非常に良い。インストが4曲挟まれているので曲数の割には長さを感じずに聴ける。総じて楽曲のレベルの高さが光る隠れた名盤であると思う。男性陣も歌っているが、基本的には吉岡忍がメインボーカルをとっておりこれがまた伸びやかで魅力的な歌声で好印象だ(ドリカムの吉田美和に近い系統の声だと思う)。メンバーの意志とは関係無くほぼ勝手に契約・結成・進められたプロジェクトだった(そういう経緯に激怒したメンバーも居たとか…)らしいが、作品の完成度はかなりのものなのでもう1枚くらいアルバムを出してほしかった気もする。

満足度★★★★☆






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kazeno_yukue at 17:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ICE BOX