2014年01月

2014年01月31日

シングルレビュー ~2014年1月編~

2014年1月発売シングルの感想。


『101回目の呪い』ゴールデンボンバー
(1月1日 最高1位 初動15.8万枚 売上18.1万枚)

「101回目の呪い」
(作詞・作曲:鬼龍院翔、編曲:鬼龍院翔・tatsuo)
彼ららしい歌謡チックなナンバー。一発で憶えられるサビはキャッチーだし中々良いんだけど、やっぱり「女々しくて」のインパクトには押し負けているというか、後に思い返したら「こんな曲あったっけ?」ってなってしまいそうな…ってコレ「Dance My Generation」の時にも同じこと書いたな…。
満足度★★★★☆

「あの素晴らしい朝をもう一度」
(作詞・作曲:鬼龍院翔、編曲:鬼龍院翔・tatsuo)
CX系『めざましどようび』テーマソング。聴き心地の良い爽やかな曲。
満足度★★★☆☆

「It's a gay world」
(作詞・作曲・編曲:鬼龍院翔)
タイトルの通りゲイの歌。鬼龍院以外の声が入ってるのは一つの特徴だけどあんま良いとは思わない。
満足度★★☆☆☆

「Dance My Generation」から1年ぶりのシングル。でもリリースが空いた割には初登場1位を獲得してるし、累計では前作以上のセールスを記録しているし、一発屋的な印象だったけども割としっかりファンを掴んでるようだ。

 初回盤A  初回盤B  通常盤

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『ひびき』関ジャニ∞
(1月15日 最高1位 初動20.6万枚 売上26.4万枚)

「ひびき」
(作詞:HAJIME、作曲:金丸佳史、編曲:大西省吾)
大倉忠義出演のTBS系木曜ドラマ『Dr.DMAT』主題歌。聴かせる系のメロディアスなナンバー。昔はこういうバラードが出ると「お祭り路線な曲ばかりじゃないんだ!」という感じで新鮮だったが、そろそろこういうマジメ路線も出尽くしてきた感があるような…。前作に引き続きすっごく普通な一曲。
満足度★★★☆☆

「Winter pop」
(作詞・作曲:TAMATEBOX(UNIST)、編曲:Peach)
シティポップって感じの軽快なナンバー。肩の力を抜いたような一曲でなかなか良い。
満足度★★★☆☆

「フローズンマルガリータ」
(作詞:SHIKATA、作曲・編曲:SHIKATA、KAY)
通常盤収録曲。ラテン調でいかにもジャニーズって雰囲気の曲だ。印象はそこまで…。
満足度★★☆☆☆

 初回盤DVD付  通常盤

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『グッドバイ/ユリイカ』サカナクション
(1月15日 最高2位 初動2.2万枚 売上3.2万枚)

「グッドバイ」
(作詞・作曲:Ichiro Yamaguchi)
両A面1曲目。澄んだメロディーと歌声が心地良い一曲。前衛的でトリッキーな印象がある彼らにしては、ずいぶんシンプルな曲調で来たなぁという感じがした。アコギをジャカジャカ弾いてる姿も新鮮だし。彼らというとパソコン開いて横一列に並んで演奏してる映像が強く印象付いているので、普通のバンドらしいスタイルで居るだけで新鮮に思えてしまう。Aメロの〈探してた答えはない 此処には多分ないな〉というのはバンドがブレイクして至った境地の事をあらわしているのだろうか?
満足度★★★★☆

「ユリイカ」
(作詞・作曲:Ichiro Yamaguchi)
両A面2曲目。松竹配給映画『ジャッジ!』エンディングテーマ。サカナクションらしい一曲という以外に特に感想は無い。
満足度★★☆☆☆

「映画 AOKI takamasa Remix」
6thアルバム『sakanaction』収録曲のリミックス。歌ってるんだかどうなんだかよく分からない無機質な一曲。独特の雰囲気は纏っているのかもしれないが良さを見出すのは難しい。原曲を聴かないとな。
満足度★☆☆☆☆

 初回盤DVD付  通常盤

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『スノーマジックファンタジー』SEKAI NO OWARI
(1月22日 最高1位 初動10.0万枚 売上13.5万枚)

「スノーマジックファンタジー」
(作詞:Fukase、作曲:Nakajin、編曲:SEKAI NO OWARI・CHRYSANTHEMUM BRIDGE)
『JR 東日本 SKI SKI』CMソング。前作「RPG」は名曲だったがコレは…うーむ。CMで聴いた時は中々良さ気だなと思ったんだけどいざCDで聴いたら拍子抜けだった。期待し過ぎたのかも。良いことは良いんだけど、終始抑え気味でイマイチ盛り上がりに欠ける気がする。凝ったサウンドや独特の世界観は相変わらずなので、次のシングルやアルバムに期待したい。
満足度★★★☆☆

「銀河街の悪夢」
(作詞:Fukase、作曲:Nakajin、編曲:SEKAI NO OWARI・CHRYSANTHEMUM BRIDGE)
物語調とでもいうのか…なんかダラッとしてて、6分半というトラック時間以上に長く感じる。所々良いメロディーもあるんだけど何回も聴きたいとは思わない。この世界観に入り込めれば良いんだろうけど。
満足度★★☆☆☆

「Death Disco」
(作曲:Nakajin・Fukase、編曲:SEKAI NO OWARI・CHRYSANTHEMUM BRIDGE)
インスト。特に感想が浮かんでこない。
満足度?????

今冬は川口春奈が出演しているこの『JR SKI SKI』CM。このCMには毎回キャッチコピーが作られており、今回は「ぜんぶ雪のせいだ」。川口演じる女の子の淡い恋心を表現する本来ならば非常に胸キュンなキャッチコピー…なのだが、今冬、40数年ぶりだとかいう記録的な大雪に見舞われた関東民としては「(滑ったり風邪ひいたり雪かきで筋肉痛になったりするのは)ぜんぶ雪のせいだ!!」という感じで、CMとは違う角度からこのフレーズを痛感するハメになった事を嘆かせていただきたい。

 初回盤A(ライブCD付)  初回盤B(DVD付)  通常盤

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『君の隣』aiko
(1月29日 最高5位 初動3.7万枚 売上4.5万枚)

「君の隣」
(作詞・作曲:AIKO、編曲:Masanori Shimada)
ロッテ『ガーナミルクチョコレート』CMソング。風が通り抜けるような爽やかポップ。これだけのキャリアを重ねてもまだこんなにキラキラした雰囲気の曲を出せるのが凄い。安定の一曲。
満足度★★★★☆

「舌打ち」
(作詞・作曲:AIKO、編曲:Masanori Shimada)
若干ロックテイストの一曲。
満足度★★★☆☆

「朝寝ぼう」
(作詞・作曲:AIKO、編曲:Masanori Shimada)
こちらはバラード。安定しすぎて特に書くことが思い浮かばないけども良い。
満足度★★★☆☆

 初回盤  通常盤

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『TSUKI』安室奈美恵
(1月29日 最高3位 初動4.2万枚 売上6.6万枚)

「TSUKI」
(作詞:TIGER、作曲:ZETTON・FAST LANE・LISA DESMOND)
東宝配給映画『抱きしめたい -真実の物語-』主題歌。タイトルの「TSUKI」とは「月」の事であり猿岩石の「ツキ」とは意味が異なる。神秘的な雰囲気の曲。一発でピンとくるタイプでは無いけども聴き込むとなかなか良いなと思って来る。
満足度★★★☆☆

「Neonlight Lipstick」
(作詞・作曲:STEVEN LEE・Lasse Lindorff・Charli Taft・TIGER)
本人出演のコーセー『ESPRIQUE』CMソング。サウンド重視のダンスナンバー。やはり安室のこういう曲はカッコイイ。
満足度★★★☆☆

「Ballerina」
(作詞・作曲:Gennessee Lewis・Cait La Dee・Wolfgang Gartner・P.O.S)
FASHION'S NIGHT OUT 2013 GUCCI×VOGUE×NAMIE AMUROコラボ企画起用楽曲、レコチョク TV-CMソング。こちらもメロディーよりはサウンド系。インパクトは無いけど悪く無い。
満足度★★★☆☆

 CD+DVD  CD




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2014年01月23日

TUBE アルバムレビュー 1996

TUBE アルバムレビュー。


『TUBEstⅡ』
(1996年4月1日 最高3位 初動33.4万枚 売上110.2万枚 登場31週)

【あー夏休み/湘南 My Love/さよならイエスタディ/夏だね/ガラスのメモリーズ/夏を待ちきれなくて/だって夏じゃない/夏を抱きしめて/恋してムーチョ/Melodies&Memories/ゆずれない夏/あの夏を探して/湘南盆踊り/Yo Yo Yo/海へ行こう
…Bonus Track

ベストアルバム『TUBEstⅡ』。1989年の『TUBEst』に続く第2弾。1990年から1995年までの全シングルを収録。自身最大のヒット作となった。ボーナストラックの3曲はそれぞれ「ガラスのメモリーズ」「夏を待ちきれなくて」「夏を抱きしめて」のカップリングに収録されていた曲。

TUBEは『CDTV』等で過去曲をちょこちょこ聴いていたんだけど、中々良いメロディーだなと思っていたのでこの度初レンタル。この時期が売り上げ最盛期だったこともありどの曲も非常にキャッチーで良い曲ばかりだ。特に「夏を抱きしめて」や「ゆずれない夏」のような突き抜けた爽快さはたまらなく素晴らしい。ZARDやELTのような清涼感のある“夏感”よりはアツいのだが、かといって暑苦しいジワジワした“夏感”とも異なる。やっぱ夏といえばTUBEと言われるだけの事はあるなと。しかしボーナストラックはちょっとおふざけ要素も入ったようなナンバーでシングルA面との落差を激しく感じた。ここはカップリングではなく、アルバムの中の名曲や人気曲とかを入れれば良かったのでは…?

それにしてもCDセールス全盛だった90年代において、シングル最高売り上げが「夏を抱きしめて」の93.9万枚だというのがかなり意外である。ミリオンセラーをバンバン出していたようなイメージがあるし、それ位のヒットを打ち出してもおかしくないだけの名曲を生み出していたと思うんだけどな。

満足度★★★★★

TUBEstⅡ




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kazeno_yukue at 16:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)TUBE 

2014年01月11日

the brilliant green アルバムレビュー 2008-2010

the brilliant green アルバムレビュー。


『complete single collection '97-'08』
(2008年2月20日 最高1位 初動9.2万枚 売上17.8万枚 登場13週)

【Bye Bye Mr.Mug/goodbye and good luck/There will be love there ‐愛のある場所‐/冷たい花/そのスピードで/長いため息のように/愛の❤愛の星/CALL MY NAME(JAPANESE VERSION)/BYE! MY BOY!/Hello Another Way ‐それぞれの場所‐/angel song ‐イヴの鐘‐/Forever to me~終わりなき悲しみ~/Rainy days never stays/I'M SO SORRY BABY/Stand by me/Enemy/Ash Like Snow】

初のベストアルバム『complete single collection '97-'08』。デビューシングル「Bye Bye Mr.Mug」から、当時の最新シングル「Ash Like Snow」までが時系列順にそのまま収録されている。意外にも自身初のアルバム1位獲得作品となった。

全シングルが出た順に並んでいるという構成でシンプルながらまさに決定盤。ブリグリ初心者はまずこれを聴けば良いだろう。ギターの重たい響きが目立つ彼らの楽曲はどれも洋楽風で、ひんやりとした空気が特徴。サウンドもボーカルも虚無感に溢れてるけど、歌われるメロディーは抜群にメロディアスでキャッチーというのがまた魅力的である。特に「There will be love there ‐愛のある場所‐」や「冷たい花」の名曲ぶりは凄まじい。こうしたやや閉塞的で冷たい空気感の曲を大ヒットさせたというのも凄い。セールス的な最盛期を過ぎても楽曲のクオリティが落ちているという事は無く、最初から最後まで強く魅かれる曲ばかりだ。改めて凄いバンドだなと思い知らされた。

満足度★★★★★

 初回盤DVD付  通常盤

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『BLACKOUT』
(2010年9月15日 最高16位 初動0.9万枚 売上1.6万枚 登場6週)

【BLACKOUT/BLACK DARK NIGHT/I'm sick of this place/Talk to me/Blue Daisy/Break Free/WHIRLWIND/Spring Gate/Song 2(COVER)/I just Can't Breathe…/LIKE YESTERDAY/BLUE SUNRISE】

5thアルバム『BLACKOUT』。シングル「LIKE YESTERDAY」(17位 0.9万枚)「Blue Daisy」(20位 0.5万枚)「I Just Can't Breathe…」(33位 0.4万枚)収録。2002年12月の『THE WINTER ALBUM』以来、実に7年9ヶ月ぶりのオリジナルアルバム。2010年5月10日にギター松井亮が脱退してから初となるアルバムでもある。

CMで聴いた「LIKE YESTERDAY」に魅かれて借りてきたアルバム。シングル3曲は文句なしにキャッチーで名曲だし、その他のオリジナル曲もシングル程では無いものの聴いていて心地良い。ブリグリはこれ以外にはベスト盤しか聴いた事ないけど、どっしりした冷たいバンドサウンドの中で歌われるメロディアスなボーカルはとても魅力的。深いファンの間では「これまでと変わってしまった」とか嘆かれているらしい今作だが、ライトリスナー的には期待を裏切らない名作であると感じられた。しかしメジャーデビュー13年でオリジナル5枚って少ないな…。どうも活動が滞りがちなバンドだけど、現在のチャートでは他に類を見ないタイプの世界観を持っていると思うのでぜひ積極的なリリースを願いたい。

満足度★★★★★

 初回盤DVD付  通常盤




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kazeno_yukue at 19:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)the brilliant green 

2014年01月08日

JUDY AND MARY アルバムレビュー 1994-2001

JUDY AND MARYアルバムレビュー。

楽曲ごとの感想はこちら
JUDY AND MARY シングル&名曲レビュー 1993-2001
になりますのでクリック!


『J・A・M』
(1994年1月21日 最高23位 売上18.9万枚 登場36週)

【JUDY IS A TANK GIRL/LOVE ME DO/SLAP DASH!/POWER OF LOVE/BLUE TEARS/BABY"Q"/彼女の大切なもの/LOLITA A-GO-GO/MAKE UP ONE'S MIND/DAYDREAM/あいたくて/GLAMOUR PUNKS】

1stアルバム『J・A・M』。シングル「POWER OF LOVE」(95位 0.3万枚)「BLUE TEARS」(圏外)収録。4月に「DAYDREAM」(58位 1.3万枚)がリカットされた。

初期らしく、ロリータパンクの要素がふんだんに詰まった1作。ほぼ作曲:恩田快人で占められており、かなり恩田の意向が反映されたアルバムのようだ。TAKUYAのギターも後に見られるようなアバンギャルド性は影をひそめており、あくまでストレートなプレイを貫いている。まぁ、そこまで強いメロディーの曲も無いんだけど全体的な印象は悪くない。ジュディマリというよりは、ロリータパンクバンドを聴くつもりで手に取ったほうが良いかも。2nd以降とは雰囲気が異なる。「LOVE ME DO」はバンド史上唯一となるYUKI作曲のナンバーだけどあんま他の曲と変わらない。

満足度★★★☆☆



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『ORANGE SUNSHINE』
(1994年12月1日 最高5位 初動11.7万枚 売上68.1万枚 登場65週)

【POP STAR/どうしよう/Hello! Orange Sunshine/RADIO/Cheese"PIZZA"/小さな頃から/HYPER 90'S CHOCOLATE BOYFRIEND/キケンな二人(Let's Go! "DAIBUTSU" MIX)/クリスマス/自転車/ダイナマイト】

2ndアルバム『ORANGE SUNSHINE』。シングル「Hello! Orange Sunshine/RADIO」(22位 9.9万枚)「Cheese"PIZZA"/クリスマス」(15位 7.7万枚)収録。翌年1月に「小さな頃から/自転車」(37位 3.9万枚)が両A面でリカットされた。初のTOP10入りを果たしたブレイク作。

パンク一色だった前作から一転、ポップなナンバーが並ぶカラフルな印象のアルバム。初めてTAKUYAの楽曲が収録されたこともあってか一気に音楽性の幅が広がった印象がある。ベスト盤で回収可能なシングルが多めとはいえ、このアルバムも手に取って損は無い。解散時のインタビューでメンバー自らも「傑作」と言っていたしバンドとしてもかなりの手ごたえを感じた作品みたいだ。なによりジャケット・ブックレットのYUKIが可愛すぎるのでそれだけでもチェックの価値あり。

満足度★★★★☆



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『MIRACLE DIVING』
(1995年12月4日 最高2位 初動35.3万枚 売上93.9万枚 登場35週)

【Miracle Night Diving/Over Drive/KYOTO/Little Miss Highway/あなたは生きている/ドキドキ/ステレオ全開/Oh! Can Not Angel/プラチナ/アネモネの恋/帰れない2人】

3rdアルバム『MIRACLE DIVING』。シングル「Over Drive」(4位 67.0万枚)「ドキドキ」(8位 25.6万枚)収録。「Over Drive」がシングル初のTOP10入りを果たし、続く「ドキドキ」もスマッシュヒットしバンドが勢いに乗っている中でリリースされた。初動で35万枚を売り上げたが、MY LITTLE LOVERの『evergreen』が初動102.5万枚を叩き出したので最高順位は2位。9曲目「プラチナ」では甲本ヒロトと真島昌利がコーラスとして参加している。

「Over Drive」でブレイクを果たし、その勢いのまま生まれたような上昇気流を感じる快作。どの曲もキャッチーで勢いに溢れていて聴き心地バツグン。TAKUYA曲と恩田曲どちらもバランス良く配置されているが注目すべきなのは3曲目の「KYOTO」。これまで作詞はYUKI名義かTack&Yukkyという共作名義だったのがこの「KYOTO」では明確に作詞・作曲:TAKUYAという初の単独クレジットなっている。バンド内でTAKUYAの存在感がかなり増してきていたという事だろうか。今作から五十嵐も作曲に加わるようになり「Little Miss Highway」や「Oh! Can Not Angel」といった佳作を生み出している。どちらもなかなかの名曲だし、もっと作曲していっても良かったのでは?そしてジャケットのYUKIは相変わらず可愛すぎる

満足度★★★★★



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『THE POWER SOURCE』
(1997年3月26日 最高1位 初動80.9万枚 売上216.2万枚 登場49週)

【BIRTHDAY SONG/ラブリーベイベー/そばかす/KISSの温度/Happy?/Pinky loves him/くじら12号/クラシック/風に吹かれて/The Great Escape】

4thアルバム『THE POWER SOURCE』。シングル「そばかす」(1位 105.8万枚)「クラシック」(3位 63.2万枚)「くじら12号」(5位 44.7万枚)収録。5月に「ラブリーベイベー」(12位 9.3万枚)がリカットされた。「そばかす」が自身初のミリオンとなり、続くシングルも大ヒットを飛ばしていた中でのリリース。初動80万枚を叩き出し、SMAPのベスト盤『WOOL』に2倍の差をつけ自身初のアルバム1位を獲得。累計でダブルミリオンを突破するメガヒットとなり、自信最大のセールスとなった。

ついにTAKUYAイズムが本格開花。1曲目「BIRTHDAY SONG」から、一見間違ってるんじゃないか?と思う程に縦横無尽に暴れまくるギターサウンドが炸裂しまさに圧巻の一言。しかもそんな自由奔放なプレイが爆発しつつも楽曲は最高にキャッチーでポップというのがまた凄い。怒涛の勢いで展開する10曲はまさに絶頂期という感じで抜群に耳に残る。シングル曲たちがあまりに強烈な個性を放っているがアルバム曲もレベルが高い。最初に聴いた時はシングル曲以外あまり印象に残らなかったのだが改めて聴き返したら全曲良かった。特に恩田作曲の「風に吹かれて」はそのピュアさが胸に染みる名曲。

満足度★★★★★



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『POP LIFE』
(1998年6月24日 最高2位 初動67.9万枚 売上115.0万枚 登場19週)

【ドュビドュバディスコ フューチャリング ウィズ サー・サイコ・セクシー/ミュージック ファイター/イロトリドリ ノ セカイ/散歩道/BATHROOM/ランチ イン サバンナ/ジーザス!ジーザス!/ステキなうた/ナチュラル ビュウティ '98/手紙をかくよ/グッバイ/LOVER SOUL】

5thアルバム『POP LIFE』。シングル「LOVER SOUL」(5位 50.4万枚)「散歩道」(3位 47.9万枚)「ミュージック ファイター」(4位 14.8万枚)収録。9月に「イロトリドリ ノ セカイ」(11位 7.6万枚)、11月に「手紙をかくよ」(22位 2.2万枚)がリカットされた。初動67.9万枚を叩き出したが、サザンオールスターズの『海のYeah!!』が初動100.4万枚を記録したため最高順位は2位。しかし累計では2作連続でのミリオンセラーとなった。

遂にバンドの主導権をTAKUYAが握ったようで、なんと11曲中9曲がTAKUYA曲。恩田曲はわずか1曲のみとなってしまった。バンド内の力関係やバランスは明らかに崩れ始めていたようだが、そんな中生み出された今作は前作を更に飛び越えた名盤。どれもぶっ飛んだバンドサウンドの上に極上のメロディーが乗る名曲ばかり。中でも「ミュージック ファイター」は超絶なTAKUYAイズムの一つの到達点ともいえる大名曲である。久しぶりに聴いたら「ミュージック ファイター」から「イロトリドリ ノ セカイ」に切り替わる部分で何故か涙が出そうになった。あの箇所には何だか神秘的な空気がある。あと「グッバイ」ラストのYUKIの〈ばいばい♪〉が可愛すぎ。この〈ばいばい♪〉を聴くためだけにこのアルバムを買っても損は無い。最も好きなオリジナルアルバムは今作。

満足度★★★★★



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『FRESH』
(2000年3月23日 最高1位 初動76.7万枚 売上177.6万枚 登場33週)

【POWER OF LOVE/BLUE TEARS/DAYDREAM/Hello! Orange Sunshine/RADIO/小さな頃から/自転車/Over Drive/KYOTO/ドキドキ/そばかす/クラシック/くじら12号/散歩道/ミュージック ファイター/LOVER SOUL/Brand New Wave Upper Ground】

初のベストアルバムであり、解散前に出された唯一のベスト盤。2000年の活動再開に合わせてリリースされた。デビューからシングル中心に纏めているが抜けているシングルもちらほらある。当時の最新シングルだった「Brand New Wave Upper Ground」(4位 15.8万枚)がアルバム初収録。2006年には今作以降の楽曲が追加され2枚組仕様となった完全盤『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』がリリースされている。

完全盤『COMPLETE BEST ALBUM「FRESH」』の存在があるので、現在ではかなり微妙な立ち位置のアルバム。しかし個人的にジュディマリにハマる入り口となったのが今作だったので思い入れは深い。2枚組では無く1枚でバンドの歴史をそこそこ追えるベストはコレだけなのでそういった点ではまだ価値が残ってる…のかな。基本的には手に取る意味の無い作品だけど、現在は中古屋で安く売ってると思うので「ちょっとジュディマリ聴いてみようかな」という方は買ってもいいかもしれない。

満足度★★★★☆(曲は文句ナシに素晴らしいけどアルバムとしての存在意義は薄い)

  06年完全盤

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『WARP』
(2001年2月7日 最高1位 初動50.2万枚 売上88.7万枚 登場11週)

【Rainbow Devils Land/WARP/Brand New Wave Upper Ground/カメレオンルミィ/PEACE/LOLLIPOP/あたしをみつけて/motto/ラッキープール/Sugar cane train/ガールフレンド/ひとつだけ -ver.WARP-】

6thアルバム『WARP』。シングル「ひとつだけ -ver.WARP-」(9位 11.1万枚)「motto」(8位 13.8万枚)「ラッキープール」(3位 18.3万枚)収録。3月に「PEACE」が「PEACE -strings version-」(8位 7.3万枚)としてシングルカットされた。また前年のベスト盤『FRESH』に一足先に収録されていた「Brand New Wave Upper Ground」は今作にも収録された。活動休止を経て、このアルバム発表と同時にバンド解散を発表。オリジナルとしては今作がラストアルバムとなった。

ついに恩田曲は姿を消し、五十嵐曲が1曲あるのみで他は作曲ばかりか編曲まで全てが全てTAKUYA単独クレジット。これほどバンド内のバランスが傾いていたとは驚きだ。シングル曲はどれも素晴らしくキャッチーなものばかりだがアルバム曲では実験に走っており、1曲目「Rainbow Devils Land」は打ち込み主体の不可思議なサウンドが広がるナンバーだし、「カメレオンルミィ」もあえて少し外したようなYUKIの歌い方が目立ち今までとは異なる雰囲気が漂う。そんな中11曲目「ガールフレンド」なんかは初期らしいストレートな曲で安心。アルバムとしては前作や前々作にあった怒涛の勢いは感じなかったけど、全体的にはやはり聴きごたえ抜群。最後の「ひとつだけ」までたどり着くと何だか込み上げてくるものがある。楽曲はとびきり明るいのに、同時に湧きおこる凄く切ないこの気持ちは一体…。本当、替えのきかない唯一無二のバンドだったな。

満足度★★★★☆



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『The Great Escape -COMPLETE BEST-』
(2001年5月23日 最高1位 初動37.5万枚 売上78.0万枚 登場27週)

Disc-1
【Over Drive/ラッキープール/クラシック/motto/くじら12号/KYOTO/夕暮れ/RADIO/Hello! Orange Sunshine/手紙をかくよ/イロトリドリ ノ セカイ/Cheese"PIZZA"/ラブリーベイベー/おめでとう/ステレオ全開】

Disc-2
【そばかす/小さな頃から/散歩道/LOVER SOUL/BLUE TEARS/シーザス!ジーザス!/クリスマス/ドキドキ/BATHROOM/風に吹かれて/DAYDREAM/あたしをみつけて/自転車/Brand New Wave Upper Ground/エゴイスト…?】


ベストアルバム『The Great Escape-COMPLETE BEST-』。2001年3月8日の東京ドームライブで解散した後に発売された。ファン投票によって選ばれた上位30曲を収録。Disc-1には奇数順位の、Disc-2には偶数順位の曲が上位から順に入っている。1位は獲得したものの、前年に『FRESH』を大ヒットさせていたためかミリオンには至らなかった。

代表的なヒットシングルだけでなく、アルバムやカップリングの人気曲も一気に押さえられるという点が魅力。特にアルバム収録自体が初となる「夕暮れ」「おめでとう」「エゴイスト…?」のカップリング3曲はどれも聴いておくべき名曲だ。「ミュージック ファイター」や「ひとつだけ」が未収録なのは残念だが、個人的にはジュディマリのベスト盤で一番オススメなのは今作。『FRESH』が無ければミリオンいっていたと思う。

満足度★★★★★






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kazeno_yukue at 18:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0)JUDY AND MARY