2013年11月

2013年11月30日

シングルレビュー ~2013年11月編~

2013年11月発売シングルの感想。


『GOUNN』ももいろクローバーZ
(11月6日 最高2位 初動7.8万枚 売上9.5万枚)

「GOUNN」
(作詞:只野菜摘、作曲:しほり、編曲:木村篤史)
仏教がテーマになっているという一曲。個人的に去年の「Z女戦争」や「サラバ、愛しき悲しみたちよ」には“ワケがわからないけどとにかく圧倒される何か”があった気がするのだが今回はただ“ワケがわからない”だけで終わってしまっているような…。ド派手な衣装や曲調で何とか“ももクロらしさ”を保っているような印象。ただ、有安の歌声は良い。
満足度★★★☆☆

「いつか君が」
(作詞:ももいろクローバーZ・miwa、作曲:miwa・編曲:Naoki-T)
『FNS歌謡祭』等でよく共演しているmiwaの提供。イントロのアコギやこのエレクトロ感がmiwaらしい。初夏の木漏れ日を感じるフレッシュな一曲。こちらは歌詞もメロディーも好印象。
満足度★★★★☆

「ももいろ太鼓どどんが節」
(作詞:増子直純、作曲:上原子友康、編曲:怒髪天)
タイトルから想像できる通り「ハァ~祭りだワッショイ」って感じの一曲。一度聴けばお腹一杯です。
満足度★★☆☆☆

去年あたりから突如やってきた“ももクロ旋風”には本当に驚かされた。各界の著名人、芸人、芸能人による謎のももクロプッシュ。さらにアイドルに微塵の興味の無かったような層の人々までもが「ももクロは良い」「ももクロは違う」と言う。何かが仕組まれてるんじゃないかと疑いたくなるような急激な勢いだった。僕も流れに乗ろうとアルバムを借りて、確かにいくつか好きな曲も見つけはしたんだけど、世間で騒がれてる程良さが分からないのは自分だけなのか?とそれなりの孤独感も味わった。まぁ、なんつうか。ももクロそのものがどうというよりも、AKBに対する反発心から売れているような所もあると思うんだけど…。あと個人的に有安杏果の歌声は好きなのだがなんか評価や扱いが妙に低くないか?歌の面ではかなりの功労者だと思うのだが。

 初回盤DVD付  通常盤

―――――――――――――――――――――――――

『ひとりごと』新山詩織
(11月13日 最高39位 売上0.3万枚)

「ひとりごと」
(作詞:新山詩織、作曲:吉木絵里子、編曲:笹路正徳)
TBS系『CDTV』11月度エンディングテーマ。17歳の女性シンガーソングライター。今年の頭くらいから名前だけは知っていて、何よりビーイング所属という事で気になってはいたんだけど聴こうという気持ちまでには至っていなかった。今回、『CDTV』で聴いてなかなか耳に残ったので初レンタル。アコギの音色が目立つクールでアンニュイなナンバー。女性シンガーソングライターで自分探し系の歌詞なのでやはりYUIと比較してしまうが、彼女の特徴はその見た目と違って意外と声が太いという点。ジャケットとか見る限りでは繊細でか弱そうに見えるんだけどこんなどっしりした歌声だとは意外だった。いわゆるアイドル的な萌え系の声では無いのでそこを求める層からは受けないかもしれないな…。これは初の非自作曲らしいので、過去の自作曲も聴いてみたいなと思う。
満足度★★★★☆

「イージュー★ライダー」
(作詞・作曲:奥田民生、編曲:笹路正徳)
彼女の生まれ年に発売された奥田民生の曲をカバー。まぁ良い曲だけど可もなく不可もなくって感じの仕上がり。それにしても1996年生まれって…若ぇな…。
満足度★★☆☆☆



―――――――――――――――――――――――――

『乱』LUNA SEA
(11月13日 最高17位 初動1.2万枚 売上1.3万枚)

「乱」
(作詞・作曲・編曲:LUNA SEA)
テレビ東京系ドラマ『都市伝説の女』オープニングテーマ。原曲はSUGIZO。アップテンポなナンバーで前作「Thoughts」と比べると分かりやすいメロディーだなと思った。安定の一曲。なんか90年代の頃よりもRYUICHIの声がどっしりしているせいかバンドサウンド全体に厚みを感じる。ちなみに日本語タイトルのシングルは自身初らしい。
満足度★★★☆☆

「ECHO」
(作詞・作曲・編曲:LUNA SEA)
原曲は真矢。良いんだけど聴き終わると印象に残ってないかなぁ…。
満足度★★★☆☆

12月11日に『LUNACY』以来実に13年ぶりのオリジナルアルバム『A WILL』を発売するという。LUNA SEAはベスト盤しか聴いた事がないのでこれを機にオリジナルにも手をのばしてみようかなと…。

 初回盤A(Blu-ray付)  初回盤B(DVD付)  通常盤

―――――――――――――――――――――――――

『賛成カワイイ!』SKE48
(11月20日 最高1位 初動44.9万枚 売上56.9万枚)

「賛成カワイイ!」
(作詞:秋元康、作曲:Sungho、編曲:生田真心)
石田安奈、大矢真那、木﨑ゆりあ、中西優香、松井珠理奈、向田茉夏、大場美奈、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、古川愛李、木本花音、菅なな子、古畑奈和、松井玲奈、北川綾巴
AiiA携帯カードゲーム『SKE48 Passion For You』CMソング。SKEらしい元気で明るいアイドルポップ。悪くはないんだけど、これまでのシングルにあったようなキレ味はちょっと感じられず、ごく普通の一曲という印象だ。あとセンターをつとめる松井玲奈はもう22歳になるわけで、この元気ハツラツなアイドルノリもそろそろ苦しくなってきているのでは…などと余計な心配をしたくなってきた。そろそろ若手に席を譲った方が良いのではとも思うが、じゃあ誰を新センターにするの?と言われると答えられない。誰がなってもシックリこない気がする。そう考えると、やっぱ無理矢理世代交代させる必要なんて無いのかな…。うーむ。
満足度★★★☆☆

「ここで一発」だ~す~&つ~ま~
(作詞:秋元康、作曲・編曲:真崎修)
須田亜香里、松村香織
壱番屋『SKE48×カレーハウスCoCo壱番屋 推しトッピン具対決!!』CMソング。「だ~す~」とは須田亜香里、「つ~ま~」とは松村香織の事を指す。須田の「だ~す~」は知っていたが松村の事を「つ~ま~」と呼ぶとは知らなかった。長い下積み期間を味わってきた(らしい)二人ならではの歌詞となっていて、この二人のファンなら感情移入して聴けるのかなと思う。ポコポコしたアレンジに隠れているが結構メロディーが良い。歌詞を変えてアレンジをストレートにすれば化ける気もする。
満足度★★★☆☆

「道は なぜ続くのか?」愛知トヨタ選抜
(作詞:秋元康、作曲:市川裕一、編曲:野中“まさ”雄一)
大矢真那、木﨑ゆりあ、松井珠理奈、向田茉夏、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、古川愛李、木本花音、古畑奈和、松井玲奈、北川綾巴
愛知トヨタ自動車『愛知トヨタ×SKE48 でぃすかば愛知!』「出発篇」CMソング。愛知トヨタ自動車とのコラボ企画で、『でぃすかば愛知!プロジェクト』に参加したメンバーでの歌唱という事らしい。〈エンジンかけて〉〈ギヤを入れて〉〈サイドシートに〉等、タイアップに忠実な歌詞。曲調もストレートで聴きやすい安定の一曲。
満足度★★★☆☆

「ずっとずっと先の今日」セレクション18
(作詞:秋元康、作曲:依光輝久、編曲:野中“まさ”雄一)
磯原杏華、大矢真那、木﨑ゆりあ、斉藤真木子、中西優香、松井珠理奈、大場美奈、小林亜美、柴田阿弥、須田亜香里、高柳明音、古川愛李、松本梨奈、梅本まどか、金子栞、木本花音、松井玲奈、松村香織
教育企画『名進研』「夢に向かって走り出せ篇」CMソング。『AKB48 32ndシングル選抜総選挙』にランクインしたメンバーでの歌唱。こちらもタイアップに沿った一曲で、メロディアスなバラード。やはり安定の一曲。
満足度★★★☆☆

 初回A  初回B  初回C  初回D  通常A  通常B  通常C  通常D  劇場盤

―――――――――――――――――――――――――

『クリスマス・イブ 30th Anniversary Edition』山下達郎
(11月20日 最高10位 初動2.0万枚 売上6.2万枚)

「クリスマス・イブ」
(作詞・作曲・編曲:Tatsuro Yamashita)
発売30周年を記念しての再発。楽曲の良さはいわずもがな、J-POP史に残る名曲だ。毎年、年末になるとどこかでこの曲がかかるので自然と耳に入って来るし、そのたびに「やっぱ良い曲だなぁ」と思う。演奏だけでもキラキラしたクリスマス感を出しているのが本当に凄い。音源は2013年最新リマスターバージョン。
満足度★★★★★

「ホワイト・クリスマス」
(作詞・作曲:Irving Berlin、編曲:Tatsuro Yamashita)
洋楽のカバー。どこかで耳にしたことがある有名な曲。アカペラで歌いあげられており完全に山達ワールドになっている。
満足度★★★☆☆

「クリスマス・イブ(English Version)」
(作詞:Alan O'Day、作曲・編曲:Tatsuro Yamashita)
英語詞バージョン。これはこれでかなり味があって良い。
満足度★★★★☆

「クリスマス・イブ(Acoustic Live Version)」
(作詞・作曲・編曲:Tatsuro Yamashita)
浜離宮朝日ホールにて2008年5月5日に録音されたライブテイク(5年前ってそこそこ昔だな…)。アコギ、ベース、ピアノだけのシンプルな編成ながら、熱の入った演奏にかなり聴き入ってしまう。間奏では山下達郎のギターテクニックが垣間見える。昔のCD音源と声が全然変わらないのも凄いなと思った。
満足度★★★★☆

 初回盤DVD付  通常盤  アナログ盤

―――――――――――――――――――――――――

『エデン』Aqua Timez
(11月27日 最高22位 売上1.1万枚)

「エデン」
(作詞・作曲:太志、編曲:Aqua Timez・末光篤、ストリングスアレンジ:弦一徹)
TBS系アニメ『マギ』エンディングテーマ。静かに始まり、2番からバンドが参加、だんだんと壮大になっていくミディアムナンバー。去年の「つぼみ」のように一発で掴まれるタイプではなくじっくりタイプの曲だが聴けば聴く程に染みてくる。
満足度★★★★☆

「クランベリージャム」
(作詞・作曲:太志、編曲:Aqua Timez・辻剛)
彼ららしい、幻想的で穏やかな一曲。こちらも結構良い。
満足度★★★☆☆

「The FANtastic Journey」
(作詞・作曲:太志、編曲:Aqua Timez・辻剛)
ガツンとしたバンドサウンドが目立つアップテンポの曲だけどメロディーは繊細で耳に残る。掛け合いの部分がありライブで盛り上がりそう。
満足度★★★★☆

「エデン(LITTLE PARADE session)」
(作詞・作曲:太志、編曲:太志・Tokie・望月泰慎)
表題曲の別アレンジバージョン。ボーカル、ピアノ、ベースのみで構成されているようだ。メロディーの良さは際立っているかもしれないが、何回も聴こうとは思わないかなぁ。オリジナルのが好き。
満足度★★★☆☆

以前よりも存在感が薄くなってきているけど、現在もしっかり良い曲を出している。ぜひ再注目されてほしいバンドである。

  期間限定アニメ盤

―――――――――――――――――――――――――

『DIAMOND SKIN/虹のポケット/CRAZY DANCE』GLAY
(11月27日 最高4位 初動3.8万枚 売上4.3万枚)

「DIAMOND SKIN」
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY・MASAHIDE SAKUMA)
CAPCOM音楽ゲーム『CROSS X BEATS』タイアップソング、テレビ朝日系『お願い!ランキング』12月度エンディングテーマ。彼らお得意の切な系ナンバー。中々良いんだけど、聴き終わるとイマイチ印象に残ってないのは前作と同じ…。聴いている最中は結構良いななんて思ってるんだけどな。ちなみに佐久間正英がシングルA面をプロデュースするのは45thシングル「Bible」以来らしい。
満足度★★★☆☆

「虹のポケット」
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY)
横浜ゴム『アイスガード ファイブ』CMソング。こちらはGLAY単独の編曲。目の前に広大な風景がひろがるような爽やかなナンバーでこのシングルでは一番。
満足度★★★★☆

「CRAZY DANCE」
(作詞・作曲:TAKURO、編曲:GLAY)
ひたすらクレイジーダンスと繰り返し叫ぶパンク調の曲。1998年のライブで一度披露されていたという。ライブでTERUが「シングルにします!」と宣言した為にA面になったそうだがカップリングでも良かったような…。印象だけでいえばこの三曲の中で一番強かったが。
満足度★★★☆☆

大好きなバンドなのだが、どうもここ最近のシングルは耳に残らないような気がする。これは僕の耳がGLAY全盛期の頃のまま止まってしまっているせいなのだろうか…?いまだに2000年のベスト『DRIVE』ばっかり聴いている僕に責任がありそうだ。

 CD+DVD  CD only

―――――――――――――――――――――――――

『バレッタ』乃木坂46
(11月27日 最高1位 初動39.5万枚 売上51.3万枚)

「バレッタ」
(作詞:秋元康、作曲:サイトウヨシヒロ、編曲:若田部誠)
秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、衛藤美彩、川後陽菜、斎藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中元日芽香、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、堀未央奈、松村沙友理、若月佑美
前作「ガールズルール」は別に乃木坂じゃなくても成立するようなとにかく突き抜けたアイドルポップだったが今回は何となく乃木坂らしさが復活したような印象(あくまで何となくですが…)。歌謡曲風で、独特のシリアスなムードに包まれておりかなり良い。風格があるというか。前作でセンターを務めた白石麻衣に代わり、今作ではまだ研究生の堀未央奈がセンターに大抜擢。こうなってくると次回のセンターは誰になるのか?そして元祖センター・生駒里奈の立場はどうなっていくのか?そこらへんが気になって来る。
満足度★★★★☆

「月の大きさ」
(作詞:秋元康 作曲・編曲:古川貴浩)
秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、衛藤美彩、川後陽菜、斎藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中元日芽香、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、堀未央奈、松村沙友理、若月佑美
テレビ東京系アニメ『NARUTO ‐ナルト‐ 疾風伝』第14期オープニングテーマ。テンションの高い歌謡チックなナンバーでこちらも結構悪く無い。歌唱メンバーは「バレッタ」と同じであり、センターも同じく堀。
満足度★★★☆☆

「やさしさとは」
(作詞:秋元康 作曲・編曲:古川貴浩)
生田絵梨奈、中元日芽香、西野七瀬、能條愛未、橋本奈々未、松村沙友理、若月佑美
通常盤収録曲。切なさと清涼感が入り混じったまさにザ・乃木坂な一曲。メロディーやアレンジもかなり耳に残るがそれ以上に歌詞が目にとまる。2番のサビの歌詞〈やさしさとは何なんだろう? 君を慰めることか あるいは涙の理由(わけ)を 何も聞かないことか 今さらどうすればいいか 誰か教えてくれよ 正しい答えじゃなくて 今 信じられることを〉が特に胸に染みる。あんま話題になってないけどかなりの名曲なんじゃないだろうか。
満足度★★★★★

前作「ガールズルール」を抜き、初動・累計共に自身最高のヒットとなった。センターが誰になろうが売上には関係無いという事だろうか。

 Type-A  Type-B  Type-C  通常盤  アニメ盤

―――――――――――――――――――――――――

『Sweet Refrain』Perfume
(11月27日 最高3位 初動5.8万枚 売上7.0万枚)

「Sweet Refrain」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『都市伝説の女 Part2』主題歌。Perfumeは2008年頃にアルバムを借りて中々良いなと思っていたものの、その後何となくスルーしてしまい聴くタイミングを逃し現在に至る。というわけで、このシングルから流れに乗ろう!と、気合いマンマンで今回借りてきたのが今作である。で、いきなりなんだがいつも通りのPerfumeの曲って感じしかしなかった…。まぁ、良い意味でいつも通りという。毎回聴いてる人からしたらまた違うのかもしれないけど。過去の作品も聴いていきたい。
満足度★★★☆☆

「恋は前傾姿勢」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
こちらもザ・Perfumeな一曲。
満足度★★★☆☆

 初回盤DVD付  通常盤




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

2013年11月26日

GLAY アルバムレビュー 1994-1996

GLAY アルバムレビュー。


『灰とダイヤモンド』
(1994年5月25日 最高57位 売上5.1万枚 登場12週)

【真夏の扉(GLAY VERSION)/彼女の“Modern…”/KISSIN' NOISE/ひどくありふれたホワイトノイズをくれ/RAIN(GLAY VERSION)/LADY CLOSE/TWO BELL SILENCE/千ノナイフガ胸ヲ刺ス/BURST/if~灰とダイヤモンド~】

インディーズ時代唯一のアルバム『灰とダイヤモンド』。メジャーデビューシングル「RAIN」と同時発売。最高順位の57位は発売から約3年8ヵ月後の1998年1月26日付で記録した。

インディーズ作品といってもメジャー初期のお馴染みの楽曲たちの原型が多く並んでいるのでとっつきにくいなんて事は無くスンナリと聴けた。「真夏の扉」「彼女の“Modern…”」「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」等は再録音源と比べるとやはり演奏が荒く、サウンドに薄さを感じる。TERUのボーカルもまだまだという感じで「KISSIN' NOISE」等はあまりのキーの高さに歌というよりは絶叫になってしまっている(『REVIEW』収録の再録バージョンでは伸びやかな高音を魅せてくれる)。全体的に勢い重視の曲が目立つ中、「ひどくありふれたホワイトノイズをくれ」や「if~灰とダイヤモンド~」等後のメロディアスなGLAYの原点を思わせるミディアムナンバーも存在。完成度としては高く無いかもしれないが、若き日のGLAYに触れたい方はどうぞ。

満足度★★★☆☆

  95年盤  00年盤

―――――――――――――――――――――――――

『SPEED POP』
(1995年3月1日 最高8位 初動5.3万枚 売上32.0万枚 登場52週)

【SPEED POP(Introduction)/HAPPY SWING/彼女の“Modern…”/ずっと2人で…/LOVE SLAVE/REGRET/INNOCENCE/Freeze My Love/真夏の扉/Life~遠い空の下で~/JUNK ART/RAIN】

1stアルバム『SPEED POP』。シングル「RAIN」(26位 10.1万枚)「真夏の扉」(24位 4.3万枚)「彼女の“Modern…”」(45位 2.1万枚)「Freeze My Love」(19位 7.2万枚)収録。5月に「ずっと2人で…」(34位 4.0万枚)がリカットされた。1stにしていきなりのトップ10入り。当時はNOBUMASAというドラマーが居たがレコーディングには携わっていないらしく結局今作リリース後脱退。

メジャーデビューアルバムという事で『灰とダイヤモンド』と比べて格段に音の幅は広がったがやはりまだまだ全体的に初々しい。「INNOCENCE」や「Life~遠い空の下で~」等は歌声もサウンドも瑞々しく碧いなって感じがする。アルバム曲ではとびきり明るくキャッチーな「HAPPY SWING」が頭二つ三つ飛びぬけて良いと思うがベスト盤『DRIVE』に収録されているし、シングル曲も勿論ベストで一気に揃えられるので現在ではあまり聴かなくなってしまったアルバム。

満足度★★★☆☆

  01年盤  03年盤

―――――――――――――――――――――――――

『Beat out!』
(1996年2月7日 最高1位 初動19.7万枚 売上82.2万枚 登場84週)

【More than Love/Yes,Summerdays/原色の空〈Cloudy Sky〉/Trouble On Monday/Together/月に祈る/生きてく強さ/週末のBaby talk/グロリアス/軌跡の果て/Miki Piano】

2ndアルバム『Beat out!』。シングル「Yes,Summerdays」(13位 23.2万枚)「生きてく強さ」(19位 9.1万枚)「グロリアス」(4位 59.3万枚)収録。95年11月にリリースされる予定だったが、スタッフの「アルバムの前にもう1枚シングルを!」という要望により急遽「グロリアス」が制作され、今作の発売は延期された。勢いがつき始めていた時期だけに初のチャート1位を獲得。ミリオンに迫るヒットとなった。「週末のBaby talk」ではJUDY AND MARYのYUKIがコーラスで参加している。

シングルのみが突出していた前作とは打って変わって、アルバム曲にも抜群の勢いを感じる一枚。キャッチーで突き抜けたサビがたまらない「More than Love」、泣きの高音が涙をさそう「Together」、壮大な世界観に圧倒される「軌跡の果て」等、GLAYを聴く上では欠かせない名曲達が詰まっている。ハードなバンドサウンドが鳴り響きながらもメロディーは抜群にキャッチーというGLAYの持ち味が開花したアルバムだ。

満足度★★★★☆

  01年盤  03年盤




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote
kazeno_yukue at 15:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)GLAY