2013年08月

2013年08月31日

シングルレビュー ~2013年8月編~

2013年8月発売シングルの感想。


『ピースとハイライト』サザンオールスターズ

(8月7日 最高1位 初動20.7万枚 売上37.3万枚)

ピースとハイライト (完全生産限定“胸熱35"カートンBOX)ピースとハイライト (生産限定アナログ盤) [Analog]ピースとハイライト(通常盤)

「ピースとハイライト」
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
フォルクスワーゲン『New Golf』イメージソング。「I AM YOUR SINGER」以来5年ぶりとなるシングル表題曲は爽快なロックナンバー。昨今の東アジア情勢をテーマにした社会派の歌詞となっているが曲調がとにかく明るいので別に重く感じられたりはしない。イントロが自身の昔の曲「海」に似ているのは意図的なのだろうか?個人的に今年1、2を争う程好きな一曲。
満足度★★★★★

「蛍」
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:桑田佳祐・片山敦夫、弦編曲:島健)
映画『永遠の0』主題歌。バラード曲。ピアノやストリングスで構成されておりバンド感は無いけどメロディーは極上。映画にちなんで戦争をテーマにしているようだが、歌詞をよく読むと5年前に活動を休止してから現在に至るまでのサザン自身のことを歌っているようにも捉えられる…。
満足度★★★★☆

「栄光の男」
(作詞・作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ)
三井住友銀行CMソング。長嶋茂雄をイメージして作られた曲。歌詞に登場する「永遠に不滅」というフレーズは、長嶋氏が実際に発言した「永久に不滅」を桑田さんが勘違いしたものらしく、スムーズに歌えるということで採用となったそうだ。軽快なテンポだがどこか男くさい雰囲気がたまらない。〈居酒屋の小部屋で 酔ったフリしてさ 足が触れたのは故意(わざ)とだよ〉のフレーズが好きなのだが〈わざとだよぉ〉の言い方が聴いててなんだか恥ずかしくなってきちゃうのは何とかならんものか。
満足度★★★★☆

「人生の散歩道」
(作詞:原由子、作曲:桑田佳祐、編曲:サザンオールスターズ、弦編曲:原由子)
原由子ボーカル曲。相変わらずのほほんとした空気に満ち溢れているいつも通りの原さん曲という印象。
満足度★★★★☆

活動復活という意味では、2003年のシングル「涙の海で抱かれたい~SEA OF LOVE~」も似たようなリリースのされ方だったなぁ等と今回ぼんやり思っていたのだが、よくよく考えたらあれもう10年前の曲かよ!と独りで驚いてしまった…。しかしやっぱりサザンは良い。

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『恋するフォーチュンクッキー』AKB48
(8月21日 最高1位 初動133.0万枚 売上154.4万枚)

恋するフォーチュンクッキーType A(初回限定盤)恋するフォーチュンクッキーType K(初回限定盤)恋するフォーチュンクッキーType B(初回限定盤)恋するフォーチュンクッキー[劇場盤](特典なし)

「恋するフォーチュンクッキー」
(作詞:秋元康、作曲:伊藤心太郎、編曲:武藤星児)
篠田麻里子、高橋みなみ、横山由依、渡辺麻友、板野友美、大島優子、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香、松井珠理奈、須田亜香里、松井玲奈、渡辺美優紀、山本彩、指原莉乃、宮澤佐江
フジテレビ『楽しくなければお台場じゃない!お台場合衆国2013』テーマソング、フジテレビ系『WONDA×AKB48 ショートストーリー「フォーチュンクッキー」』主題歌、ひかりTV『AKB48コント「何もそこまで…」』CMソング、GREE『AKB48ステージファイター』「第3回センター争奪バトル篇」CMソング、JOYSOUND『AKB48公式カラオケ JOYSOUND f1』CMソング。今年6月に行われた『AKB48 32ndシングル選抜総選挙』の結果を受けて、1位から16位までのメンバーによって歌唱される表題曲。センターは指原莉乃。指原自身は元々AKBだったから目立たないが、AKB以外のグループのメンバーがAKBのシングル曲の単独センターを務めるというのはなかなか衝撃的な事だ。発売前は「指原音頭」(?)なる作品が発表される等の噂も飛び交ったが実際に発表されたのは80年代風ディスコナンバーのこちら。正統派アイドルポップとは一線を画したこの曲、世間では賛否両論のようだが聴いていて非常に心地が良いし、何度も聴いていくうちにどんどんこの得体のしれない魅力に取りつかれていく。最強のスルメソングであると思う。サビの広がっていく感も大好きだが個人的にはBメロの〈カフェテリア流れるミュージック〉の部分がツボ。しかしこじはるや篠田といった華のあるメンバーが〈地味な花は 気づいてくれない〉と歌っても説得力に欠ける気がするのはワタシだけかね。何はともあれ個人的に今年No.1ソングは暫定的にコレ
満足度★★★★★

「愛の意味を考えてみた」
(作詞:秋元康、作曲:小川コータ、編曲:野中“まさ”雄一)
入山杏奈、川栄李奈、北原里英、梅田彩佳、藤江れいな、峯岸みなみ、大矢真那、木﨑ゆりあ、柴田阿弥、高柳明音、古川愛李、木本花音、松村香織、山田菜々、宮脇咲良、高城亜樹
Type-A、Type-K、劇場盤収録曲。日本赤十字社『JOIN!〈防災ボランティア・病院ボランティア・救急法の講習〉篇』CMソング。アンダーガールズ名義の曲であり、センターは総選挙で17位にランクインした柴田阿弥。AKBGお馴染みのストレートなアイドルナンバーという感じでそこまで印象は無い。
満足度★★★☆☆

「今度こそエクスタシー」
(作詞:秋元康、作曲・編曲:井上ヨシマサ)
田野優花、倉持明日香、佐藤亜美菜、永尾まりや、武藤十夢、石田晴香、片山陽加、大場美奈、斉藤真木子、小林亜美、松本梨奈、梅本まどか、上西恵、矢倉楓子、兒玉遥、多田愛佳
Type-A収録曲。アダルティーで大人っぽい雰囲気のナンバー。MVも大人っぽい仕上がりになっているが個人的にNMB上西はメイク次第でかなり映えるなと感じた。肝心の曲はそこまで…。
満足度★★☆☆☆

「青空カフェ」
(作詞:秋元康、作曲:藤本貴則、編曲:佐々倉有吾)
相笠萌、岩立沙穂、岡田彩花、岡田奈々、小嶋真子、篠崎彩奈、西野未姫、村山彩希、北川綾巴、北原侑奈、山田みずほ、渋谷凪咲、林萌々香、岡田栞奈、田島芽瑠、朝長美桜
劇場盤収録曲。ファミリー劇場『「思い出せる君たちへ」~AKB48グループ全公演~』CMソング、大江戸温泉物語『温泉で、ニッポンに元気を。』「湯船」物語篇・「浴衣」物語篇 CMソング。研究生が歌っているせいか他の曲と比べると歌声がフレッシュな感じがする。楽曲も同じくフレッシュ感に溢れており軽快で爽やか。クラスメイト兼恋人との帰り道を「青空カフェ」に見立てて、甘酸っぱい世界観が展開される。こういう曲調は好みなのでかなり好感触の一曲だ。しかし研究生ともなるとさすがに知らない名前が多いが、“三銃士”とか名づけられてゴリ推しプッシュされている本店の岡田奈、小嶋真、西野、さらにHKTの番組に出まくっている田島、朝長あたりは判別がつく。やはり会社のゴリ推しプッシュって大事なんだなと思う。
オススメ度★★★★★

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『君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか』V6
(8月21日 最高3位 初動5.4万枚 売上6.1万枚)

君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか (CD+DVD) (初回生産限定盤A)君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか (CD+DVD) (初回生産限定盤B)君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか

「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか」
(作詞:Mariko Ogata、作曲:Baby Scent・Dino Cirone、編曲:Kaio Tsuruta)
『警視庁捜査一課9係』第8シリーズ主題歌。全編ピアノ一本で歌われるバラード。これまでのV6のイメージを覆すかのような曲である。何回か聴いていると染みてくる。『ミュージックステーション』出演時には坂本昌行と井ノ原快彦が主体で歌われており、完全に坂本・井ノ原withその他みたいな構成になっていたのだがCDで聴いてみたら長野博と岡田准一にもソロパートが存在した(森田剛と三宅健は今回コーラス要員…)。
満足度★★★☆☆

「FLASH BACK」
(作詞:ARIA、作曲:HAN SANG WON、編曲:HAN SANG WON・YOON YOUNG MIN)
TBS系『ガチャガチャV6』エンディングテーマ。K-POPみたいなクールダンスナンバーでそのまんま東方神起とかに提供できそう。ただ、カッコイイけど耳に残らない…。
満足度★★☆☆☆

「Summer Day」
(作詞:Kazuaki Yamashita、作曲・編曲:Shinjiroh Inoue)
通常盤収録曲。20th century名義。タイトルからして爽快なジャニーズポップスかと思っていたが、聴いてみるとややしっとりと落ち着いた感じのミディアムナンバーだった。普通。
満足度★★★☆☆

「キミノカケラ」
(作詞・作曲:TAMATE BOX、編曲:Yasutaka Kume)
通常盤収録曲。coming century名義。クールなR&Bナンバーでそこそこメロディアス。しかし若手ユニットなんていいながら、いまや森田・三宅が34歳、岡田が32歳とは…。三宅は未だに子供みたいな声ですな。
満足度★★★☆☆

個人的には「バリバリBUDDY!」や「kEEP oN.」のようなぶっ飛んだシングルをまた出してほしいものだ。

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『STARMANN』YUKI
(8月21日 最高16位 初動1.2万枚 売上1.6万枚)

STARMANN(初回生産限定盤)(DVD付)STARMANN

「STARMANN」
(作詞:YUKI、作曲:小形誠、編曲:YUKI・玉井健二・百田留衣、ストリングスアレンジ:弦一徹)
関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『スターマン・この星の恋』主題歌。「歓びの種」あたりを思わせるような、ふんわりしつつも力強いミディアムナンバー。広がりを感じさせるBメロからサビの展開が良い。
満足度★★★★☆

「君を束縛したいのです」
(作詞:YUKI、作曲:HALIFANIE、編曲:YUKI・玉井健二・百田留衣)
2012年9月の武道館公演で初披露されていたという楽曲。エレキギターが目立つアップテンポのナンバーでこちらもなかなか良い。
満足度★★★☆☆

もうちょっとテレビ出てほしいなぁ…。

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『わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団』モーニング娘。
(8月28日 最高1位 初動14.4万枚 売上15.9万枚)

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「わがまま 気のまま 愛のジョーク」
(作詞・作曲:つんく、編曲:大久保薫)
両A面1曲目。6年ぶりに『ミュージックステーション』に出演したりと、メディア等で何かと“モーニング娘。再ブレイク!”を煽っていた今年の夏。タイミング的には“勝負曲”であったこの曲であるが、それにしては何とも微妙な作品だなという印象がある。相変わらずのエレクトロ路線だが「Help me!!」や「ブレインストーミング」と比べると全く頭に入ってこない。「あ~…い~…さ~…れぇ~…とゎぁぁ~~い!!」という叫びフレーズは唯一耳に残るけどこれもどうもつんく臭がして好きでは無い。個人的に最近のこのグループの曲調は好きでハマリつつあるかもなと思っていたのだが、今作でちょっとその気持ちが落ち着いてしまったのが残念だ。
満足度★★☆☆☆

「愛の軍団」
(作詞・作曲:つんく、編曲:大久保薫)
両A面2曲目。「わがまま 気のまま 愛のジョーク」と似てるが、メロディーが分かりやすい分こちらは好印象だった。「ぼんの~ ほんのぉぉお~~!!」という唸り声のようなパートが1曲目の叫びフレーズを彷彿とさせる。こういうの好きなのかね、つんくは。
満足度★★★☆☆

「坊や」
(作詞・作曲:つんく 編曲:大久保薫)
初回生産限定盤D、通常盤A収録曲。歌唱メンバーは道重さゆみ、譜久村聖、飯窪春菜、佐藤優樹、工藤遥。うーん、印象ナシ…。
満足度★★☆☆☆

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『Thoughts』LUNA SEA
(8月28日 最高7位 初動1.7万枚 売上2.0万枚)

Thoughts(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付)Thoughts(初回限定盤B)(DVD付)Thoughts

「Thoughts」
(作詞・作曲・編曲:LUNA SEA)
オンラインアクションRPG『マスター オブ カオス』CMソング。原曲はINORAN。クールでスピーディーなロックサウンドで、あぁいつものLUNA SEAだなぁという感じの一曲。サビのメロディーが隆一のソロアルバム『Love』収録の「Evolution」に似てるなぁとちょっと思った。
満足度★★★★☆

「Lost World」
(作詞・作曲・編曲:LUNA SEA)
スマートフォンゲーム『スペースファイター』CMソング。原曲はRYUICHI。チャカチャカ刻んでいるギターが印象的。
満足度★★★☆☆

先日の『ミュージックステーション』で久々にその生態を確認することが出来たが、結局、いつの間に復活していたのかよくわからない。まず今の状態は“完全復活”なのだろうか?



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